頭痛が続いていて学校に行く元気のない
小4の息子を小児科へ連れていったところ
症状から起立性調節障害(OD)の疑いがある
と説明を受けた息子と私。
昨日のブログはこちら↓
今日はその続きです。
息子はODの説明を聞いて、自分は
「違うと思う」と言いました。
一方で母親の私は複雑な気持ちでも
ありました。
原因が分かるかもしれないという
安心感は感じたものの
実は中3の姪っ子がODの診断を
受けており、中々付き合い方が難しい
ものなのだなぁと体感していたからです。
でも、そもそも「疑い」の状態では
先生から言われたことをやってみたり
漢方薬を飲んでみて
症状の軽減があるか見てみること、
まずはそんな実験が必要
ただそれだけなのですからね。
やってみよう!そう思いました。
でもね、
大切なことを忘れていたのです。
よくよく考えてみると私がやるのでは
なくこれは息子がやることです。
「体の問題ではないと思う」と言って
いた息子に、先生の話を聞いて
どう感じたか?どうしたいと思ったか
聞いてみました。
私と息子はベッドで寝付くまでよく
おしゃべりするんですよね。この
リラックスタイムに聞いてみました。
すると、息子は
「違うとは思うけど、ずっと頭痛いのも
嫌だからやってみる」と言いました。
先生が提案してくれたことを確認しながら
息子にやれそうで、やってみようと
思うことを聞いてみました。
息子が決めたこと
そして息子が決めたのはこんなこと。
(提案は私もしましたがね)
◯水筒(800ml入るもの)の水を1日かけて
飲む。プラス毎食時と薬を飲む時
各コップ一杯飲む(150mlずつ
トータル900ml)で1700mlの計算です。
◯朝と昼にコーンスープを追加する。
(夜は今までどおりみそ汁)
◯朝は塩をしっかりしたおにぎりにする。
◯漢方薬はオブラートを使っても変な
味がして死ぬかと思ったので
1日1回から慣れていく。
→効果は減るでしょうが、まずは
できるところから始めてみます
◯自分でできると思うから声かけは
なしで大丈夫。一先ずやってみる。
以上です。
五苓散が出ました。
体の水分の巡りをよくして自律神経の不調に伴う
頭痛やだるさを改善してくれるのだそう。
私は中医学が好きなので漢方薬の働き方にはスゴ!
って思うのです。
効果や正確さを求めると不十分かも
しれませんが、大切なのは
息子が自分で選択した、決めたという
ことなのです。
そうやって自分事として考えてみたり
やってみたりすることで自主性と
自分に対する責任感が育ちます。
私は今まで散々やらかしてきたんです。
母親の私が決めてきたり
正解へ導こうと、コントロールしようと
したり、ということを。
そして、今もついついそのクセが出て
きてしまうんですよね。
でも気づけば、やめる、修正するだけ。
気づいたということは、それができる
のですから大丈夫なのです。
そうやって、息子の人生の主導権を
息子本人へ戻していく。
10歳という年齢的にも
それがやりやすくなってきました。
2週間やってみて頭痛が少しでも軽減
すればいいな、と思います。
学校に行く、行かない、は息子が
決めることなので、頭痛の有無と直結
はしないかもしれませんが、体は心の
土台でもありますからね。
今日も最後までお読みくださり
ありがとうございました