クリープパーマ


従来のパーマとクリープパーマの違いは中間洗浄の後の放置タイムにあります


パーマをかけるプロセスは



①1液で髪の結合を切る


②ロッドの形に添わせる


③中間洗浄する


④2液を付けて髪の結合をつなげる  


です




クリープパーマの特徴はこの③と④の間に髪の中の分子を移動させる


クリープタイムを置く事にあります


アルカリ還元剤で切られた髪の中には曲げられた内側と外側に圧縮と引っ張りの


ストレスがかけられています


ここでクリープタイムを置くことにより髪の内部のストレスが緩和されていくのと


ウェーブが促進される効果が望めます


では実際にモデルさんで見てみましょう


まずビフォアの状態です


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ロッドをワインドした状態です
 

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カールチェックをしてから中間洗浄をします


ここがとても大事な工程になります 約5分ぐらいします

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次に蒸しタオルを巻いてキャップをしてから加温をします


これがクリープタイムになり 髪の分子間移動を促進させます  加温約5分 クーリング約5分


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この後しっかり2液タイムを置いて流します


ドライ前です


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デザインや髪質 髪のダメージ度合いにより還元剤の種類を選択し


前処理剤 後処理剤などをえらんで施術していきます


パーマのダメージはアルカリのアタックする力でだいたい決まります


コールドパーマのアルカリアタック力が10としたらクリープパーマの


アルカリアタック力は6ぐらいのイメージです


この差がダメージの軽減になります





仕上がりです




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ダメージをおさえてパーマをかける事がフワッとしたカールの条件になります





半年ぶりにパーマ 


前回はスピエラメインのクリープパーマ


ゆるめです


今回は 毛先はカール感が残るぐらいでパーマします


まずはリタッチ

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パーマとカラーを同時にするのでカラーは根元のみでいきます


ではパーマしていきます


ビフォア

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前回はスピエラでいったが クリープするのに酸干渉があるということで


今回はシスアミでいきます


パーマのイメージで 髪の真ん中よりリング部分にカールをつけた方が


芯のあるウェーブが出る 


シスアミはリング部分の疎水部の還元が特徴になるのでクリープには


適している  すごい部分までケミカルはすすんでます


酸性シスアミの水割りで加温6分


チェックっす

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ダメージの違いのある毛髪に対して還元を先にすすめるイメージです


前回のパーマ以外の部分がまだ緩い感じ


PH8.6 アルカリ3.3 の真ん中 リングの疎水親水部還元剤を塗布


メインはシスアミのリング還元で 他の部分を低アルカリで軽く還元をして


クリープの準備をします


酸性だとクリープ効率がわるくなるので




3分でチェックっす

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ぐっときました


中間水洗


チェック

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ここでの狙いは


クリープ効果と還元中に生成されるミックスジスルフィドを毛髪から流す事での還元促進です


さらに蒸しタオルを巻いて加温します


クリープを促進させます


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5分加温してもう一度チェック


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ドライをしてもカールがしっかり出るぐらいです


ドライ前

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仕上がり

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酸化時間は全部で15分ぐらい置いてます


最後にヘマチンとバッファー処理をすることでウェーブの持ちを狙ってます


ダメージ特有のザラツキは感じない良い仕上がりになりました


以上








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今回は縮毛矯正の毛にデジタルパーマです


毛先10センチは2回の履歴があります


2回目は低温で軽くなので髪の毛はそんなに熱変性はしていない


髪は軟毛でずっとグレイをしているのでパーマは酸性の還元剤で慎重にいきます


ビフォア

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目指すは大き目カール 


アルカリはリスクが高い なので最小でいきます


まず酸性チオを塗布 その上からスピエラに少し酸性シスアミプラスを塗布


加温で8分  チェック

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まずまずです  ここでアルカリ水(PH9.2 アルカリ1.8)を付けて


加温3分 で流し


眠ってるチオを活性さすのとクリープには酸性では厳しいため


ここでスピエラは酸干渉が強いらしいのでもう少しアルカリを強めたいけど


最初のコンセプトどおりアルカリは最小でいきます


デジロッドをワインド


ここで濡れ生地を一緒にまいてクリープを期待します

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60°で5分55°で5分


クーリングドライ5分


架橋剤を付けてからブロム酸6分6分 過水3分


トリートメントの前にポリイオンコンプレックスをして


タオルドライ後にも薄めに塗布


ドライ前

 
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仕上がり

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フワッと大きくカールでました


矯正毛の場合クリープよりは熱でウェーブを出すイメージのプロセス


水布のクリープは少し毛髪内のストレスを緩めるイメージ


架橋剤とコンプレックスは軟毛だと有効だと思います


ダメージとアルカリ操作はもう少し勉強していきたいです



以上










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