聞き間違いであって欲しい
乳がんでお世話になった病院に
先日、付き添いで行ってきたんです。
その時に間違いであって欲しい
信じられない出来事が・・・
場所は待合室。
6~7メートル離れた場所から
大きな声が聞こえてきました。
声の主は看護師さんです。
ご家族と一緒に来られていた
おじいちゃんに問いかけていました。
私の頭の中は
【はてな?】だらけ どうゆうこと?
①待合室
②看護師さん
③最期の希望
ありえない
シュチュエーション
無言で隣りの友人を見たら
鏡のように同じ表情をしていました。
びっくりしすぎて会話にならず
お互いに、この上ない怪訝な表情で
看護師さんに目線を集中させていました。
ちょっと待って。嘘でしょ?
看護師さんの言葉はこう続きます。
・・・(c ̄- ̄)
えっ?今なんて?
(゚Д゚;(゚Д゚;)
嘘でしょーーーー!
これから検査なの?
じゃあ さっきの言葉なぁに?
おじいちゃんの・・・
おじいちゃんの家族の気持ち・・・
もう、びっくりを通り越して
怒りの気持ちがわいてきましたよ。
きっとね
また~~!リーフさん
作り話作って~~~
そんな風に思われた方もいるかと思います。
でもね、違うんです。
何故ならば、その看護師さんは
【あの時の看護師さん】だから・・・
私、そんなに暇じゃないのよ!
上に書いたのは私が浴びせられた言葉。
手術前検査の造影MRIで
乳がんが見つからない。
「やっぱり検査の時、行けば良かったな」
ボソッと言った主治医のその一言に
“乳がんは本当にあるの?”
全摘手術を目前にして不安MAXの時でした。
乳がんがないのに全摘をするかもしれない。
もしかしたら友人が乳がんかも・・・
詳しい状況はここです
この時のブログでは
“ その旨を看護師さんづたいに
主治医に確認してもらったけど ”
そう書くにとどめたけど
① 全摘手術を控えている
② MRIで乳がんが確認できない
③ 造影剤がだいぶ漏れていた
このことを通りかかった
看護師さんにお話しして
主治医の先生にMRIを撮り直さなくて良いか
聞いて欲しいとお願いしたんです。
私も手術を目前にして必死でした。
その返事が イライラを隠さずに
言われたコレです
・・・・・
この2つのパワーあるお言葉は
同じ看護師さんから発せられたもの。
そうです。
【あの時の看護師さん】
顔はやっぱり意地悪顔
なにごとも初心忘れるべからず
このおかたは、看護師さんになった時
どんな気持ちで白衣を身につけたのでしょう?
初めからそんな毒舌を患者さんに
浴びせてないですよね
患者さんは
看護師さんの寄り添いのひとことで
安心できるんです。
ひとこと 言いたい。
「言葉にトゲのある人は嫌い」
「ちょっとくらい微笑もうよ」
どんな仕事でもストレスはありますし、
思うようにいかないこと、ムカツクこと。
山ほどありますよね。私もあります。
でも・・・
どんな仕事でも、仕事じゃなくても
相手が目の前にいても、いなくても。
どんなシチュエーションでも
“ 相手の立場に立つ ”
“ 人に心を寄せる ”
って、大事なこと。
その気持ちは
いくつになっても持ち続けていこう。
改めてそう強く思った出来事でした



【 私の乳癌DATA 】
2022年6月 年に1度の乳癌検診
2022年7月 マンモトーム生検・乳がん告知
2022年10月 乳房切除術(全摘出)
2022年11月 病理検査結果
右乳房境界部乳癌(微小浸潤癌)
ステージ1 ルミナルA
浸潤癌だったけど 手術後は
主治医の判断により無治療となりました