退院(手術5日後) | 浸潤性乳がん・・・手術のち無治療

浸潤性乳がん・・・手術のち無治療

2022年秋 右乳房全摘手術
ステージ1 ・ルミナルA
手術後、無治療で過ごしてます

【乳がんにまつわるお金の話】
体験談コラムを書きました

手術する病院、主治医の選び方や
入院準備リスト、入院中の羽織物
100均での入院準備などもご紹介!

 

 

  感謝で一杯です

 

 

サムネイル

うん。いいでしょう。
明日、退院でオッケー!

 

前日に退院OKをいただけたので

さぁ、始めますよ。大の苦手の荷造り。

・・・と思いましたが

前日の夜はやめました。

どうせ、まとまらないから 泣き笑い

 

というわけで、退院日の朝から

気合を入れて、荷造りSTART!

 

手術したのは利き手側だから

もっと手こずるかと思ってたけど、

案外スムーズに荷造り完了 ひらめき

 

Yちゃんが面会に来てくれた時に

荷物を沢山持って帰ってくれたのが

功を奏した。サンキュー指差し飛び出すハート

 

 

ベテラン看護師さんからは

『退院は10時頃を目安ね。

だいたいでいいわよ。』と

言われていた。

アバウト感がベテランさんらしい(笑)

 

私服に着替えて、Yちゃんも到着。

何度も忘れ物はないかを確認して

最後に部屋に一礼をした。

なんでだろう?

そんな気持ちになった。

 

 

本当はナースステーションに一言、

お礼を言ってから帰りたくて

様子を伺っていたんだけど

みなさん、とても忙しそう。

 

私が声をかける事で

仕事の手を止めさせてしまうのは

忍びない・・・不安

 

担当の看護師さんにだけ、その旨を話し

『そのお気持ちだけで、充分です ニコニコ』と

言っていただいたので

念の為、夜のうちに書いておいたメモを

テレビ台の上に置き、部屋を出た。

 

 

  ついにシャバへ

 

 

Yちゃんと共に1階へ下り、退院手続き。

そのまま、保険の書類手続きを申請。

作成してもらうのに、何週間もかかるから

こうゆう手続きは早いに越したことはない。

 

入院中はコロナ対策で禁止されていた、

1Fのコーヒーショップへの立寄る。

 

やっと解禁 コーヒー看板持ち飛び出すハート

ドーナッツとコーヒーでまずは一息。

もう、ほっとするったらない 泣き笑い

入院中、まともなコーヒーを

飲めなかったから美味しかった。

 

 

そして、ついにシャバへ(笑)

 

自由っていい!指差し

FREEDOM!指差し

 

1週間ぶりの外の世界は

それだけで嬉しかった。

この駐車場を、たまに病棟の廊下から

眺めていたんだ。いいなーって。

 

Yちゃん運転で出発進行!

帰りに、入院の時に来ようとしてくれた

友人の所へ寄ることにした。

満面の笑みで喜び、労ってくれた。

良かった、良かった。

安心させることが出来た ひらめき

 

 

  無事、帰宅

 

 

とにもかくにも無事、

手術を終えて帰って来れた。

ずっと、支えてくれたYちゃんのお陰です。

 

ドレーンという片時も離れられない相棒を

引き連れての帰宅なので

ちょっと生活しづらいですけど

慣れるほかありません。

 

やっぱり体力は落ちているのか

寄り道をして友人に会い、

帰り道に昼食を食べたので

家に帰って来ただけでだいぶ疲れました。

 

 

とにかく、今日からは突然看護師さんや

お医者さんが部屋へ入って来る事はない。

 

入院中は夜以外、ほとんど

ベッドに横にならなかったんです。

傷を修復するのに体力を使うのか、

夜は早い時間から眠くて眠くて

消灯時間なんて待てなくて

早々と寝ていました。

 

だから昼間は椅子に座ったり

無駄に歩いたりしてました。

 

退院後の生活に備えて

生活のリズムを守りたかったし

筋力も落としたくなかった。

人が急に入って来るのも

なんとなく落ち着かなくて 真顔

 

これからは、自宅で今まで通り

自分のペースで生活出来ます。

やっぱり家が1番ですね。

 

 

  私は私

 

 

長いようで、意外と

あっという間だった6泊7日の入院生活。

大きな山を一つ越えることが出来ました。

 

私は全摘手術を受けたので、

右胸に残ったのは、17センチの傷跡。

それと、まだ入っているけど

ストロー大のドレーンの穴が

2つ残るのでしょう。

センチネルリンパ生検跡も

なかなかのダメージ。

 

でも、手術後の自分の姿を見ても

“ そっか こうなるんだ。” と

すんなり受け止められた自分にも

驚いています。

 

身体に傷は残ったけど

心に傷は残りませんでした。

 

胸がなくなったって 私は私 指差し

これからの人生、

胸を張って生きていきます。