リーフ・カフェのこと。 | リーフ・カフェ ジャルディーノ (リーフカフェ)  leaf-cafe' giardino 現実逃避の場所

リーフ・カフェ ジャルディーノ (リーフカフェ)  leaf-cafe' giardino 現実逃避の場所

無理はしない。
好きなことは、大切にする。

流れにさからわない。

そのままで。

benvenuti a leaf-cafe' giardino!!

リーフ・カフェ ジャルディーノを
オープンさせて
4月1日に10年経った。

 

こんなことを言うと、
なんだそれとおこられそうだけど・・・。
もともと、飲食店をやりたいと思ったことはない。

 

そもそも、店を持つなんて経済的に
考えられなかったし・・・。
店を始めると、
店に縛られると思っていた。

 

なりたいと思っていた職業にはつけず、
住みたいと思った場所には住めず、
結婚も時期が来れば出来るのだろうと思っていたが

これもなかなか・・・。

そんなワタシが

カフェを経営することになるなんて、
想像もしていなかった現実。

 

縁あって、ここに家が建ち
実家が初めて出来た。
イタリアから貯金を使い果たし
ここに帰るしかなく
しぶしぶ戻ってくるというありさま。

放蕩娘もいいところ。

 

とりあえずは、何か仕事しなくてはと
働きに出るが、
体調を崩してしまうほど

ストレスを感じてしまった。
 

今までのお菓子の修行は、
前の日のデコレーションケーキのクリームを剥がして

もう一度塗り直してショーケースに出す・・・。
なんてことをするためじゃない・・・。

 

1年半ほど我慢したが、

3か所ほどハゲてしまった・・・。

 

もともと、工房は作っていたから
自分のお菓子を売るということを真剣に考えて
仕事を辞めて、フリーランスに戻ることにした。

 

それから間もなく、
このリーフ・カフェ ジャルディーノが出来ていく。

夢物語のようなことが
現実に起こるんだなと・・・
自分のことのようには思えなかった。
 

今となっては、
ワタシの意志とは別の・・・、
なにか大きな意志によるもののように感じている。

これを運命や使命というのかもしれない。

 

オープン日は
4月1日、
エイプリール、
嘘みたいな日にしよう。
 

そう決めて、準備をしていた
3月11日。

ラジオが急に切り替わり

地震の速報が流れた。

仙台の友人が気になり
連絡をするが通じなかった。

 

1週間、10日・・・、
とにかく長い時間、
連絡がつかず、不安だけ積もっていった。

 

海外のニュースの方が
日本で流れているニュース映像よりも
かなり深刻で、海外の友人たちから
心配のメールが来た。

 

幸い、みな、無事だった。

 

日本がこんな時に
カフェなんてやっていいのだろうか・・・。

カフェなんて、在ってもなくても・・・、
いや、どちらかというと
贅沢の部類にはいるのでは・・・。

 

いろいろ迷ったが・・・、
できることは、お菓子を作る、
料理を作るコト。
他で働くにも、
どうも、社会不適合者の様である・・・。

日本の会社組織に適合できないようだ。


ワタシには、これしか出来ることがない・・・。

 

リーフ・カフェ ジャルディーノは
2011年・春
こうやって始まりました。

 

(つづく)