New Order K.N 様 LeD07㎜14/Cst Model 制作工程 その3 | 神戸楽器店 リードマンのブログ

神戸楽器店 リードマンのブログ

楽器の販売からスタジオレンタル、PAまで幅広くサポートいたします!

New Order K.N 様 LeD07㎜14/Cst Model 制作工程 続編です。

 

梅雨明けから作業を行い表甲・裏甲・胴が出来上がり久しく工房へ行く  

LeD07mm14/Cst


胴・裏甲にとてもよく合うホンジュラスマホガニーを探し出せたのでマッチングの
良いギターができます 小林 大作氏のサイン

OOサイズで小さめですがタイトで立上りの良い下から上まで鳴るギターが
出来上がります

K.Countryの音を決めるブレーシングの幅と高さDタイプとは違う削りです
サスティーンを伸ばすために表甲にアールを付けています。

ロゼッタはシンプルなマルチでオーナー様のご希望通りで最高です。

裏甲ブレーシングです,力木は細く高くでK.Countryの響きを奏でます。

綺麗な杢目なのでセンターストリップを無くし木を感じる。

裏甲ブレーシング綺麗に削られ,タイトな音が下から上まで鳴りました。

ネックとボディー

表甲・裏甲・胴・ネックが揃いました。午前中の撮影を一旦終了しました。
午後からオーナー様が兵庫から小諸まで二十歳の記念に製作中のこの
ギターと大作氏に会いに来られます

記念にサウンドホール下にサインする。非常に良い記念になっと思います。

トリムをへリングボーンバインディングをメープル材と決めていましたが,
実際の表甲に色々材をあて イメージを確かめシンプルマルチ黒ハチマキ
に決定。

ポジションマークの貝をアバロン貝と白蝶貝を並べ白蝶貝に決定。

完成をイメージするために表甲に指板やサドル付きブリッジなどを仮置きする

指板最終部の仕上方を選んでいただきお好きな形決定。

ピックガードの柄を選びこのままでは大きくマッチしないので
ピックガードの形を決めて頂く

ピックガードまで決め数時間お客様と大作さんと工房で楽しい時間を
過ごしました。
 

2021年10月  LeadMan 今西