New Order K.M 様 LeD15FAmc/Cst Model 制作工程 その4 | 神戸楽器店 リードマンのブログ

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New Order K.M 様 LeD15FAmc/Cst Model 続編です。

 

梅雨明けから作業を行い表甲・裏甲・胴ができあがり久しく工房へ行く 2021年10月22日


今回製作はボディーと横板が3本ともマホガニー材で1本はLeDシリーズでは
初めてのナイロン弦ギター です。  小林 大作氏のサイン

オーナー様はLeDシリーズ4本目の特注品で杉のトップとフィギャードアフリカン
マホガニーサイドバック でナイロン弦ギターの製作です。
ラテン系音楽にマッチするように製作します。
アコースティックギターとナイロン弦ギターのブレーシングは弦の力が違うので
形も全く別になります。

ナイロン弦ギター用ブレーシングでアコースティックギターとは全く別物です。

 ラテン系に似合うロゼッタ

 ナイロン弦の音を感じれる杉の表甲です

  綺麗に削り上げられたブレーシングです,鳴りを良くするために幅を狭く
強度を保つために高さを高くしています。 

杢目が非常に美しく鳴りの良いフィギャードアフリカンマホガニー。
木目がホンマに綺麗!

どの角度から見ても美しく存在感のある材です。

ボディーとネック材です。(このような柾目の綺麗なネック材は非常に珍しく
貴重なので2本の棹より最高級の1本棹がお勧めなのでオーナー様に相談
し1本棹に決定)

数時間後1本棹完成。 最高級の材で作るナイロン弦ギター完成が非常に楽しみです。
 
 

2021年10月 LeadMan 今西