New Order Y.S 様 LeD09ms/Cst Model 制作工程 | 神戸楽器店 リードマンのブログ

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New Order Y.S 様 LeD09ms/Cst Model 制作工程です。

 

今回のテーマは,マーチンD18の音でデザインは古楽器のイメージで製作する,

いつもは完成の状態を想像する事ができるが今回は,イメージしやすくする為

デザイン画を作成し徐々に各パーツを決める。


全体像をイメージできるように現物のローズバインディングと二重のパフ
リングを用意しました。

サウンドホールのロゼットになります。
ボディ周りの装飾がインパクトがあるので、 ロゼットのデザインも同じパフ
リングを巻いて豪華に仕上げたいと思います。
三角や丸やダイヤの古楽器調のデザインをロゼットの枠の中に入れ, 現在
デザイン画で白いロゼットの部分を黒色の黒檀を埋めて、 貝でなく古い時
代に多く使われた白い牛骨を埋め込むとますます古楽器らしくなります。
ブリッジ部は3通り、古い時代人気のデザインを2通り加えてみました。
それぞれ黒色に塗り潰した箇所に貝や牛骨が入ったらと想像しています。
ベリーブリッジに決定
ブリッジ両サイドに飾
りを入れる。
白い貝ではなくデザイン
された 物を入れる。

 
 

 
 

ヘッド・指板・ブリッジ・ピックガードすべてブラジリアンローズウッド(ハカランダ)

ヘッド・指板・ブリッジはブラジリアンローズウッド・ピックガードはコア
埋め込み型のピックガードは2種類、ハカランダかコアかどちらかを選択 2021年3月

実際の胴材に3通りの飾りを試してみました

 

 

長期間保存していたこのシトカスプルースは横裏材ともマッチングが良かった。
長期保存のためヤニがでていますが,製作時削るのでヤニ跡はなくなります,
目の詰まった良い材です。

裏板材のマホガニーです,この材は目の通りが良く軽やかであたたかさのある
音がしました。 表材との相性はバッチリ良い感じです。
マホガニーネック材に指板・ブリッジ・ピックガード材を並べました。

 

ブラジリアンローズウッド(ハカランダ)指板にブリッジは当初用意していたもの
から指板の木目に 良く合うブラジリアンローズウッド材のブリッジ材に変更
埋め込みピックガードはコア材を使用します。

ほぼ材料が決まったので,各材の加工調整を行っていきます。

梅雨時期までには,材の加工調整を行い梅雨時期後から製作に進みます。

数か月後また報告致します。           

2021年4月 Leadman 今西