New Order K.M 様 LeD15FAmc/Cst Model 制作工程 | 神戸楽器店 リードマンのブログ

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New Order K.M 様 LeD15FAmc/Cst Model 制作工程です。

 

LeDシリーズでは初めてのナイロン弦ギター製作です,主にラテン系の音楽を演奏されるので オーナー様からお預かりしている胴裏材とネック材に合う表板を選んできました。


 

20年位前に30年位前の材という事で仕入てストックしていた杉の表板です。 鳴りは乾いた感じで立上りの反応が良く甘く下から上まで太く鳴る予感です。 杢目がすっと通って見るからにいい材です


 
フィギャードアフリカンマホガニーの
裏材と胴材

 
フィギャードアフリカン マホガニーの
杢目の美しさは素晴らしいとしか言えないぐらい
美しい。
杢目が「ハ」の字になって いるが「平行」杢目の方が 癖のない響きがあるように 思われるので平行にするか? 「ハ」の字にするか?
再検討!!

 
平行杢目にする場合は
右側の斜めの線でカットする
ネック切り出し方

ネックは伝統製法のネームプレート右上の斜めの線(仮)でカットし木目が平行にならないように接合 ネックプレート右側・一本竿にすると木目が平行になるので伝統製法より強度が低くなる。




 
Gotoh製の黒ノブ糸巻き

ほぼ材料が決まったので,各材の加工調整を行っていきます。

梅雨時期までには,材の加工調整を行い梅雨時期後から製作に進みます。

数か月後また報告致します。 

 

          

2021年4月 Leadman 今西