毎月のLead授業報告会では

各講師から、授業での気づきや生徒さんの成長の様子が語られます。

普段、1対1で授業をおこなっている私たち講師にとって

お互いの話をたくさん聞くことができる、とても貴重な時間となっています。

 

前回、ある講師からの報告で

子どもたちの”見え方”についての興味深い話がありました。

 

例えば、紙面上で時計の絵を見て「8時15分」と答えられても

壁にかかっている実物の時計が8時15分であることがわからなかったり

授業中に何度もやった基礎計算は完璧にできているのに

テストで同じ問題が出てきても解き方が全くわからなくなってしまうというケース。

生徒さんによくよく聞いてみると

文字の大きさやフォント、紙の質感、問題が書いてある位置、

2Dと3Dの違い、その場の雰囲気・・・

いろいろな要素が

まるで初めて見る問題のような印象を与えてしまうようなのです。

 

「これとあれは、同じことなのだ」と

通常頭が勝手に変換してくれているようなことが

苦手なお子さんは、確かに結構多いかもしれません。

 

そういった場合、ちょっと面倒ではありますが

いろいろなタイプの時計を見ながら練習したり

わざと異なる種類の問題集から類題をコピーしたり

時にはノートに手書きで同じ問題を書いてみるなど

「これとあれは、同じことなのだ」を実感できるような体験を重ねるという

丁寧なアプローチが大切になってくるのかなと思います。

 

見え方、捉え方の違い・・・

学習場面では特に、それが影響しやすいのかもしれません。

まずは目の前のお子さんがどのような捉え方をしているのか

気付くこと、理解することから始めたいですね。