ちょっと訳のわからないネーミングですが・・・
タルトの土台に季節のフルーツをのせ、焼いただけのシンプルなタルトです。
旬のフルーツを使うのでその時々で使うフルーツは変わるのですが、一年中なんらかの果物がのった焼きっぱなしの焼きタルトを販売しています。
杏のタルト

今の時期はアンズを使っています。
個人的にアンズは大好きな素材で、生食では酸味が強すぎるのですが、火を通すと酸味と甘みが出て抜群の美味しさが味わえます。
フルーツは生でたべるのが一番かもしれませんが、焼いたりコンポートにしたりすると生とは違った美味しさを感じさせてくれる物もあります。
お魚と一緒で、刺身もいいけど塩焼きや煮つけも美味しい、といったところでしょうか・・・
アンズが終わると洋ナシ(ラ・フランス) りんご(ふじ)と続き、なんとなく順番が決まっているのですが、たまに実験的に変わった果物もとりあえず焼いてみることがあります。
意外と美味しかったというものもありますが、これはちょっと・・・というものもあります。
酸味の強いイチゴをタルトにして焼いたことがあるのですが、ストロベリージャムのようになり、甘味・酸味・香りのバランスが良く、味は申し分なかったのですが、見た目がいまいち・・・ボツになった事もあります。
焼きタルトは見た目が地味なお菓子ですが、味のある、大好きなお菓子です。
紅茶とも相性が良く、ティータイムにもってこいのお菓子だと思います。
特にクセのない紅茶(ヌワラエリア)とラ・フランスのタルトの相性は抜群です。
10月に入るとラ・フランスのタルトを販売できると思いますので、楽しみにしていて下さい。