フランス語文法 第29回 受動表現・代名動詞 | 子育てしながらフランス語

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2013年5月に第一子の女の子を出産しました。
最近フランス語の勉強を最近再開。
フランス語、子育て、主婦業について書いていきたいと思います。

今日は久しぶりに朝早起きしてフランス語の勉強ができました晴れ
夫や子どもより一足早く起きて、自分の時間をもつことは大切ですねニコニコ
朝、フランス語をすることで、パリにいた生活を思い出したりして穏やかな心になれましたラブラブ


さて、受動表現と代名動詞について勉強しました。

受動表現は日本語の「~される」にあたる表現。
その表現を表すフランス語は①受動態②代名動詞の受動的用法③onの3つがある

受動表現の心:動作主をはっきり言わない場合に使われる。※動作をしている人(物)ではなく、動作を受けている人(物)にフィーチャーしている。

例)カナダではフランス語が話される。
On parle français au Canada.


ボーダー●受動態

受動態の形
<受動主 + être + 過去分詞 (+ par/de + 動作主>*過去分詞は受動主に性数一致

例)Paul est aimé par Marie.
例)Marie est aimée par Paul.

parとdeの違い
par:一時的な動作(英語のbyに当たる)
Cette lettre est écrite par Paul.「この手紙はポールによって書かれた」

de: 継続的な動作(感情・心情に関わるものが多い)(英語のofに当たる)
Le petit prince est aimé de tout le monde.「王子様は皆に愛されている」←ずっと愛されている


ボーダー●代名動詞

主語自身を直接/間接目的語とする再帰代名詞を内蔵した動詞表現
例)Paul lève Paul.→Paul se lève.


再帰代名詞の形

再帰代名詞の配置図
(nous,me,vous,teは人称代名詞補語と同じ)

     se
     se

nous       vous
 me        te



代名動詞の意味(4つ)


①再帰的用法(通常の用法)
Je me lève le dimanche.(私は日曜日は早く起きます)※曜日/日にちの前には定冠詞をつける。

②相互的用法(主語が複数の場合)※行為をやり合う
Ils se sont injuriés violemment.(彼らは激しく罵りあっていた)※s'injurier:ののしり合う

③受動的用法(主語がものの場合)
Ce roman se lit très aisément.(この小説は簡単に読める)★ネイティブの頭の中:本がパラパラとめくられている。

④本質的用法(代名動詞として決まった意味があるもの、「se~」で意味が決まっている。言葉として辞書にも載っている)
Je me souviens de cet homme.(わたしはその男を覚えている)
se souvenir de:~を覚えている


代名動詞、難しいけれど、大体は理解できたと思いますひらめき電球