KIZUNAのD66ラスティ。現在はZ66ラスティという名称になってます。
自分のラケットでは初のキズナです。


◯KIZUNAとは?
バドミントンのブランドの一つ。
laマイスターという会社のバドミントンストリングのブランドです。リーニンやビクターのストリングの製造もしている模様。
laマイスターのブランドともあるし、株式会社キズナジャパンとも書いてある。詳しい形態は不明。
ちなみに自分が推してるメーカー(ブランド)の一つでもあります。
↓キズナとlaマイスターのサイト。
追記:少し前、KIZUNAジャパンがlaマイスターに吸収・合併されたらしいです。
◯公称スペック
・耐久 :8
・反発 :10
・打球音 :8
・コントロール :9
・飛距離 :9
・衝撃吸収 :9
・ミディアム〜ハード→ハード
(※名所変更に伴い、表記も変更。中身は同じハズ。)
・23〜28ポンド推奨
・0.66ミリ
・日本製
・素材・構造
芯糸/高強度ナイロン・マルチフィラメント+PPS繊維
側糸/高強度ナイロン・ブレーディング加工
・カラー:ホワイト、イエロー
(カラーをもっと充実させてくれ…)
0.68ミリの硬いガットがみんなベクトランを使う中、ベクトラン無しでどうやって硬くしているんだろう?
「反発と高弾」がキーワード。
キズナの弾きと反発の定義は別。
・弾き:球離れが速い。ストリングとシャトルが接している時間が比較的短い
・反発:球離れが遅い、ストリングとシャトルが接している時間が比較的長い(くわえ込む感じ、トランポリンみたいな感じ。)
D66は弾きと反発をバランス良く両立させているとのこと。
自分も弾きと反発は違うよなー…とずっと思っていた。こういうところにかなり好感が持てる。
YONEXもこの定義を導入してほしいな…。
◯実打レビュー
新しく買ったデュオラZストライクに26-28ポンドで。

キズナのBG80という感じ。ハードヒッター向け。
かなり硬めの打球感、ザラザラした表面。すこし細く、耐久性の高いBG80と言えるかなと。
個人的に一番好きかも。
どのショットを打っても威力やキレのある、質のいい球が打てる。柔らかい球種もオーケー。
硬めだから、スマッシュがかなり気持ち良い。打球感もかなり良い。0.66ミリと細いから、0.68ミリのBG80よりはやや打ちごたえに欠ける気がするけど、許容範囲内。細い分、弾きの点で恩恵があるし。
テンションは高めの方が性能は出やすいと思う。個人的には、硬いガット✕緩め、はあんまり良いイメージが無い。
ザラザラとした表面も◎。BG66フォースなどとはまた違う適度な食いつきがある。
この恩恵は大きい。表面以外の要素も大きいとは思うけれど、一瞬の掴みのお陰でシャトルコントロールがしやすい。
特にヘアピンのスピンはとてもしやすく感じる。
それと、目ズレが起きにくいように感じた。
ここで、敢えて欠点を挙げておくなら、YONEXなどと比べ置いている店が少ないことかも。
店でガット張りを頼む人の場合、店に無いと持ち込みとなって、料金が高くなってしまうのがキツイ…。
BG80は
・冬に張った
・オーバーヘッドストロークが不安定だった
・おまけにグロメットが少しダメだった
というのも悪かったとは思うけれど、2日目で下手切れ。それ以後、下手切れとBG80の沼にハマるのを恐れてあまり使ってない。
いかにもガットが伸びない・打つ時たわまない感じはあって、そりゃスイートスポット外せば切れるな、と…。
D66も硬いけれど、BG80ほど切れやすそうな気配はない。
他の柔らかいガットよりは下手切れはしやすいかもしれないけれど…。
硬いガットが好きだけど、下手切れが怖いという人には是非使ってみて欲しい。