安倍さんは、三国志なら袁紹 | ふぇりっくす日記

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安倍総理のことを全否定というのも酷なので、傾向として…という話です。


基本的にいいとこのお坊ちゃんで、世間一般の苦労知らずで、反知性主義で、

自分に阿る(おもねる)ものを重用して、本当に優秀な人からは軽蔑される。


どこか袁紹に似てるかな、と思います。


(全部じゃないですよ)




マスコミ操作とか、GPIFによる株価操作とか、

ああいうものが政治だと思ってるあたり、ロクな政治家じゃないと思います。


また、都度都度書いてることですが、

今の自民党の改憲草案は、時代錯誤の「お触れ書き」です。


戦前チックな復古主義ですらない。

江戸以前というか、愛国音痴もほどがあるというか…。


あんなアホの極みの思想書もどきは一旦廃止したうえで、

純粋に安全保障の観点から9条の是非を問うべきです。


でないと、9条改憲派の私でも、賛成できん。



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もともと操作されていた株価が落ちて、

それでオタオタしてもしょうがない。


苦言を聞かない…ということが、どういうことなのか。

歴史に学びましょう。





三国志読本から、少し引用。( )内は私が補足。



それ(曹操)に対して、「持てる人」であった袁紹はどうでしょうか。のちに曹操のもとで知略をふるうことになる郭嘉が、袁紹に面会して、「袁紹は学問をおろそかにしたのだ」と喝破しています。学問の力とは、けっきょく人を知る力です。いちど、好かぬ男だ、とおもえば、その感情の目でその人をみつづける癖を、袁紹はもっていました。人を見直すことをしないのです。そのために多くの才能をのがしてしまう。





(中略)





話を曹操にもどしましょう。学ぶ、という点で、曹操が傑出していたのが、諌言に対して聞く耳を持っていたことです。董卓と闘うための挙兵直後、のちに腹心となる鮑信(ほうしん)にむかって、



「直言を避けていたら、人は成長しない。苦言や諫言は良薬のようなものだ、と殷の湯王(いんのとうおう)がいっている。たとえにがくても、呑まねば、病は治らない。わたしの悪いところがどこか、遠慮なくいってもらいたい」



といっているように、自分と違う意見でも、良いと思えばためらうことなく採用した。


もっとも、これは例外だと考えたほうがいいでしょう。やはり君主からすると、諌言は苦いものです。後漢や三国の時代にかぎらず、諌言を咎められて失脚したり、いのちを落とした家臣は枚挙にいとまがありません。


曹操と袁紹の大決戦となった「官渡の戦い」の前、袁紹の最高の謀臣とまでいわれた田豊は、袁紹の戦略に二度も反対して獄につながれ、最後には殺される運命をたどりました。後から考えると、田豊の進言は二度とも正しかったのですが、諌言の内容が正しくても、いや正しいからこそ不幸な結果になることもあります。



(中略)



いかなる諌言も、聞き入れてもらえなければ、


「自分は正義を行った」


という単なる自己満足に終わってしまいます。




引用終了



歴史には、多々学ぶところありです。

自戒の念も込めて。