ミャンマーのアウンサンスーチーさん、今のところ優勢なのだとか。
それよりも、彼女が率いる国民民主連合「NLD}が勝った場合、大統領の上に立つと宣言して波紋を呼んでいるのだとか。
憲法で「国家元首」と規定された大統領を超越し、重要政策は自分が決めるとも…。
(そうしたポストを憲法で禁じていないからだとか…)
11月7日の毎日新聞の朝刊を見て、おぃおぃ…と思いました。
スーチーさんってそんな人だったけ? と。
その記事。(登録は無料で出来ます)
ミャンマー総選挙:スーチー氏「元首」宣言
権威主義のジレンマ アジア総局長兼ヤンゴン支局長・春日孝之
http://mainichi.jp/shimen/news/20151107ddm007030055000c.html
一部引用
スーチー氏が「民主主義」を口にする時、国民の「意思に従う」「意見に耳を傾ける」と繰り返すが、ある外交官はこう漏らす。「彼女に意見しようものなら大変。撃沈です」と。米紙ニューヨーク・タイムズはその権威主義的姿勢を「民主主義のパラドックス(逆説)」と表現した。
引用終了
「自分だけが正しい」 に凝り固まって、人の意見に耳を傾けなくなった人は、たとえ一時的に勝ったように見えても先が見えてる気がするんですけどね…。
他国のことなので詳しい事情までは分かりませんが、バランス感覚を失った人は躓くに一票入れておきます。