長谷川豊という権力の犬 | ふぇりっくす日記

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長谷川豊。

滅多にお目にかかれない軽蔑に値する人物。


TBSの番組をBPO案件にして、放送免許を取り上げろとのたまっています。


http://blogos.com/article/110503/


間違いなく権力の犬。

佞臣タイプの人間で反吐が出ます。


「あれくらいで萎縮するなよ」 と言いつつ、もう一方で放送免許剥奪を仄めかす。

完全に権力側について、挑発と脅しを併用しています。


まさに虎の威を借りる狐。


私がここまで酷い人間と思うのは、KAZUYAと吉松育美以来かな。



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前回の日記。

放送免許制度について、宮台真司さんの解説を前提に考えると、

長谷川豊の言ってることがいかに狂ってるか簡単に分かります。


政権与党がメディアを支配できる構図

http://ameblo.jp/lcsfelix/entry-12016250489.html


宮台氏が他国と相対比較していることが重要。

日本の場合、呼びつけは実際に脅しになり得るし、事実そうやってきた歴史がある。

(次の日記で歴代内閣の事例を幾つか記述します)



宮台氏はデイキャッチの解説に加え

さらに、もっと詳しい議論をしています。


ビデオニュース。

放送法の中立公平はいかに担保されるべきか

http://www.videonews.com/commentary/150418-01/



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メディア側が、よくないことを批判するのは当然でしょう。

そこに放送法を持ち出して 「それをするな」 と持っていくのは無理があります。


極端な例えだと、カメラの前で殺人事件を起こした政治家がいたとして、メディアはそれを批判するだけでなく擁護コメントも入れろとでも言うのでしょうか?


今回のTBSの放送についても、長谷川豊にすれば

「一方的に政府批判してけしからん」 なのだろうけど…

NHKと朝日の番組内容については問題があっても、メディアの呼びつけに関しては自民党が悪いのは明白。


自民党には呼びつける権限が無いのだから…。

メディアを呼びつけ出来るのは総務省です。


(ここを長谷川豊は意図してかせずか、省いて記事を書いている。

話の前提が狂っているから、彼の文章全部が狂っている。)



である故に「BPOが追求すれば済む」で、済む話。

それに対して長谷川の 「TBSは違う意見を出せ」 というのは中立性の問題とは違うでしょうよ。

権力側が批判を封じるための方便であって、中立性の問題とは関係ない。

むしろ宮台氏達が指摘している問題点、放送法の精神を曲解することに該当します。


特に今回はメディアと政権の対立構図で、権限を握られたメディア側が抗している形です。




また、日本では特に自民党が与党であった時期が長いのだから、権力側とメディア側の対立で相対比較する他党(軸・基点)が、そもそも少ない。


(その意味でも、安倍政権と比較対象を得るために、歴代内閣の事例を今度書きます。

相対比較すれば安倍政権だけの問題でないことが分かると同時に、自民党がいかに酷いか際立ってしまう皮肉があります。)



メディアが出来ることがあるとすれば、他の政治家や党がメディアにどう対応しているか、比較して視聴者に判断材料を提供すること。


しかしそれも、「政権与党」とは非対称であります。


また不偏不党ということで(たとえば政治的主張が違う場合)各党を公平に扱うとしても、やはり政権与党と野党では非対称性は生まれます。


厳密な中立などありえない。

しかしその中で、放送側の裁量に委ねられた(あるいは独立した機関に監督されながら)放送の中立性を保つのが筋というもの。



素人でもこれくらは分かるのだけど…長谷川豊にすれば、兎に角政権批判してはいけないことになるようです。


だから長谷川豊は政権の犬と言われる。

そのレッテル貼りに対して彼は怒っている様子ですが、やはりどう見ても犬です。