こんにちわ~
今回のお話は
「Avengers(アベンジャーズ)」
と言っても
「アイアンマン」ことトニー・スタークを中心とした
「マーベルコミックヒーローズ」のアレではなく
文字通り日本語訳の
「復讐者たち」のこと。
そしておそらく日本一有名であろう
「アベンジャーズ」と言えば、
(旧暦の)本日12月14日に討ち入りし、
奇跡の主君の敵討ちを果たした
「忠臣蔵」のあった日
昔は「年末と言えば」の忠臣蔵でしたが
実は近年になってからは
上司に対しての組織の忠誠心が
なんたらかんたらで、
「個」を尊重する現代の社会的風潮に
合わないという事で、
あまり、特に教育現場では
取り上げられることが
減ったのだそう。
それもそれで
「ん~なんだかなぁ」って感じで
ちょっとモヤっとするのですが
とは言っても
昔から毎年TVで見たりしていた
訳でもないので、
それ以上どうって思いも無いのですが。
とにかく
皆さんはこの「忠義の復讐劇」
「ジャパニーズリアルアベンジャーズ」
お好きですか?
ちなみに
以前にも何かで書いた記憶がありますが、
当時(江戸時代)における仇討ちは
役所に必要書類を提出して認められれば
「殺人罪」に問われずに済むばかりか、
相手と内容と都道府県(藩)によっては、
仇討ち用の武器や報奨金、仇討ち中の
休業保障まで出るという
どちらかと言えば
「公務」に近いものであったとのこと。
※ただし江戸時代も後期になると
「武士道」そのものがこの「保証制度」と共に
形骸化し「仇討ち何て無意味じゃね?」みたいな
風潮になっていたため、
殺るなら生活・仕事も捨ててのぞむ
まさに命がけのものとなっていたそうです。
また
「恨みっこなし」が原則で
「仇討ちの仇討ち」
つまり「やり返しのやり返し」は
禁止されていたため、
泥沼化した負の連鎖は
起こり難かったそう。
あと
電車もスマホも写真すら
ろくにないこの時代における
「仇討ちの成功確率」は
届け出のあった公式記録のみの
集計ですが、
およそ「1%くらい」だったんだそう。
つまり
上記を全て踏まえると
「忠臣蔵」は「忠義の復讐劇」というより
「プロジェクトX」とかで取り上げるべき
「奇跡のお仕事」の
お話な気がします(笑)
まさに
「ミラクルアベンジャーズ」