今年の冬は暖かかったので雑草も早くから芽を出して成長を始めるでしょう、下の画像はクラピアに混じる雑草の生長具合を撮ったものです。
去年の3月17日→3月26日の変化ですが、わずか10日でこれだけ大きく成長します、春先は気温の上昇とともに雑草の伸びも半端ないので、雑草対策は待ったなしの状況です。
しかし残念なことに画像を見ても分かる通りクラピアの再被覆は完了していません、雑草より芽吹きが遅いので雑草が生えてくるのを抑えきれない状態です。
クラピアに混じる雑草類
10日でここまで大きく
これがクラピアを植えたのに雑草に負けてしまう要因の一つです、これを解決する方法としては土壌処理型の除草剤を使った発芽抑制が効果的です。
すでに秋に除草剤を散布しているので越冬性雑草の発芽は見られません、次のタイミングとしては雪解け後に散布して春に芽を出す雑草を少なくします。
クラピア用防草シートを使用しても2~3年すると雑草が生えてきます、シートの雑草抑制は被覆初期だけに有効なので、その後については除草剤を上手に使うと良いでしょう。
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緑絨毯を作るクラピアを準備をしましょう
クラピアをTikTokで紹介しています
@kurapia_channel クラピアに混じる越冬性雑草には効果てきめん #クラピア #雑草対策 #グランドカバー #猫のいる暮らし #芝生 #外構 ♬ オリジナル楽曲 - クラピアちゃんねる
クラピアの防草シートは除草剤を使うので不要
今日のひと押し 這いずり回るランナーが気持ち悪い
今年クラピアを植栽予定の方へ注意喚起です、踏圧のかかりやすい場所ではクラピア用防草シートを使用しないでください、使うと必ず不具合が発生します。
踏圧がかかりやすい場所とは、人やペットが頻繁に上を歩くような広場や一般住宅の庭です、庭で子供たちと遊ばれるのであればクラピア用防草シートは使用しないで、苗を土に直接植えてください(苗直植え工法を推奨)
高価なクラピア用防草シートをせっかく敷いても、不具合が発生して剥がしたり穴を開けるケースが出ていますので、最初からクラピア用防草シートを使用しない方向で検討してください。
我が家はクラピア用防草シートを使用していませんが、雑草はほとんど生えてきません、クラピアを緻密に繁茂させることによって、シートがなくても十分に雑草を抑制してくれます。
シートを敷くと悲惨です
尚、生育状況は植え付けた地域の気候及び土壌環境や植栽方法によって左右されます、全てのクラピアがブログの内容と同じになるとは限りませんのでご了承ください。
クラピアと間違えてヒメイワダレソウ(リピア、リッピア)を植えられる方がいますが規制されているので注意が必要です、ヒメイワダレソウは種でも増えるため生態系に甚大な被害を及ぼすおそれがあるとして生態系被害防止外来種リストに掲載され、重点対策外来種に指定されていますので植えないようにしてください。
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