芝生よりお手入れが簡単なグランドカバーとして売り出し中のクラピアですが、逆にお手入れが大変なので芝生に変更される方がいます。
ん?どういうこと、実際に植えてみると分かるのですが、お手入れが簡単だといっても何もしないわけにはいきませんので、ある程度は必要です。
その度合いは人それぞれなので中には負担に感じられる方も当然いるでしょう、そこで隣の芝生は青く見える現象が出てきます。
クラピア絨毯が広がる庭
気持ちよく遊んでいる猫
クラピアと芝生を比較されている方もいると思いますが、お手入れに関して言うとそれほど大差があるわけではありません、クラピアもきれいに保とうとすれば手間はかかります。
同じ手間をかけるのであれば芝生のほうがよいというのであれば植え替えても問題ないと思いますが、クラピアより管理が簡単になるということはないと思います。

新品種のクラピア、今どき芝生なんて時代遅れ
植えると雑草抑制になる不思議な植物クラピア

クラピアのメーカーや販売店の説明書には、刈り込み回数は年に数回程度でよいと書かれていますが、それはあくまでも性能を維持するための最低回数であって、景観を保つためには2週間に一回の刈り込みが必要です。
芝生のメンテナンス作業はそれ自体を楽しんでいる方が少なくありません、芝刈りが好きだという方がけっこういます、なので刈り込みが負担だというのであればクラピアから芝生にするのではなくて、刈り込みが不要な植物、もしくは人工物にしたほうがよいと思います。
広がると雑草も生えない
ペットとゆっくり遊べる
尚、生育状況は植え付けた地域の気候及び土壌環境や植栽方法によって左右されます、全てのクラピアがブログの内容と同じになるとは限りませんのでご了承ください。
クラピアと間違えてヒメイワダレソウ(リピア、リッピア)を植えられる方がいますが規制されているので注意が必要です、ヒメイワダレソウは生態系に甚大な被害を及ぼすおそれがあるとして生態系被害防止外来種リストに掲載され、重点対策外来種に指定されていますので植えないようにしてください。
※ クラピア ® は(株)グリーンプロデュースの登録商標です。
※ ミドリス ® は、ミドリス(株)の登録商標です。