傷口から菌が侵入して感染するのは動物でもクラピアでも同じです、たとえ周りに病原菌があっても普段なら感染しないのに、刈り込みなどで茎葉に傷がつくと発症する場合があります。
少しくらいなら広がることもないのですが、刈り込み後に高温多湿の状態が続くと病原菌が増殖して病斑が多くなってきます。


上の画像は「褐斑病」がクラピアに発症した状況です、病斑が多くなってくると全体的に枯れ始めるので、早めに殺菌剤を散布して病原菌の増殖を抑える必要があります。
秋雨時期などぐずついた天気が続くようでしたら、あらかじめ刈り込んだ後に殺菌剤を予防散布しておいた方が良い場合もあります。

( クラピアを刈り込み放置したら切り口から病気 )

褐斑病は刈り込み後3日以内には発症するので、作業終了後は時々庭に出て茎葉の状態を確認してください、早めの対処が被害も少なくて済みます。
今のところ「褐斑病」でクラピアが完全に枯れてしまうことは起きていませんので、白絹病ほど心配することはありません。


尚、生育状況は植え付けた地域の気候及び土壌環境や植栽方法によって左右されます、全てのクラピアがブログの内容と同じになるとは限りませんのでご了承ください。
クラピアと間違えてヒメイワダレソウ(リピア、リッピア)を植えられる方がいますが規制されているので注意が必要です、ヒメイワダレソウは生態系に甚大な被害を及ぼすおそれがあるとして生態系被害防止外来種リストに掲載され、重点対策外来種に指定されていますので植えないようにしてください。
※ クラピア ® は(株)グリーンプロデュースの登録商標です。
※ ミドリス ® は、ミドリス(株)の登録商標です。
※ ゴールデンスター ® は、キンボシ(株)の登録商標です。
※ アーシング ®(Earthing)は、(株)アーシングジャパンの登録商標です。
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