何年もクラピアを育てていますが白絹病にかかることは今でもあります、完全に防ぐことはできないので、被害を最小限に抑えるためには殺菌剤の予防散布が欠かせません。
発症してからだと治すために余計に薬を撒くことになるので、予防散布は結果的には費用面や環境面から見ても妥当な方法だと思っています。
日本の1年の大半は高温多湿なモンスーン気候です、白絹病の原因となる糸状菌が活動するにはとても適した環境で、ちょっとでもクラピアの抵抗力が無くなるとすぐに感染します。
殺菌剤の予防散布は頻繁に行う必要はありません、防除効果は3週間から1か月ほど持続しますので、天候の具合を見ながら毎月一回を基準に散布すると良いでしょう。
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YouTube の「クラピアちゃんねる」に動画を投稿しています ![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)
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( クラピアの憎っくき白絹病に打ち勝つポイント )
今日のひと押し
這いずり回るランナーが気持ち悪い
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予防散布の詳細については、添付した「クラピアちゃんねる」内で説明しているので参考にして頂ければと思います。
予防散布時期で一つ注意して欲しいのは秋口までしっかりと防除することです、よくあるケースとしては「病気になったようだけど寒くなって枯れてきたからそのままでいいや」と放っておくパターンです。
白絹病の恐ろしいところは病原菌自体も越冬することです、来春になると再び活動を始めて同じような場所に病気が発生するので、年内にしっかりと病原菌を退治しておくことが大切です。
ミドリスさんの対処方法を記述したページです → クラピアの病気・枯れ・害虫の対処法
尚、生育状況は植え付けた地域の気候及び土壌環境や植栽方法によって左右されます、全てのクラピアがブログの内容と同じになるとは限りませんのでご了承ください。
クラピアと間違えてヒメイワダレソウ(リピア、リッピア)を植えられる方がいますが規制されているので注意が必要です、ヒメイワダレソウは生態系に甚大な被害を及ぼすおそれがあるとして生態系被害防止外来種リストに掲載され、重点対策外来種に指定されていますので植えないようにしてください。
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