スマホでの撮影です、雪に引っ張られて露出がアンダーですがもう少しいい天気でした。
昨日は一日中雨が降っていたのでどうしようかと思いましたが、いろんな雪を滑った方がいいと思い10時にやっと家を出ました。
それでも10時45分には滑っているんですが。
前回の寒波が来たときにすべりに行く気満々でガリウムのパープルを掛けて準備万端だったんですが、いざ行くぞという日になって朝から雨だったので行かずで、結局そのままのワックスで来たんですがやっぱり全然滑りませんでした。
雪は水分を多く含んだ春雪でじっとりとした足応えで重かったけど、グザグザに腐っているようなことも無く踏めばしっかりエッジが入るので滑り自体は楽しめました。
ただ、滑るにつれて明らかに板が走らなくなってきて遅い板に合わせるのはちょっと残念でした。
12時半までの1時間半滑って上がりました。
滑り終わった後にソールを見たら松脂が点々とくっ付いていました、ゲレンデの脇を滑ったときに付いたのでしょう、道理でどんどん板が走らなくなる訳です。
家に帰って次回に備えてガリウムのピンクのベースを掛けましたが、ワクシングペーパーが真っ黒になって、削りカスもグレーに汚れました。雪自体も汚れていたんでしょう。
最後にフッ素を(少しだけ)含んだピンクの滑走ワックスを掛けて削らないままにしておきました。
滑走ワックスを使うのは初めてなので、どのくらい効果があるのか今から楽しみです。
高いのでフッ素が少ない方ですが・・・
3シーズン目の板ですが、シーズンを重ねるごとに理解が深まってきて去年までてこずってきたバックサイドのカービングも気持ちよく決まるようになりました。
この板はパウダーボートというつもりで買ったので状況を選ぶんだろうと思っていましたが、全くそんなことは無くガリガリ意外なら何でも来いのオールマウンテンボードでした。
テールが極端に短いという特徴を理解して乗ればとりあえずこの一本があればどんな所でもどんな雪でも楽しめます。
形状からパウダーに特化しているのかといえば全くそんなことはなく、MOSS snowstickのサイトの動画を見れば一目瞭然でサーフスノー、雪を楽しむための板だということが理解できます。
スノーボードというよりスノーサーフィンという感覚で腰でグイグイ板を回してやると、まさにこのための板という感じでとても楽しいです。
で、スノーサーフィンという意識を持つと別にノートラックのパウダーじゃなくても、どんな雪でも楽しんでやろうという意識が湧いてくるので、今までとは違った感覚でスノーシーズンを楽しめるようになったような気がします。
今シーズン、競うように回を重ねて滑りに行かなくなったのはこういう考えの変化があったのも一因でしょう。
気が向いたときにふらっと出かけて楽しむ。