車体編に引き続き塗装編です。
今までの塗装は弟が自家塗装したのですが、タミヤのラッカースプレーを使用したそうです。
なのでラッカーシンナーで塗装を溶かして落とします。
クリアーを塗っていなかったので簡単に溶け出してくれて助かりました。
タンクにはクリアーが塗ってあったのでスクレイパーで削り落としました。
前回の塗装時に純正の塗装を剥離剤で溶かしてから塗装していたようで、そのおかげで地金と塗装の食い付きが弱く短時間で簡単に剥がしてしまえたのはラッキーでした。
タンクに塗ってあったクリアーは耐ガソリン性のウレタンクリアーではなくアクリルクリアーだったので給油口周りは塗装が侵されていました。
パテとサフェイサーを使ってタンクの凹みを直してスクレイパーで付いた小キズを埋めます。
ビキニカウル、テールカウル、フロントフェンダーも同様に下地を作ります。
弟にオールペンするけど何色がいいかと聞くと、『やっぱりオレンジは譲れない』ということだったのでオレンジ系にしました。
車用の缶スプレーでオレンジ系だと、ホームセンターに売っているボディーペンにはラインナップが無く、
オートバックスで取り扱っているホルツの缶スプレーにたった1種類ラインナップされているだけでした。
日産のパプリカオレンジM(メタリック)というカラーで、マーチやキューブに使われている色です。
私の希望のメタリックで悪くない色だったのでこれをチョイスしました。
オレンジ系の車は良く見るような気がするんですが、やはり売れ筋のカラーじゃないとラインナップしないんでしょうね。
ブラックやホワイト、シルバーなんかはちょっとした色の違いで何種類もありました。
パプリカオレンジMは店頭販売が無かったのでインターネットでの注文でした。
オレンジ系は隠蔽力が弱いということなので下地にはホワイトのサフェイサーを使いましたが、パプリカオレンジMはかなり濃いオレンジで色ノリが良く下地が透けるような心配は全くありませんでした。
ガソリンタンクは耐ガソリン性のウレタンクリアーで、フロントフェンダーも余ったウレタンクリアーでコーティングしました。
ビキニカウルとテールカウルはアクリルクリアーを使用しました。
クリアーの塗装後一週間程乾燥させてバイクに取り付けましたが、ウレタンクリアーはまだ完全硬化していないようです。
バイクの塗装は今回で3回目でそのうち2回はオールペンですが、今回が一番良く塗れたと思います。
以前の柿色に黒のラインの入ったレーシーなイメージも良かったけど、選んだパプリカオレンジMは落ち着いた色で、ビッグバイクの雰囲気を感じさせる良い色になったと思います。
安心して安全に乗れるまでもう少し気になる部分があるので、すでにそれなりの出費ですがもう少し整備しようと思います。
次回は 【リフレッシュカスタム 整備編】
その後は 【会計報告】 したいと思います。




