投資の教科書の最初に出てくる言葉の一つに「効率的市場仮説」っていうのを皆さんも聞いたことがあると思います。

これによるとマーケットはあらゆる情報を織り込んで株価を形成するので、他人を出し抜くのは投資では不可能ということです。でもこれは理屈の上からも実際のマーケットを見ても正しくないです。

おそらく正解はマーケットはある程度効率的な部分はあるが非効率な部分もかなりあるではないでしょうか?

そもそもこの説の致命的な欠陥は、
①取引コスト、情報コストを考えていない②情報は全ての投資家にすぐに行き渡り合理的な値段になる③投資家は合理的で利益を最大化する行動を取る。
という点です。

反論すると①取引コストや情報のコストはタダではなく、非効率なマーケットほどコストは多くなる傾向がある。②情報はすべての投資家に行き渡るものではないし、ましてその解釈は千差万別である。③投資家は時には全く合理的でない行動を取る。

という感じでしょうか。行動ファイナンスにある小型株効果やネグレクトファームイフェクトなんかを見るとマーケットには如何に非効率的な部分が多くあるかを証明しています。
振り返ってみても、90年の日本のバブル、00年のITバブルなんかに象徴されますように投資家は時に異常な行動(それも偏った)をしますね。

結論としては「マーケットには非効率的な部分がまだある(効率的な部分ももちろんある)ので、それを投資の戦略に応用すれば市場平均を出し抜くことは不可能ではない」という感じです。


私は普段から財布は持たずに現金をポッケに入れてます。でもこれだとカードを落としたりしやすいのでカードケースを買うことにしました。ちょうどクロムハーツのお店に行ったときにチェーンが着けられるタイプのカードケースがあったので衝動買い。

でもこのカードケースまちが無いので枚数はあまり入りません。使い勝手は悪いかな。でもクロムハーツだからま~いいかなと大目に見てます。


去年の来日公演も3連続で行ったくらいU2は好きです。U2の凄さっていろいろありますけどやっぱりライブバンドなんだな~と思います。レコードで聞くよりライブの迫力は圧倒的です。

上の写真にあるのが「アクトンベイビー」という作品で私の中ではU2の最高傑作だと思います。と言うよりも90年代のロックアルバムの中でもベスト1かな。一般的には「ヨシュアトゥリー」がU2の代表作みたいに言われてますけど、私はこっちのほうが好きです。本当に捨て曲が一曲も無いし、曲順も最高!

最初にU2を見たのが「魂の叫び」というドキュメンタリー映画でした、ガキだった私はかなり衝撃を受けました。でも「魂の叫び」のあとに「アクトンベイビー」が出てさらにぶっ飛びました。音楽性もスタイルもヴィジュアルも180°変わってて、同じバンドが出す音とは思えなかったです。

この頃からボノの歌い方も微妙に変化してて、ファルセットなんかを使うようになってましたね。U2はこの作品を契機に「ポップ」と言うアルバムまでデジタルミュージックを取り入れた作品を作るんですけど、日本では評価が低いですね。私も「ポップ」はちょっとなじめなかったですけど今聞くとかなりいい作品です。

そのあとの2枚のアルバムでU2はさらに評価を高めました。80年代から現在までビッグバンドであり続ける奇跡のバンドです。しかもストーンズなんかと違ってレコードは最盛期よりも売れ続けていますし、ライブはスタジアム級の会場をソールドアウトさせる集客力があります。

去年の来日公演では何度も泣きそうになりました。もちろん曲も素晴らしいんですけど、オーディエンスとの一体感みたいなのが凄くて。周りを見渡すと国籍も性別も年齢もバラバラな人たちがU2の曲を通じて一緒になって盛り上がってるってのは感動しました。芸能人のかたもたくさん来てて私が見ただけで、ヤクルトの古田、こぶ平、建築家の安藤忠雄とか来てました。それにしても本当に凄いライブだったな。私の人生の中でも最高のライブの一本です。