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DOR-KAR

活動・制作の記録とかメモ

2023年6月2日(金)より東京都墨田区にて開催の

gallery hydrangea 企画展『 花に囁く物語 Ep.3 』へ参加します。

 

 

コロナ鬱のような、外出不可・何もしてはいけない呪いにかかっていたため

創作活動が停滞していました。

再開一歩目の展示参加です。

 

展示物は以前からこっそりと温めていた「おおきいとり」シリーズのお披露目です。

(とりちゃんが背伸びをしたらこうなるのかしら)

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

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『うろ』

虚ろな目をした花運び

愛するものへ寄り添うかたち

彷徨くものへ

 

 

ゆめにっきのまどつき、ポニ子のドールが欲しい。
 
ファンゲーマーからついにポニ子のぬいぐるみが発売されましたね。
ドールも欲しいね。
ということで、セリアのドールヘッド・ドールボディで作りました。
 
完成品はこちら。
不器用ながら可愛くできた、その記録です。
 

 
★主な材料★
・セリア ドールヘッドベビー
・セリア ドールボディ
 
・セリア ドールシューズ
 まどつきはローファーっぽい靴の赤茶色
 ポニ子はサンダルっぽい靴の白色
 
・パジコ レーヨン製ドールヘアー
・アクリル絵の具、ソフトパステル
・布(服用・ウィッグ用)
 
 
ドールヘッドベビーとボディを見た時から
ゆめにっきのドットの頭身に似てて、できそうだなあと思っていました。
 
 
 
まずはドールヘッドに鉛筆で顔を下書きします。
紙にヘッドと同じ大きさの円を描いて、だいたいの目の位置を描きます。
マスキングテープで目の部分を貼って剥がすと転写されます。
 
 
ヘッドの目の位置に転写したマステを貼って少しこすってから剥がすと
うっすらとヘッドに転写されます。
 
鼻の高さもあり、そのまま貼ると思った位置に写せなかったので片目ずつ写しました。

マステで転写することで、「立体に左右対称に描く」という難しい作業が

「目の高さを気にしながらシールを貼る」になります。

 
 
位置が違っても消しゴムや水を含ませた綿棒などでこすって薄くしてやり直したり
鉛筆で直接ヘッドに書き加えて顔の下書きを完成させました。
 
 
 
ウィッグを作るため、伸びる布を被せて木工用ボンドを塗り込みます。
きちんと伸ばすため、輪ゴムで縛りながら、あまりシワが入らないよう引っ張ります。
 
 
 
(石油王のよう)
 
写真では何も考えず下書きしたヘッドにボンドを塗りましたが
下書きが消えるかもしれない&顔が汚れるかもしれないことを考えると
ウィッグ制作用のヘッドを用意したほうが良いと思いました。
 
★注意★
ボンドは木工用ボンドを使うこと。
なんでも良いと思ってアクリアというボンドを使ったら
ヘッドと布がしっかり接着されて剥がせなくなりました。
(アクリアは別素材でもしっかりつく、とても良いボンドです)
木工用ボンドはつるつるした素材から剥がれやすいので、ヘッドに塗っても剥がれます。
ボンドの用途は確認すべし。
 
 
乾いたら輪ゴムをとって、消えるチャコペン(写真の紫の線)で
ウィッグのラインを引いて布をカットします。
 
 
 
アクリル絵の具で目を描きます。
ゆめにっきのキャラクターは口がない分、目に表情すべてを託すことができる。
 
主線は焦げ茶色で、面相筆でゆっくり下書きに沿って描きました。
ポニ子は横目で見ているような子ですが、自分のなかではこんな顔です。
 
 
目のまわりに薄くブラウン、鼻と頬にピンクのソフトパステルをメイクブラシでのせました。
ソフトパステルがあると血色が簡単に可愛く表現できます。
この作業が一番人形が息をし始めた、という感じがして好きです。
 
 
ウィッグの布を被せてみるとこんな感じ。
 
ここからは髪をウィッグの布に貼り、ヘアメイクをするのですが
必死になっていたため写真を撮り忘れました。
 

 

↑この記事では非耐熱のヘアーを使いましたが

今回は「パジコ レーヨン製ドールヘアー」を使いました。

アイロン・染色もOKなヘアーで、細く、綺麗です。

ただ、細い分癖がつきやすく、ぴょんぴょんと跳ね毛ができたりするので

美しい反面、不器用には高レベルの髪の毛です。

 
 
まどつきは「ダークブラウン」をそのまま使用しました。
三つ編みは太くなるよう、15cmぐらいの長さでミノを貼り、
・前髪をカット
→後ろの髪を霧吹きで濡らして、同じ太さ6本に分ける
→三つ編みをして、黒い糸で縛る
→ヘッドにつけたまま乾かす
でなんとか完成しました。
(三つ編みは二度と解かないつもりです)
 
ウィッグをメイクしたヘッド(ラップで巻いて保護しています)に
マステで貼り付けて動かないようにして、表情をみながら三つ編みしました。
 
このドールヘアーは三つ編みにしても柔らかくて素敵です。
 
 
 
ポニ子の方はドールヘアー「ホワイト」を
紅茶1パック濃いめに出して、インスタントコーヒー1本、塩小さじ1を溶かした液体に
30分ほど浸して染めました。
水で洗ったあと、キシキシしたのでコンディショナーを溶かしたお湯に浸して
洗い、自然乾燥させました。
ドット絵では黄色っぽい金髪ですが、自分の中のポニ子髪に染めます。
 
ポニーテールをウィッグにするにあたって
まとめ上げた髪の表現(髪の生え際あたり)が難しいと感じたので
ショートヘアーのウィッグにテール部分を縫い付ける事にしました。
 
ウィッグを裏返して、印をつけて、テールを縫い付けます。
 
 
★反省点★
テール部分を糸でまとめたものをそのまま縫い付けたため
抜け毛が多くなりました。
テール部分を糸でまとめたら、根元に手芸用ボンドを染み込ませて
固めてから縫い付ける方が良かったかも。
 
 
 

 

最後に服を作っていきます。

トップスはニットで伸びる布を使用しています。

着せるときはヘッドを外して服を通すため、通常の服と同じように背中が開きません。

 

スカートは色や柄を優先してシーチングなど、伸びない布です。

筒状に縫って、ゴム紐を通して簡単なスカートにしました。

セリアドールは腰の位置が高めなので、

ゴム紐スカートにすると腰回りがもこもこします。

ぴったり目につくると綺麗になると思います。

 

まどつきの胸のマークは100均にあった薄いフェルトです。

手芸用ボンドでつけました。
靴はセリアのドールシューズをそのまま履かせます。
 
(下着はなし)
 
完成↓
 

★まどつき★

 

ゴム紐でお腹周りがもこもこしています。

靴下を履かせたかったのですが、ドールシューズが布の厚みで履かせられなくなったので

素足着用となりました。

 

 
★ポニ子★
 
ドット絵では赤い靴ですが、白い靴がかわいいのでこうなりました。
これがMyポニ子です。
ドット絵でスカートに模様があるように思っていたので
格子柄のロングスカートにしました。
 
 
ドット絵の頭身低めなキャラクターにセリアドールはぴったりだなあと
あらためて思いました。
セコム先生は頭身が合わないけれど、
ヘッドとボディを白く塗ればモノ子、モノ江もできる・・・夢が広がります。
 
 
 
 
おまけ
 
 
衣装チェンジやってみたかったのよね。
 
 

 

毎年10月ごろ、広島県福山市で開催される「フクヤマニメ」

今年の「フクヤマニメ5 blue」に参加してきました。

 

仕事やコロナで鬱っぽくなり、な〜んにもできない...という無力感で過ごしており、

申し込みはしていなかったのですが、友人からの「おいでよ!」の一言で参加しました。

ありがとう、友人...

 

飛び入り参加のため、準備はほぼしておらず、過去作の展示・販売となりました。

にも関わらず、「twitterみました!」と声をかけていただき、

お人形をじっくり見てもらったり、作品の好きなところを教えてもらったり、

サークル参加していなかったため摂取できていなかった栄養をチャージできました。

見にきていただいた方々、本当にありがとうございました!

 

フクヤマニメはアニメ・漫画がメインのイベントですが、

カテゴリにはドールもあり(多分こういうドールではないと思うけど)

他には雑貨・アクセサリーメインのサークルもありました。

 

コロナ以前よりは人も少なくなっていましたが、サークルの方とお話ししたりとゆったりと過ごせました。

 

参加して気づいたことは...

・自分の販売物は、価格が高いものが多いので、手に取りやすいものを追加したほうがよさそう

 →缶バッジ、ポストカードなど500円以下のもの

  気楽に使えるものなど...

 

・アニメ漫画系イベントなので、オリジナルのみでは見てもらいにくい

 →今回、マフェットちゃんドールを展示したので、アンダーテールが好きな方が声をかけてくれた

  オリジナル作品のみでは、まずアイキャッチができなかったと思う

  異質で近寄りがたい雰囲気もあるので...

 

・ダーク寄りな作品は危ないかも

 →以前、裸のお人形を出店していたとき、希望者のみに見せるようにしていた

  そのとき子連れの方から「子供には見せられないな」という反応があったので、今回は単眼までにした

  小さい子も来場されるので、ダークなもの(血、裸、怖いもの)はNGだと再認識

  ハロウィンが近い時期なので、ハッピーな雰囲気は大事

 

 

コロナもまだまだ収まる気配がないですが、また活動を再開していきたいです。

一番若いのは今日なのだから。

セリアのドールヘッドキュートをカスタムしたので、記録まとめです
 
カスタムドールも描き目も初挑戦でした
鉛筆で下書き後、アクリル絵の具で濃い部分を描き、目の上や頬はソフトパステルで着色しました
最初にヘッド自体を薄め液などで拭く方が良いそうですが、
特に気にせず、薄め液もないので開封後すぐに着色。
 
色鉛筆で細かい部分を描こうとしましたが、色がいい感じにつかないため断念
ソフトパステルは綺麗に色がついたので、やわらかい色鉛筆ならつきそうです
 

 

目と唇に艶出しニスを塗りました

目にラメも追加してキラキラを盛りました

 
 
 
小さいウィッグもないため、自作することにしました
頭に伸縮性のある布を被せて、木工用ボンドを塗り、乾いたらはがす
ヘッドからぺりぺりと綺麗にとれました
いらない部分はハサミでカットしました
 
 
 
消えるチャコペンで髪を貼る位置を下書き
 
 
 
髪の毛のミノをアイロンで作りつつ、木工用ボンドで貼ります
これは「アゾン ドールヘアー」(植毛用)です
植毛用のため、高温のアイロンに当たると溶けてしまいますが、
低温でボンドだけが固まるようにジュッと一瞬あててます
 
量はだいたい半分より少ないぐらい使いました
毛量多めにしたので、もう少し少なくてもよかったかも
 
アゾンのドールヘアーはしっとりした手触りで、カラーが多くて好き...
 
 
 
つむじ部分は失敗しました
ウィッグの布部分に穴を開けて、そこに束をねじ込む形にするところを
束をそのまま貼り付けたため、ぱらぱらと抜け毛が多いウィッグになってしまいました
 
 
 
貼り付けたばかりはボサボサなので
霧吹きで湿らせて、包帯で巻いて一晩おきます
 
アゾンのドールヘアーの場合、やわらかいのでこれでだいたい収まります
 
 
 
ヘアカット後
顔の輪郭に添わせた形にしたかったので、ヘアアイロンのコテの温め始めでサッと撫でました
やりすぎると耐熱ではないのでチリチリになります
 
 
 
お洋服も作って完成
11cmのドール服の型紙を参考に作成しました
首回りが太めなので、少し調整しました
 
靴下は伸びる布を筒状に縫いました
足が大きいので、少し大きめにしないと履けないことになります...
 
靴下を履くと安定性がなくなったのでドールスタンドをつけました
ちなみにドールスタンドもセリアです
 
ヘッドはやわらかいので、今度は植毛も挑戦してみたいです
 

2021年も残りわずかとなりました。

 

今年は2020年にできなかったことを少しずつでもやろうを目標にしていました。

結果

・ギャラリー展示を4回

・猫が家族になった

・新しい環境に身を置いた

 

振り返るとお仕事をしながら、マイペースにできたのかなと思います。

 

反省は

・お仕事が忙しく、大変になった

・体調を崩した、健康維持ができていない

・人当たりの悪さが増加

 

といった具合。

何かがうまくいかないと、イライラした気持ちが表にでてしまい、他のものもうまくいかなくなる。

負のスパイラルにはまりやすかったです。

 

仕事の環境が変わり、不安定な今、踏ん張りどきなんだろうなと思います。

このまま続けられれば、ずっと続けられる気がします。

気まぐれにマイペースにですが、ぼちぼちとやっていきます。

 

作品を見てくださった方々、ツイッターでいいねをくださる方々、作品発表の機会を与えてくださった方々、みんなに支えていただき、今年を生きることができました。

 

来年から大変が続く予報ですが、負けず、勝てたらラッキーぐらいの気持ちで生きていきます。

 

どうぞよいお年を。