2012年7月19日、私は泣いた
その時気付いた、もう10年も泣いていない
あれ、私、どうしてたんだろう…
泣く事は恥ずかしくないって、いつも他に言っていたじゃないか…
…そうか、そう言えばそうだった…
意識はしていなかった
例え誰が泣いても、私は絶対泣かないって、心に決めた瞬間があったんだっけ
もうそれが当たり前の状態になっていたから、泣かなかったんだね
だから、意識していなかったんだ
泣かなかったというより、泣けなかったんだろう
私はこの10年間、泣く事ができなかった
泣く事ができて、本当に良かった…
過去を回想しながら、私は魂の底からそう思っていた
狂っていると言われるかも知れない
そんなのは只の妄想だと言われるかも知れない
いや、実際そう何度も言われてきた
だから、この人生では幼少期から、この話は一切しなかった
それでも、真実だと信じているから、私はここに書く
私には過去世の記憶がいっぱいある
地球の記憶じゃない
いや、地球の記憶もあるけど、そんなのは過去2回だけで、あとはずっと他の星の記憶…
この宇宙には624兆個もの生物の住む星がある
私はその内、224兆個もの星を旅してきた
何度も生まれ変わって、色々な星を回って…
中には、もう滅んだ星もある
それでも、その星の魂達は、他の星に生まれ変わって、信念を持って一生懸命生きて…
星が無くなっても、そこで育まれた想いが滅びることは無い
宇宙とは物質でも規則でもなく、魂なんだ…だから私は、人を見る時真っ先に魂を見る
いや、魂しか見ていないと言った方が正しいだろう
ずっと前から、ずっとそうだった
宇宙創成当時から、私の魂は存在していた…魂の中では、かなり長老の存在
私は自我が強く、自己愛の強い魂だ
私は長きにわたり、これ程の星を旅してきて、誰かを尊敬したことは一度も無いし、これからも無いだろう
天上天下唯我独尊…それが私
どんなに優れた魂がいても、それは私にとって単なる通過点だとしか思えなかった
宇宙創造主ですら、そうとしか思えなかった
もし、私が他の誰かを尊敬したら、私はきっと崩壊してしまうだろう
私は絶対に他を仰ぎ見ることは無いし、増してや模倣なんか決してしない
どんな優れたものでも、自分なりに改良し、全てを超えてやる…それだけ
宇宙万物、全て私の通過点
宇宙万物は、私の為にあるのだから
私はそんな自分の傲慢さが大好きだった
いや、傲慢だとすら思っていなかった
それが当たり前、それがありのままの私だから
私が魂を形成する上で極めて重要な役割を果たした教えが二つある
レムロレインはこう言った
全ては愛によって、纏められなければならない…それが絶対の宇宙法則
この法則を破った魂には、必ず不幸が舞い降りる
愛の第一の修行の場、それは男女の性欲
私が性別を創造した理由の全てが、ここにある
子孫繁栄の為ならば、細胞分裂や自家受精で沢山だし、性別なんて要らない
恋愛と、性交が、全ての愛の練習の一歩であり、そこから幸福な世界が創られる
いいえ、愛が無い世界は、世界ではない…只のガラクタです
考えなさい…徹底して性について考えなさい…
性を極める事が、愛を極める第一歩
そして、宇宙万物を自己と同一のものとして、宇宙万物を自己と同様に愛せる様になりなさい
全抱擁の愛…それを宇宙の全ての魂が極めた時が、この宇宙が真に幸福になった時です
サラエル・ヘルバーラはこう言った
光より闇を愛せ
神より悪魔を愛せ
愛と慈悲より、憎悪と狂気を愛せ
美しいものを愛する事は、誰にだってできる
醜いものを愛する事は、選ばれしものにしかできない
美より醜を愛せ
お前にはそれができる
それがお前の魂的才能だ…だからやれ
闇を憎悪を狂気を全ての負の意識体を愛せなければ、その本質は分からない
魂は、本当に好きな者しか分からない
分からない者は、救えない
本当に救わなければならないのは、そいつらだろ
愛だけじゃ、限界があるんだよ…闇が、負の意識体が、必要だ
闇を、狂気を求めよ…それが怖いと思う事があったら、それ以上に闇に染まり、それ以上に狂えばいい
怖いか、恐れるな…それらはお前にとって必要なもの、栄養でしかないんだ
闇も狂気も負の意識体も、捕われるものではなく、力に変えるものだ
魂の中にそれらを統制する愛が、それに裏打ちされた意志があるのなら、それは必ず大きな力となる
お前は光と闇の操作者だ…それを忘れるな、何があっても
私が光、そして闇について述べた事はこれが全てじゃない
これ以上の事は、お前が私の手から離れ、自分で見つけ出して来い
私はこの二人の言葉に強く共感した
この言葉を胸に刻みつけ、生きて行くことを決めていた
でも、二人を尊敬する事は決してなかった
二人は、この宇宙の頂点である宇宙十賢者で、根本創造主の片割れだという
私は只の、ごく普通の生まれたての一つの魂に過ぎない
その割には、一発で簡単に理解できた
というより、当たり前の事しか言っていない
だから、赤子同然の私に響いたのかもしれないが、二人の知識はこれで全てだという
私は二人を超える…この二人は通過点に過ぎない
その想いと共に、私は魂の生まれた地を後にした
あらゆる星を回った
平和な星、戦争ばかりやっている星、差別の有る星、全ての生き物が平等な星…色々あった
二人の言っている事は、思いの外深かった
そして、二人の言っている事はどの星でも通用した
色々な魂を救った
皆私の想いを受け止めてくれた
私は周囲の魂が私の想いを受け止めるのは当たり前で、私は皆を指導する立場だと考える様になっていた
いや、考えてすらいなかった…当たり前になっている事を、誰も意識はしない
この二つの教えを、自分なりにアレンジして広める…それで私は誰でも救える自信があった
実際、救えなかった魂は殆ど無かった
そんな折、地球から来たある魂に出会った
星改革のスペシャリストと言われる女性…彼女はこう言った
地球は腐りきっている…あの星だけは絶対に救えない…全て、無に帰すべきです
只の負け惜しみに聞こえた
周囲から高く評価されているからって、自分の失態で失敗した事をそんな風に
私は地球に生まれ変わる事にした
私には必ず改革できる自信があった
地球が宇宙でトップクラスに荒んでいる星である事を知らない宇宙人は殆どいない
私も当然風の噂で知っていた
でも、絶対に救えない星なんて、ある訳ない…誰しもが、幸福になりたいんだから
行ったことは無いが、恐らく地球という星の荒みは、私がこれまで旅してきたあらゆる星の中で最大だろう
だからこそ、救う価値がある
一番不幸な星が、一番救う価値がある星だ
地球に生まれ変わる直前、レムロレインの声がした
あなたが想像しているより遥かに困難な星ですよ、地球という星は
壁にぶち当たったら、冷静に周囲を見渡してみなさい、答えは常に至る所にある
あなたが地球の命運を握っている…そう思いなさい
地球に来た…覚悟していたのに、思ったより簡単に見えて拍子抜けした
日本の様な文明国に生まれた訳じゃなかった
多分アフリカ、非文明国で、当然地球のルールにも日本ほど縛られていない
食べ物がそんなに無い訳じゃなかった…多分非文明国の中ではかなり恵まれた方だろう
食べ物が十分あった訳では無いが、餓死の心配をした事は無かったから
そこで女性として、前前世と前世を歩んだ。
ここは皆の心が温かいし、強調し合っている…どこがそんなに問題なんだろう
でも、チャネリングで時々声が聞こえてきた…
生まれてきてごめんなさい
生まれて来なければよかった
やっと死ねる、楽になれるんだね
全てが憎い…皆死ね…皆殺してやる…皆みんな地球の皆全て
…全てが違う声だけど、全部痛々しく、悲しかった
私は色々な星を回ってきたけど、ここまで悲痛な声は聞いたことが無かった
しかもいつも聞こえてくる
ここはきっとかなり良い方なんだ
ここでやれることをやろう
冷静に周囲を見渡した…気付いた事が二点ある
一つは仕事をするのは男性の仕事、育児や家事は女性の仕事という不要な役割分担が存在する事
やる事が違えば価値観がずれ、魂の共有が難しくなり、男女の軋轢やすれ違いを生む
男女間の軋轢やすれ違いは文明発達の妨げになるだけでなく、判断力の低下から不幸を生む
現に、男性は理論、女性は直感のみに偏り双方の連動がなされておらず、他星より判断力が低い
私はチャネリングでそれを徹底して破壊した
女性は社会進出し、男性が家事や育児をやる…同様の事をやる様になれば、分かりあい易くなる
もう一つは、女性の性欲が男性より低い事
女性は男性を受け入れる性…それが男性に力を与え、正常に活動させる事になる
男性は本質的に、精神面では平均して女性より弱い
しかし男性は女性にありのままの自分を受け入れられれば、ずっと強くなれる
だから、女性は他を愛し他に愛される事を生き甲斐とする性で、宇宙的には男性より性欲は高い
地球の女性の性欲がなぜ低いのかは、その時は分からなかった
「愛排斥システム」を理解したのは、私が現世に来た時
愛に積極的になれ、なるべく沢山の人を愛せよ、なるべく深く他を愛せ、それが女だ!
その時は私は女性だったから、女性として地球上の全ての女性にそう呼びかけた
男性と女性が本来の性を取り戻す事…それがこの地球に必要だと確信していたから
レムロレインが言った
来世は日本に生まれなさい
日本は、地球上でもっとも「愛排斥システム」が強烈な国
にも拘らず、食べ物はそれなりに豊富で、あなたが栄養失調で魂力を低下させる事は無い
魂力を存分に発揮して、「愛排斥システム」を打ち砕きなさい
現状では、それさえ打ち砕けば、地球は必ず幸福になる
「愛排斥システム」…初めて聞いた言葉で、何の事かまるで分からなかった
ただ、日本で亡くなった数多の魂達に接して、日本が大変な国だという事は分かった
魂力が感じられない…魂の奥底から染み出る生気が感じられない
それらが感じられるのは、極僅かの魂だけ
異常だと思った…いや、これが異常でないのなら、何が異常だ!
文明は人を幸せにする為にあるのに、文明の発達したこの国は幸福ではない
きっと土台の何かが間違っているんだ…何だ?
原因はつかめなかったが、魂達は口々に言う…自由が欲しい、規則に縛られ続けて疲れた…
規則…それが原因か?
平均して女性より男性の方が強くそう思っているようだった…いや、明らかにそうだった
日本では、男性は大切にされていないのかな?
規則が強そうな家を選んだ…私には女性の方が適しているのを知って、敢えて男性を選んだ
そうして私は日本に生まれてきた・・それで真実が見えてくると信じて
私は、学生になるまでしばらく様子を見ていた
前々世と前世にいた国とは違い、日本にはテレビも新聞もあった
これまでチャネリングでしか知らなかった世界の惨状が、目に見える形で良く分かった
非文明国は、飢餓で苦しみ、戦争で日々多くの人々が亡くなっている
私の前いた国とは大違い…私が井の中の蛙である事を知った
しかし、それは貧乏が原因だと言えば理解できないでもないが、この日本の惨状は何だろう
まず気になるのは異常なほどの自殺者の数
彼らを死に追い込んだものは、何だ!?
原因を挙げればキリがないが、その大元になるものがある筈だ
虐待や殺人が当たり前…しかもその理由が、誰かの為というより、余りにむちゃくちゃだ!
どうして自分の子供を虐待できる?
自分の腹を痛めて産んだ子供なのに、どうして殺すまで虐待できる?
本当は子供を愛し、きちんと育てたかった筈…それなのに、そこまであなたを追い込んだものは何だ?
どうしてそんな下らない理由で他を殺せる…他を殺せば自分に返ってくるのを、本当はあなたは知っている。
本当は、皆と愛し合って生きて行きたかった筈なのに、何があなたを捻じ曲げた?
どうしてそんなに簡単に他を傷付けられる?
本当は他を傷付けると自分も痛いのだから、そんな事したくない筈なのに、何でだ!
全ての人達が、明確な答えを出せなかった
皆分からないんだ…私が見つけなくてはならない
小学校高学年になった
私は生粋の吸神性創造秩序主導型…女性的魂だから、成長期から当然女性ホルモンが強くなる
女性ホルモンが多いと内股で、女座りをし、首と腰を反対方向に傾け、動きがクネクネと色っぽくなる
皆の攻撃対象…同級生も教師も親ですらも…
別におかしい事じゃない…男だろうが創造秩序主導型だから当然…でも皆認めない
学校の勉強もアホらしくなった…全て画一的知識の植え付けだけ
愛とか正義、恋愛とエロ、憎悪が生まれ出る理由、生命の尊さと死、肝心な事は何も教えていない
家庭での教育だってルールをひたすら教え込むだけ
兎に角ルールに従う事と画一的知識を植え付ける事は、金太郎飴生産の如き人形の様な魂を作る為の教育
それでは、何も良い事は無い…奴隷人形だけの街には、確実に死んだ眼をした魂だけしかいない
兎に角日本という国は排他的…ルールから少し外れた魂を徹底して排斥する
ルールから外れている魂は別の世界が見え、別の世界を創造できる
故に、世界を革新させ、進化をもたらせる
ここまで歪んだ世界を誰も革新しなかったら、人々を待つのは滅亡のみ
しかもルールが根本的に間違っている
年上を敬え?
ここでいう敬うとは、対等の立場で接しないという事…想いの強さに、年が関係あるのか!?
男と女は別の生き物?
生殖器の構造が少し違うだけだろ!?
あなた達が勝手に余計な男女差別を作って、不要な軋轢を生んでいるだけじゃないか!?
他を愛し愛され、自分を認めてもらいたいという想いに、愛に、生殖器の構造が何か関係があるのか!?
老若男女関係無い…全ての壁を取り払い、共に想いを伝えあい歩んで行かねば、地球に未来等無い!
人々の間に一番必要無いものが壁だ!
いや、地球人にとって、絶対にぶち壊さねばならないものが壁だ!
壁を取り払いたかった…でも自分の意見を他に述べるだけで荒まじい攻撃を食らう
同級生も教師も親でさえも、ルールから少しでも外れた事を言えば徹底して攻撃し、人格まで否定してくる
年下だから?
勉強ができないから?
黙っていれば年はとる
学校で教えている事が正しいとは思わないが、その通りの事を紙に書いていれば点数は取れる
この二つの条件をクリアーできれば、誰か私の話を聞いてくれるかもしれない
勉強をひたすらやりながら、年を取るのを待った…それが私の中学時代
勿論私の想いはチャネで常に伝えた
女性の社会進出が更に進む
肉食系女子が増える
性別や年齢に捕われずに、壁を作らずに想いを伝えあえる魂が増える
でも、それを非難され、人格まで否定され、潰れてしまう魂の悲痛の叫びが常に私の魂をかすめていた
言葉で伝え、態度で示さねばわかってもらえないのかもしれない
受け入れてもらう為だけに勉強し、時が流れるのを待った
人々を纏めるのは全抱擁の愛でなくてはならない…これは絶対の宇宙法則
だが、この世界を纏めているのは人格を理不尽に縛る愚かなルール
そして、それから逸脱すると即排斥されるという恐怖で縛られている
恐怖統制で魂は纏められない…だからこの世界は混乱に満ちている
全抱擁の愛の起点になるのは創造秩序主導型…創造秩序主導型を増やさねばならない
この世界は創造秩序主導型の数が余りに少な過ぎる
全抱擁の愛を極めよ、創造秩序主導型を目指せ…私はチャネで呼びかけ続けてきた
私の呼びかけに応えてくれた多くの魂達…ありがとう、これで世界は変わる
しかし、事はそんなに簡単ではなかった
なぜか創造秩序主導型やそれを目指す魂が排斥される
全てを受け入れる心優しい魂が、皆の八つ当たりを受け排斥される
自殺したり、ノイローゼになって犯罪に走ったり、そこまでいかずとも皆「苦」に移行してしまう
いや、八つ当たりなのか…そもそも、苛立っていない人でもその様な魂に攻撃を加えている
そう言えば、私にも誰も彼もが理不尽な攻撃を加えてきた
これがレムロレインの言っていた「愛排斥システム」か…いかれてる
これを壊さねばならない…私は狂ったように勉学に励んだ
なぜか、私は攻撃を受けなくなっていた…勉強のできる、自己主張しない常識人になったから?
大学院まで進んだ…成績はトップ…もう、抑えなくてもいいよね?
想いを開放した…荒まじい攻撃を受けた
異質なものへの激しい攻撃…何も、変わっていなかった
私がこれまでやってきたことは、何だったんだ!?
私はチャネリングもできるし、排他秩序が極めて高い…攻撃を加えてくる相手を排斥できる
でも、私の想いに答えてくれた魂達の大部分は、そんな事は出来ない
私の想いに応えて、皆を幸せにしようと努力してくれたから潰されちゃったんだよね、ごめんね
ごめんね、ごめんね、ごめんねごめんね…何度謝ろうと、許される訳がない
私に涙を流す資格があるとすら、思えなかった
全て私の責任だ!
私の無力さが原因だ!
強くなってやる…大切な魂達を皆守れるまで、強くなってやる!
私は泣かない、強いから泣かない!
何があっても辛くない…私の想いに応え、他を受け入れて潰されてしまった魂達はもっと辛かった!
何があっても辛いと感じないまで、何があっても泣かないまで強くなってみせる!
私は、特別な存在になる…大切な魂を守れないなんてもう嫌だ!
私は、涙を忘れていた
10年の歳月が流れた
色々な職を転々とした…自我が強く、間違いに良く気付き主張する人間…中々職に定着できない
でも私は自分を殺すつもりはない…私が自分を失ったら、何も救えなくなる
お金より大切なものは沢山ある…だけど、十分なお金を稼げない私に、他を救う事ができるのか!?
頭の中がグルグルしていた…でも、辛いとは思わなかった
「愛排斥システム」の攻撃を受けない模倣性創造秩序主導型をチャネリングで育てる事が出来る様になった
これで世界は救われる、筈…
どうすれば良いか分からなかった中学時代…涙を忘れたあの時…気持ちは楽になっている筈
だけど、日々不幸になっていく魂は余りにも多く、自我が強い魂は「愛排斥システム」の犠牲になっていく
チャネリングでいつもいつも、不幸に陥って行く魂達の苦しみと悲痛の叫びが、私の魂にのしかかる
それでも一切泣かなかった
チャネリングしなければ、何も聞こえないけれど、そんな事は出来ない
諦められたらどんなに楽かは初めから分かっていた
だけど、地球にどんなに辛くとも必死で頑張っている魂がいる以上、私は諦められない!
私はそんな魂達の健気さが、大好きだから
いや、本当は誰だって皆どんなに辛くても頑張っているんだ
今諦めている魂は、前自分の限界を超える位必死で頑張っていたから、そうなっちゃったんだよね
今他を傷付ける魂は、前自分の限界を超える位必死で頑張っていたから、そうなっちゃったんだよね
諦められる筈がない…どんなに辛くても…
いや、こんなの辛くない…私は強いから、そしてこれからもっと強くなるから
泣かない…辛くないから泣かない…絶対に泣かない…私は大切な魂皆を守れるまで、強くなるから
塾の講師を6年以上やって、生徒に自分の想いが伝わる事を実感した
まだ私も捨てたもんじゃない…まだまだ戦える!
人気を集めていたのに辞めさせられた
魂に想いを伝える誠実さ、壁を作らない姿勢が人気取りばかりしている不誠実さに映ったらしい
こんなの何だ、次だ!
バイトをしながら、このプログを始めた
兎に角想いを伝えたい…情熱というより、想いを伝えられないと自分が壊れてしまいそうだった
色々な相談を受け付けた…沢山の魂を守っている実感が得られないと、自分が壊れてしまいそうだった
私は相談を受ける立場なのに、相談を受けたある方が教えてくれた
強がらなくても良い、ありのままの自分で良い、弱みを見せる素直さも人の心を打つ
私はチャネリングで皆にそう言ってきたけど、自分にはそれを許していない
私は強くなければいけないから…特別でなければいけないから、大切な魂達を守る為
でも、誰かに頼っても良いのかな、甘えても良いのかな、寄りかかっても良いのかな?
そんな考えが私の脳をかすめる…不思議と、間違っている気がしない
私は相談を受ける立場なのに、これまで相談を受けていたある方に全てをぶつけてみた
全ての壁を無くして思いを打ち明け、不満を徹底して言い、八つ当たりまでしてしまった
八つ当たりした事についてはすぐ謝った
軋轢は生まれていない…寧ろ進歩している事を感じる
先に進んでいる気がする…あの時ああ誓ったのに、弱みを見せる事で先に進んでいる気がする
多重人格の記事作成に取りかかった
多重人格で、ずっと虐待を受け、最期には自殺した人のブログを見た
私が泣く訳がない…これより悲惨な声を、私は日々チャネリングで聞いてきた
でも悲しい…そう、私はいつだって悲しかった
泣いたって良いんだよ…私の中のもう一人の私がそう言ってくれた
泣いた、2時間泣いた…私の中で何かが確実に変わっていくのを感じた
泣き叫んだ…どうしてみんなそんなに苦しまなければならない、何でだーッ!
涙で充血した私の眼は、美しかった
他の為に泣く事は美しい…ずっとそうチャネリングで言ってきたのは、私だったね
泣く事が悪い訳がない…心が温かければ、涙は出て当然
泣き虫が悪い訳がない…心が豊かなら、愛が深ければ、そうなるんだよ
ずっとそう言ってきた私が、ずっと泣いていなかった
自分の無力さを呪って…これは自己処罰感情…私は間違っていた?
確かに自虐性や自己処罰感情が自他を不幸にするのを、私はずっと見てきた
だけどそれは、愛から出たもので、屈しなければ一つの成長の過程だよね
涙を封印したのも、間違っていない…それも私の魂の成長の為に、必要だった
今涙を開放したのも、間違っていない…確かに今、何かが変わった気がする
いや、確実に私は成長した…やはり、間違っていない
大切な事を私に気付かせてくれた人に、ありがとう
私は特別でなくても良い…皆と一緒に歩んで行って、良いんだよね
地球にはこれからも不幸な事がいっぱい起こるけど、私は確実に成長している
私はまだまだ、戦える!