因果応報について | 天国への鍵 全真理に浸透する法

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旧「ラヴァエルのブログ」です。
地球人は個の本質である魂を否定し、個を縛り付ける規則を神と崇めてきました。
これが地球上の全ての不幸の元凶です。
地球の秩序の歪みを克服し我々が真に幸福になる方法を、ここで述べていきます。

因果応報は、過去若しくは前世の行いの善悪に応じて、報いを受ける事です

善悪に応じてですから、報いは悪いものだけではなく良いものも含まれます。

はっきり断言しますが、この世の中で起こっている全ての事は、それがどんなに理不尽な事に見えても、全て因果応報なのです

全ての運命の原因は自分の中にあります

従って、例えどんな目に遭ったとしても、自分の運命を呪うのはおかしいのです。

運命とは所詮、自分の行いが招いたものに過ぎないのですから、全責任は自分の中にあります

近しい人が不幸に陥った場合も同様です。

それを止める事ができなかった自分にも、確実に責任があります。

今回はその因果応報について説明していきます。


因果応報とは因果律の延長ですが、それにゾーンのうちの一つ、時間歪曲も強く影響します。

因果律は前波動と同一であり、絶対的必然性の下に宇宙のあらゆる事を引き起こしています

時間歪曲は奇跡と同一であり、時の流れ、即ちこれから進むであろう運命を捻じ曲げて未来を変える事です。

しかし実は、時間歪曲は因果律の下、常に引き起こされており、これが因果応報です

時間歪曲や奇跡というと物凄く特殊な能力に思えるかも知れませんが、考えてみて下さい。

今現在のあなたの状態をそのまま継続した場合、必ず何かの運命に行き着きます。

その運命を、想定運命と呼ぶ事にします。

広義の意味では、「あの時こうしていれば」と仮定した場合に行き着く先の運命を想定運命であるという事も出来ます。

しかし、それ以外の非想定運命に行き着く事は十分に可能です。

現在のあなたの状態を変えればいいだけです。

現在を変えれば、確実に未来は変わります。

どんな些細な事でも、未来が影響を受けないという事は有り得ません。

実は、想定運命は潜在意識の一種です。

時空の様に活動理念を持たないので魂であるとは言えませんが、前波動である為、自在に波動である魂の中を通過していきます。

全ての魂が想定運命に辿り着けば何も起こりませんが、そもそもそんな魂はいません。

全ての魂が進歩しようと考えて何らかの行動を起こし自分の性質を変化させますから、必ず非想定運命に行き着く事は沢山あります。

特に挑戦心が高い魂は自分を変えるべく次々と行動を起こしますから、非想定運命に行き着く機会が非常に多いです。

そして、この行き着いた非想定運命が確定運命より良いものである場合と悪いものである場合があります。

想定運命は統制秩序と愛他性挑戦秩序が鍛錬され尚且つ超能力の可能性を潜在的に信じている人の場合、予知夢やお告げ等の形で未来予知として見る事ができます。

これらについては次回の「超能力について」で詳しく説明していきます。

想定運命という潜在意識が、自分の中を通過した際の情報を読み取った結果です。

しかし、例えその情報を読み取る事ができない人でも、確実に想定運命の影響は受けています。

潜在意識は時空を自在に超え、宇宙万物の中を常に通過していきます。

特に時空的距離が小さい場合、その影響は強い訳です。

潜在意識は波動の中を放射状に広がる為、距離的に近い方がより強く浸透するからです。

従って時間的空間的距離が一番近い人から強く想定運命の影響は出てきます。

その為遠い未来や過去より近い未来や過去の方が強く影響が出ます。

空間的距離で言えば、まず自分、そして家族、良く会う他人、あまり会わない他人…という順でです。

自分が実際に行き着いた運命を確定運命と呼ぶ事にします。

因果応報は因果律の一種であり、その本質は想定運命と確定運命の差です

言い換えるとこういう事です。

因果応報は、因果律即ち前波動の一種の想定運命が主人公です。

想定運命に対し、確定運命が自己にとって良くないものである場合は、魂が自分の無力さを呪い傷付きます。

想定運命に対し、確定運命が自己にとって良いものである場合は、魂が自分の力を褒め称え進化を遂げます。

因果応報とは、それ以上でもそれ以下でもありません。

因果応報は、本質的には創造主や神や悪魔など特殊な力が影響している訳では無いのです。

想定運命と確定運命との差で、現世で引き寄せるありとあらゆる運命から、輪廻転生時の教育の在り方、来世での運命までかなりの事が決まってしまいます

これが因果応報です

それらの事柄について、具体的な例を示しながら以下で説明していきます。


世の中には色々な人がいます。

億万長者もいれば貧乏人もいる。

男性もいれば女性もいれば、性同一性障害の人もいる。

健康で長生きする人もいれば、一生病気で苦しまなければならない人もいるし、生まれてすぐ死ぬ人もいる。

幸せな結婚をして一生愛に包まれて幸福に暮らす人もいれば、事故や凶悪犯罪や天災に遭い、無残な死に方をしなければならない者もいる。

不幸のどん底から本当の幸福を手にする者もいれば、生まれつき真の幸福を手にしていたのに最後には不幸のどん底に沈む者もいる。

人の運命は余りにも差が大き過ぎ、不平等過ぎると嘆く方もいるでしょう。

しかし、それは嘘です。

全ての魂間には、差や不平等等存在しません

現世の自分に起こる全ての出来事が、因果律の成せる業であり、因果応報でしかないのです。

一つずつ例を挙げて説明していきましょう。

お金のある無しは左程大した問題ではないと言えます。

世の中にはそれで幸不幸が決まると思っている人が多い様に思われますが、そうではありません。

お金持ちはお金持ちなりに、人にたかられるとか、歪んだ嫉妬に苦しめられるとか、お金を盗られないかと警戒しなければならないとか、貧乏な人にはない悩みがあります。

貧乏だって、そんな中で幸福を手にできる人は沢山います。

要するに、お金の有る無しは状況の違いに過ぎず、それを自分の幸不幸にどう活かすかは本人の魂力次第であり、どちらも自分の人生に対する試練であって幸不幸に直結するものではありません。

お金の有る無しは因果律が本人の成長の為にどちらが良いか定めたものに、本人の価値観と努力がプラスされて形成されるものでしかなく、それをどう人生に活かすかは本人の意識次第です。

男性か女性か、性同一性障害かという事においても同様です。

今の地球の現状を見ると、女性より男性の方が幸福になるにはやや不利で、性同一性障害の人は男性より更に不利です。

そもそも、魂の根源的性質として、男性性と女性性、つまり統制秩序と破壊創造秩序という2つの根源秩序が存在します。

この2つの秩序は全ての魂達の目標であり、全魂がそのどちらか、または双方の秩序を高いレベルで持ちたいと願っています。

しかし、統制秩序も破壊創造秩序も女性は高いレベルで持つ事を許されているのですが、男性はそのどちらを持つ事も許されていません。

統制秩序主導型は正確な直感を主体に判断を下し、背が低く目が丸く大きく輝きが強く童顔で、上目使いに人を見て甘えた様な態度を取ります。

破壊創造秩序主導型は腰を中心に体をクネクネさせる等動きがセクシーで、内股で全体的に雰囲気が色っぽく、首と腰をそれぞれ反対側に傾けて立つ特徴があります。

どちらも女性には許されるけれど、男性がその様な振る舞いをしたら凄まじい差別を受けます。

魂力の中核は男性性と女性性であり、つまり統制秩序と破壊創造秩序です。

魂力の向上が幸福になる為の唯一無二の条件ですから、男性だって魂力を向上させたいのですが、それが女性より困難な訳です。

当然女性でも差別を受ければ傷付きますが、男性は精神的にデリケートなのでより傷付きます。

しかも女性の場合、誰かに頼って悩みを打ち明ける事が許されているので悩みや苦しみを発散し易いですが、男性は常に強くあらねばならないという常識の為に悩みや苦しみを発散するのが難しいです。

しかし、男性でも女性より幸福になっている人もいますから、男性の困難は自分の人生に与えられた課題であると言えます。

性同一性障害の人は、何もしなくても他から差別される事が多いですから、その困難は男性以上です。

ここで断言しておきますが、性同一性障害はれっきとした個性であり、断じて病気でも障害でもありません

そもそも、魂には男性的個性を持つものと女性的個性を持つものがあります。

男性的な魂でも男性の体にばかり生まれていれば価値観が偏り判断力の低下を来たすので女性に生まれる事もありますし、女性的な魂でも同様の理由で時々男性に生まれます。

基本的にそれが性同一性障害であり、性同一性障害は魂の判断力の向上の為のプロセスであって、それを差別する人の判断力は狂っているとしか言いようがありません

どの魂でも、両性の事を理解する為、魂とは性質の異なる肉体に転生する事はあります。

性同一性障害の人を差別してきた人が、来世は性同一性障害の人に生まれ変わる可能性は十分に考えられます。

異質なものを差別し排除する地球の秩序が如何に罪深いかを物語った一例ですが、私はその様な愚かな思想には全ての魂が絶対に毒されて欲しくないと強く願います。

しかし、性同一性障害でも幸福に生きている人も沢山います。

全ての条件は自分の魂力を鍛える試練であり、それを呪ったり他に嫉妬したりするのではなく、乗り越えるものです

幸福な状況に生まれるか、不幸な状況に生まれるかも全て因果応報のなせる業であり、それについては下で説明します。

また、人生が上がり調子、下がり調子というのも因果応報の典型です。

人生が上がり調子というのは自己受容能力が高まってきている証であり、下がり調子というのは自虐性が高まってきている証です

結局、運勢の向上や低下は、それ以外の何物でもないのです。

想定運命に対し確定運命の方が自分にとって良いものであれば自己受容性が向上して運勢が上昇し、悪いものであれば自虐性が向上して運勢が低下します。

運勢が良いと幸福を引き寄せます。

挑戦秩序が高い場合、自分を鍛えようとする意識が強いので様々な困難を引き寄せ一見幸福ではない様に思われる事が多いですが、運勢さえ良ければ必ず克服し、その前にはもっていなかった魂の力を得る事ができます。

それに対し、自虐性が高いと自分がこの世には存在しない方が良いと意識中で考えているので、様々な災難で早死にし易く、それが極まって高い自己処罰感情を持つまでになると自分は苦しまねばならないと意識中で考えているので、苦しみながら中々死ねない事になります。

幸福になる人も、あっさりと亡くなる人も、苦しみながら生き続ける人も、全ての運命はこの因果応報に左右されており、それ以外の原因は絶対に有り得ないのです。

だからこそ、全ては自己責任なのです

その具体例を、以下でも引き続き説明していきます。


輪廻転生時の神々の教育も、本人にとって地獄になる事もあり天国になる事もあると述べましたが、それは教育を担当した神々の意思によるものというより、全て因果応報によるものです。

例えば、幸福な家庭を築き上げようとしていたのに、子供が自殺したり殺される等して上手く行かなかったとします。

しかし、本人の統制秩序即ち判断力は、それを明確に理解する段階まで達していません。

その為に、本人はどうして子どもがこんな目に遭わなければならなかったのかを知りたいと願ったとします。

本人は死後、神々に望み通り、その理由を諭されます。

諭されると言っても、明確な答えを言葉で説明される事はありません。

自分がどういう対応を取っていたら子供を不幸な目にあわさずに済んだのか、子供はどんな心理状態にあったのか、自殺に追い込んだり殺した相手はどんな心理状態にあったのかを自分のものとして実感する機会を与えられるのです。

地球の場合教育が行き届いていないので、自分の子供が自殺したり殺されたりすると、両親はその直接の原因になった者だけを強く恨み続け、死刑に追い込もうとしたりなるべく苦しめようとします。

しかし、自分の子供が不幸な運命に陥ったという事は、自分の子供の自虐性が非常に高かったという事を証明しています

その理由は子供に接した同級生や教師の対応が悪かったという事もありますが、いずれにしろ親が正しい対応をしていれば確実に防げたという事はほぼ間違いありません。

また、自分の子供を死に追いやった相手も相当の不幸を抱え込んでいたという事も目の当たりにします。

その真実を目の当たりにした時、自分を責めて苦しみながら潰れてしまうか、その真実を真摯に受け止め来世ではこのような過ちを決して繰り返さないように反省して生まれ変わる事ができるかは本人の力次第です。

本人の向上心、愛の強さ等の魂力が運命を二分します

神々の指導を殺すか活かすか、地獄にするか天国に変えるかは本人次第です

これは自分が被害者であった場合でも、加害者であった場合でも、自分の子供が加害者になった場合でも、どんな状況でも共通します。

教え子や友人、知り合いや知らない人が不幸になったのを見かけた場合でさえそうです。

袖触れ合うも多少の縁であり、そこに何らかの因果律が働いているのです。

勿論犯罪や自殺だけでなく、戦争や病気や事故や天災等でも同一です。

自虐性の低い状態では、魂は絶対に不幸には陥らないのですから。

罪を犯したとしても、あの世ですぐに消滅してしまう魂もあれば、地獄の苦しみを味わいながら長期間生きながらえる魂もあります。

すぐに消滅してしまう魂というのは、禍性従属秩序主導型の様に自我が低く向上心がほぼ無いが故にすぐ諦めてしまう魂です。

苦しみながら生きながらえる魂というのは、自分の犯した罪は重いが魂は生き延びたいという向上心を失っていない魂か、自虐性が極限まで達し強い自己処罰感情を持つ事になりもっと苦しまねば自分の罪は消えないと考えている魂です。

そうして、指導役の魂が本人を生まれ変わる事ができる状態に達していると認めれば輪廻転生できますが、約150年経っても認められない場合魂は消滅します。

魂が天界にいられる期間はおよそ150年までと決まっているからです。

ただし本人が希望し、創造主が指導役の魂として認定した場合は例外で、無期限に存在し続ける事ができます。

勿論指導役の魂にも個性があり、指導の仕方や生まれ変わりの判断基準にも違いがありますが、どの指導役の魂を呼び寄せるかさえ本人の魂的個性によって決まるので、全て本人次第です。


天界で問題を解決しきれていない場合は、来世までその業を持ち越す事になります。

例えば前世人を著しく傷付けてしまって、天界でそれを償う方法を見つけられなかったけれど指導役の魂に向上心の高さを認められ生まれ変わりを命じられた場合には、来世で人を傷付ける秩序の改正に全力を尽くさねばならない等、償いの人生を歩む事になります。

この世に生まれ出た時の境遇の差はこの業と、自分の判断力即ち統制秩序で決まります


ちなみに、他に呪いをかけて成功した場合に多いのですが、他にも人殺し等をした場合でも、他に多大な不幸を与えたのに現世でも天界でも来世でも裁かれない魂が稀にいます。

これは殆ど愛に裏打ちされた攻撃性の高いタイプの破壊創造秩序主導型です。

自分がやった事が如何に多大な不幸を周囲にもたらしたか天界で見せられても、それが自分の絶対的正義の生み出した産物であり、そうする以外にこの世界を幸福にする方法が無かった、または自分がやらなければもっと多大な不幸が生じたと魂の底から納得しているので、何を見せられても自虐性が高くなる事は無いからです。

これは余程統制秩序の高い魂でなければ到達できない領域であり、そこまで判断力が高ければ来世でもきっと正義を施行できると創造主が認定する為です。

裁かれるべき魂が存在しないのが理想なのですが、地球の様に不幸な星では残念ながら裁きを下す魂の存在も絶対に必要です。

それが無ければ、周囲に絶大な不幸をまき散らし続ける魂を止める事は誰にもできず、不幸になる魂が増えるばかりだからです。

しかし、それは緊急避難的な方法であり、真の解決策でないという事だけは常に頭に入れて行かなくてはなりません。

全ての魂が幸福にならなくては真に幸福な地球を作り出す事は不可能です。

その為には、不幸な魂を生み出し続けている地球の秩序の歪みを改めなければなりません

それを地球上の全ての魂が実感した上で、魂力を鍛える事以外に、幸福な地球の実現は有り得ません

魂力の鍛え方は、「自分を幸福にするプロセス」「他を幸福にするプロセス」を参考にして下さい。


今回も自他が陥っている運命の訳とその解決策について無料相談を受け付けるので、分からない事がありましたらコメント欄若しくはメールで遠慮なく質問して下さい。