今日覚えた使えるイタリア語
Lezione 35 間接目的語代名詞
Ti do una mano?
手伝う?/手伝おうか?
(私は君に手を貸しましょうか?)
文のなかの間接目的語
Diamo la mancia al cameriere.
私たちは彼にチップを渡します。
Diamo la mancia a lui. = Gli diamo la mancia.
彼らは私たちに領収書をくれません。
Loro non ci danno la ricevuta.
私に塩を取っていただけますか?
Mi dà il sale?
※ dare は、「そこにあるものをこちらにください」という意味で使われている。
間接目的語代名詞を使うと、フレーズがぐんと短くなります。
Sì, e poi i pronomi sono una parte fondamentale della lingua italiana.
この代名詞はイタリア語の中で基本的な役割をするとても大事なものです。
Eh sì, quindi impariamoli bene.
a me 私に
a te あなたに
a lui 彼に
a lei 彼女に
などと意味の上では同じ。
でも、ニュアンスは変わってくる。
Lucio mi dà la chiave.
ルーチョは私に鍵をくれます」と言っていて、特にどこも強調していない。
Lucio dà la chiave a me.
このように言うと、例えば、ルーチョは私には鍵をくれる。ほかの人には知らないけれど、というように、「私には」のところが強調される。
ちなみに mi は間接目的語代名詞の普通の形(普通形)、それに対して a me のほうは、勢いを強めるということで強勢形と呼ぶ。
また、次のように、他の人との違いをはっきりさせるときにもこの形が便利。
Lucio dà la chiave a te, ma non a lui.
あなた a te と彼 a lui の、ルーチョの扱いの違いがはっきりする。
ところで、me / te などの代名詞が、強勢形としての働きをするのは前置詞が a の場合だけ。
vado da lui / Vengo con te などの場合、彼やあなたが特に強調されるということはない。
Matteo, ma cosa hai?
Mi si è rotto il cellulare. Non so cosa fare.
Ma come si è rotto?
Non lo so. Non riesco a mandare i messaggi. Mi dai una mano?
マッテーオさん、携帯メールの送信ができなくてインマさんに助けを求めています。
Fammi vedere. Ma è messo la modalità aereo.
Modalità che? No, guarda, io non ho preso nessun aereo.
機内モードになっていたんですね。飛行機なんか乗ってないのに、とマッテーオさん、不思議そうです。
Ma no, la modalità aereo per evitare che il cellulare ti squilli anche senza doverlo spegnere.
電波を送受信できない状態になってたんですね。
Ah, la modalità aereo. Certo, certo! Questi cellulari moderni sono proprio ingelligenti, eh?
Appunto per questo smartphone!
Smart(イタリア語だと発音はズマルトのようになる) che?
いろいろ利口な機能がついてるからスマートフォンなのよというインマさんに、スマートってなんのこと?って聞いたりして、英語がわからないふりしてるんですかね、マッテーオさん。
では、今日はこの辺で。
Ciao!
See you next time!
ImmaさんとMatteoさんのセリフ(斜体)は例によりディクテーションしました。(学習の記録としてディクテーションに挑戦したものをそのまま載せています)
まいにちイタリア語12月号入門編
より
Ciao Italiano! イタリア語へようこそ
Lezione 35 間接目的語代名詞
=====前回は=====
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Grazie a tutti
Buona giornata