今日覚えた使えるイタリア語
Lezione 35 間接目的語代名詞
Mi dai una mano?
手伝ってもらえる?
dare una mano a + 人
前回 は a Rita 「リータに」だったが、今回の「私に」のところには前置詞の a がない。
動詞の前にある mi これが「私に」という代名詞で、a + 人の役割をしている。
mi は別の言い方で a me、このように言い換えることができる。
つまり dare una mano a me ということで、a + 人になっている。
間接目的語になる人称代名詞
前置詞と一緒に使う人称代名詞は da me , da te , da lui のように発音する。
Dai una mano a me? → Mi dai una mano?
今日のフレーズでは、前置詞が da ではなくて a になっているが、前置詞がこのように a の場合に限って a me のほかにもう1つ別の言い方ができる。
それがこの mi という形。
そして、これが動詞 dare の活用形 dai の前に来ている。
<mi 「誰々に」と間接目的語の役割をする人称代名詞>
意味は a me と同じなので、mi の中には前置詞の a が内蔵されていると考えることができる。
私に mi
君に ti
彼に gli
彼女に/敬称のあなたに le / Le
私たちに ci
君たちに vi
彼らに/彼女たちに gli
ニュアンスの違いはあるけれど、
Dai una mano a me?
これを
Mi dai una mano?
と言い換えることができる。
間接目的語になる人称代名詞「~(人)に」の位置
Do una mano a Rita. の a Rita 「リータに」の部分を代名詞「彼女に」に置き換えると、
Do una mano a lei. → Le do una mano.
a me と a lei は文の最後にあったが、mi と le は動詞 dare の活用形の直前に置く。
これが代名詞 mi とか le の大切なポイント。
これらの代名詞の位置は動詞の活用形のすぐ前、動詞との間には何も挟むことができない。
なので、否定文だと non のほうが代名詞より前にくる。
ルーチョは私たちに手を貸してくれません。
Lucio non ci dà una mano.
ルーチョは彼女に鍵を渡しません。
Lucio non le dà la chiave.
まいにちイタリア語12月号入門編 より
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Lezione 35 間接目的語代名詞
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