Fuji Rock2014!① | 奥浜レイラオフィシャルブログ「L→R」powered by Ameba

奥浜レイラオフィシャルブログ「L→R」powered by Ameba

奥浜レイラオフィシャルブログ「L→R」powered by Ameba

今年のフジロックの覚え書き!
(サマソニ前に上げる予定が遅くなっちゃいました。Twitterでコメントをもらっていた方もいたのにごめんなさい!)


まず一日目、スタートは愉快な仲間たちと合流するところから。
午前中に東京近郊の某所に集合ー!
車で出発するも、早速渋滞にはまる。

「まずいまずい、これでは午後一のステージに間に合わないぞ。」
と言いながら、焦っても先に進むわけではない。
普段は仕事場で会うことが多い、今回のフジメンバーの皆さま。
SAで買ったシュウマイを食べたり、膝の上でチョコをうっかり溶かしたりしながらワイワイ向かう。
仕事以外の”普段の顔”が見えてきて、これだから旅は楽しい。


さぁこれはいよいよ、イハくんには間に合わなそうだぞ、というのが分かりJames Ihaを車内にお招きし歌ってもらう。
後部座席からはスヤスヤと穏やかな音。イハくん、ありがとう。今度は生で観たいです。単独公演キボンヌ。


新潟に入り、山道を攻め始め始めると(山を攻める、これ西湘地区ではよく耳にするワード。ちなみに私は湘南ガール。)
選曲も攻めモードに。フランツ、ゴリラズなど…あとは何かけたかなー。
この高揚感・・そうだ!私達これから苗場に行くんだ!一年に一回のお祭りなんだ!
もちろんお仕事もありますが、苗場に向かう、これだけでもうワクワクしてくるのです・・・!


到着した会場は概ね晴れ、暑い暑い!
宿泊先に到着し、まずしたことは持参したパソコンを広げること!
えーっと、私のミスで仕事を持って苗場入りしました。
部屋で書き終えた原稿を無事?送信、装いを山仕様に替え、いよいよしゅっぱーつ!

{E747913B-2C21-4060-96C0-AF638ABD0201:01}


目指すはホワイトステージ、スウェーデンの姉妹デュオFirst Aid Kitを観るのだっ!
ちなみにこのあと、彼女達のインタビュー取材が入っています。

ライブを観る前に小腹が空いたので
「渋い渋い」と言われながら、ところ天国でところてんをすする。
{E0FF4F0E-868A-4599-B110-354C75631822:01}


フジ最初の食事がところてん。そう、これが私です。


さあ小腹を満たして、First Aid Kitのステージ!
金ピカの、フォークロアっぽい形の衣装に身を包んだ美人姉妹。
マンドリン、フィドルのメンバーとドラム、あとは姉妹という編成。
カバーをYouTubeにアップして注目された彼女達。
この日もディランの”One more cup of coffee"を披露する。
ちょっと低音気味なお姉さんの声と、クリアな高音が魅力の妹。
姉妹コーラスの素晴らしいハーモニー。
ラストの曲で雲の間から陽が射すなど、フジらしい自然が手伝った演出もグー。


残念ながら裏被りのTemplesは観られず・・うーん無念だ・・
グリーンのFoster The Peopleにテンションを上げられつつ、私達はスウェーデンの美人姉妹の取材へ。

インタビューでは猫カフェに行ったり、プリクラを撮った話も。
対面してみると、ますますお茶目で可愛い姉妹!
ゆくゆくは憧れのBob Dylanや、Jack Whiteをプロデューサーに迎え一緒に仕事してみたいんですって。
そのことを姉妹でキャッキャッ言いながら話してくれました。日本語にすると「ジャックの大ファンなのーキャー!」みたいな感じ笑 お、お姉さんも一緒だよ。かっこいいよねー!
その時を楽しみにしてますよーーーー!
{92304FA0-4A1B-4523-8CE1-538153042428:01}



取材から会場へと戻ってきた時、グリーンでは電グルが。
歩くスタッフのIさんと私、取材が終わった安堵感から「今はやっぱりシャングリラが聴きたいねー!」なんて話していたその矢先、なんと聞き覚えのあるあの音が!
このタイミング!まるで私達のリクエストに答えてくれたみたいだ!
ひとしきり歌い踊る。
ああ、生活のすぐそばに音楽があるってなんて気持ちがいいんだろう・・
常にどこかから音楽が流れてくるって、素晴らしい!ほんとに胸が躍る。足も身体も自然に踊る。


さて、電グルさんを楽しみつつ、ホワイトのDISCLOSUREに向かう私達。
この日は夜も暑かったですね。ビールで乾杯も済ませ、汗もかきかき今度はUKのクールなローレンス兄弟を観ます。

彼らのステージは三度目?かな。いつも本当にかっこいい!!
まだビックリするくらい若いのよね。お兄ちゃんも23歳とかで。
観る度に、ダンスミュージックは常に進化していると思わされるのです。
今のダンスミュージックは、アゲすぎない抑圧した美学を持ったものと、EDMみたいに分かりやすくドカーンとアゲポイントを作るものと二極化していると思う。
このDISCLOSUREは前者。スマートでクールです。

ホワイトステージ、この日はダンスアクトが目玉でしたねー。
ローレンス兄弟の後は、同じイギリスのBasement Jaxxパイセンですよ。
何このコンボ!どれだけ踊らせる気なの?という嬉しい悲鳴。
この流れって実にフジらしいですよね。
時代の傾向はEDMですが、そことは違うまた別の文脈で評価されているアーティスト。


実は、前日に都内でBasement Jaxxのサイモンにインタビューしてまして・・
その取材の為に一足早く、最新作の「フント」を聴かせて頂きまして・・それが最高なアルバムでして・・
その上、そこで聞いた話が本当に良い話でして・・
もうね、話を聞いていて、彼らの音楽愛にウルウルしてきちゃうくらい。
この話に関しては、今週と来週のDIG THE ROCKSで放送するのでここでは控えたいと思いますが、
そんな都内での出来事もあったので、始まる前から絶対素晴らしいライブに違いない!って確信してました。


ちょっと変わった衣装(虹が描かれた長いワンピースのような)でフィリックスとサイモンが出てきていよいよパーティーの始まり!
そしてダイナマイトボディの女性黒人シンガーが登場し、Good Luckを歌ったと思えばその後は新譜モードに。二曲くらいかな。
まだ世の中に出ていない音楽なのにこんなに盛り上がるのか!というくらい、盛り上がる!
良い音楽というのは、聴いたことがあろうとなかろうと関係ないんですよね!

ダンスミュージック、エレクトロ、DJといえども、彼らの音楽にはずっと人力の温かさが溢れていた。
特に前作からは積極的にゲストボーカルを入れていて、今作フントもその流れ。
内省的な前作から、外を向いたアルバムへとコンセプトは変わりましたが、新旧織り交ぜたセットリストは終始ソウルフルで温かい空気に溢れていて、ハッピーでノリノリなダンスフロアを作り出してました。

新作からNever Say Neverも披露!
このビデオが、メッセージ含め素晴らしいので是非観てほしい。
ニューアルバムは昨日リリースされてますよー!
私の2014ベストアルバム10枚には、確実に選出されるでしょう!


新人からベテランへと繋がれたこのダンスミュージック界のバトン、1日目の個人的ハイライトでした。


(ショートなんで襟足程度ですが)後ろ髪を引かれつつ、Franz Ferdinandへ。
何とかアンコールには間に合った!
鉄板のアンセムは早めにやっていた様子でしたね。
その余韻を感じつつ、最新作からのナンバーFresh StraberriesやGoodbye Lovers&Friendsなどを聴きながらゆるゆると過ごす。


正直もうこの時間は、睡眠不足でフラフラ~になってましたが(笑)
レッドマーキーのJungleまで頑張って、フィニッシュ!

この日は夜遊びしないで良い子にお部屋に帰りました。

そういえば、夜はMOE.を観ながらさくらぐみのピザも堪能しました。
相変わらず美味しかったよー

{AFDEBCF0-709C-4B6E-8E1D-20F1ED3B827E:01}

そんな訳でフジ1日目は早めにお布団に入りました。

<続>