「エイト・デイズ・ア・ウィーク/Eight Days A Week」。
1964年にビートルズのアルバム「Beatles For Sale」に収録され、日本では「ノー・リプライ」とのカップリングでシングル・リリースされ、ビートルズの楽曲の中でもポップ・センス溢れる楽曲で、比較的人気の高い曲となっています。

近年は、ポール・マッカートニーのライヴのオープニング曲として定着しています。
ポールらしさ溢れるポップ・ロックとなっていますが、意外なことにサイケデリック・ロック・バンド、アート・ロック・バンドと呼ばれ1960年代後半から1970年代にかけて活躍したブリティッシュ・ロック・バンド"プロコル・ハルム/Procol Harum"がこの曲をカヴァーしています。

プロコル・ハルムは、1967年にリリースしたデビュー曲「青い影 / A Whiter Shade of Pale」(1967年)は日本を含む世界的な大ヒットを記録。

【A Whiter Shade Of Pale - Procol Harum】
リーダーでボーカリストのゲイリー・ブルッカー (Gary Brooker)のピアノとマシュー・フィッシャー (Matthew Fisher) のオルガンというツイン・キーボードはバンドの大きな特徴となり、ユーミンも「プロコル・ハルムを聞いて自分でもロックが出来る」とミュージシャンになるきっかけであったことを語っています。(ユーミンはデビュー40周年記念として2012年にプロコル・ハルムと国内でジョイントライヴを開催しています。)
バンド後期となった1975年、AOR界で活躍していたジェリー・リバー&マイク・ストーラーをプロデューサーに迎え制作したアルバム「プロコルズ・ナインス / Procol's Ninth」をリリース。

このアルバムのラストを飾る楽曲として初のビートルズ・カヴァーとなる「エイト・デイズ・ア・ウィーク」をカヴァーしています。
【Procol Harum-Eight Days A Week】
オルガンをベースに、オリジナル同様、手拍子を印象的に活用。
ラフなギター・リフ、ボーカルも印象的です。
1977年には「全てをやりつくした」というゲイリーの判断でバンドは解散。
しかし1991年にゲイリーによりバンドは再編され、現在も活動。
2003年には来日して四人囃子も共演しています。
ビートルズ作品はオリジナルの印象が強いですが、プロコル・ハルムの「エイト・デイズ・ア・ウィーク」は素晴らしいカヴァー作品となっていると思います。






















