リッチー・ブラックモアがついに新生”Ritchie Blackmore`s Rainbow”としてハード・ロック・ワールドへ帰還しました。
今回は、あくまでも限定復活ということで、予定されたのは、6月17日、18日のドイツのローレライ&シュトゥットガルトで開催された<Monsters Of Rock Festival>と6月25日、英バーミンガムGenting Arena公演の3公演のみ。
気になるメンバーは、メンバーは、ヴォーカルにチリ出身のロニー・ロメロ、デヴィッド・キース(ドラム)とボブ・ヌーボー(ベース)はBLACKMORE'S NIGHTのメンバー。キーボードにはSTRATOVARIUSのイェンス・ヨハンソン、という構成。
コーラスには、もちろんリッチーの愛妻キャンディスも参加しています(^^♪
写真、中央がボーカルのロニー・ロメロです。
youTubeには、初日と2日目のライヴの様子がアップされているものの、早くも削除になっている動画もあり、ファンの方は早めに観たほうがいいかもしれません。
リッチーは今回、「限定的なライヴ」と公言しているとはいえ、セットリストは「パープルとレインボー」と事前に話していた通り、非常に興味深いセット・リストとなりました。
Opening SE:Land Of Hope And Glory~Over The Rainbow
01. Highway Star (DEEP PURPLE cover)
02. Spotlight Kid
03. Mistreated (DEEP PURPLE cover)
04. Since You Been Gone (Russ Ballard cover)
05. Man On The Silver Mountain
06. Catch The Rainbow
07. Difficult To Cure
08. Perfect Strangers (DEEP PURPLE cover)
09. Child In Time (DEEP PURPLE cover)
10. Long Live Rock 'N' Roll
11. Stargazer
12. Black Night (DEEP PURPLE cover)
13. Smoke On The Water (DEEP PURPLE cover)
翌日にはSixteenth Century Greensleevesも演奏したようです。イアン・ギラン時代のパープル・ナンバーとロニー・ジェイムス・ディオ時代のレインボーの曲を中心に構成されていますが、「Spotlight Kid」や「Since You Been Gone」などのジョー・リン・タナー時代の楽曲や、復活パープルの「Perfect Strangers」など、リッチーの選曲が実に興味深いです。
今回の新ボーカリスト、ロニー・ロメロは、ロニー・ジェイムス・ディオを彷彿させるボーカルを聞かせてくれており、音源だけを聞いていると一瞬ですが、「ロニー?」と思う瞬間もあるほどです。
肝心のリッチーは、最期のレインボーのライヴから19年のハード。・ロック・ブランク、そして今年の2月には、指を手術したこともあり心配しましたが、さすがリッチーというプレイを聞かせてくれています。
すでに、ブートも様々リリースされているようで、久々のリッチーのハードロック回帰は盛り上がりを見せています。
【Ritchie Blackmore`s Rainbow 2016 - Highway Star】
「Over The Rainbow」のSEが流れドロシーのセリフ、そして、メンバーの登場で観客もハイテンションに。。
全てが感動的です。
【Ritchie Blackmore`s Rainbow 2016 - Mistreated】
【Ritchie Blackmore`s Rainbow 2016
Man on the Silver Mountain】
【Ritchie Blackmore`s Rainbow 2016 - Stargazer】
いつも気まぐれなリッチーなので、気分を良くして来日してくれることを期待です♪