レインボー「L.A.コネクション/レディー・オブ・ザ・レイク」(1978) | マジカル・ミステリー・ミュージック・ツアー

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1960年代から1980年代の洋楽・邦楽の雑記帳です。

1978年4月14日、リッチー・ブラックモア33歳の誕生日にリリースされたレインボーの3rdアルバム「バビロンの城門(アーチ) / Long Live Rock 'N' Roll」
 
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リッチー・ブラックモア、ロニー・ジェイムズ・ディオ、コージー・パウエルの3頭政治と言われた黄金期を迎えていたレインボー。
 
リッチー・ブラックモアは、イギリス、ドイツ、日本等での人気をさらに拡大すべく、新たなマーケットのターゲットをアメリカに設定。
それまでのドラマティックなハード・ロックからキャッチーなハード・ロックへの転換を図ってゆく最初の1枚となった作品でした。
 
日本では何故か、アルバム・タイトルが「Long Live Rock 'N' Roll」ではなく、アルバムA面ラストを飾る、それまでのレインボーのイメージを思い起こさせる「バビロンの城門(アーチ) / Gates Of Babylon」が日本盤タイトルとなっています。
 
私は、リアルタイムでアルバムを購入しましたが、しばらくの間、アルバムのオリジナル・タイトルも「Gates Of Babylon」と信じきっていて、「Long Live Rock 'N' Roll」がオリジナル・タイトルと知ったときはびっくりしたものでした(^-^;
 
やはり日本では、様式美なレインボーを前面に押し出し、プロモーションすることになったのでは。。などと思ってしまいます。
 
このアルバムから第1弾シングルとなったのは、タイトル・トラックの「Long Live Rock 'N' Roll」で、イギリスでは、チャート33位を記録しています。
 
この当時は、アルバム・アーティストだったため、アルバムは全英7位、日本でも9位を記録していますが、アメリカではTV番組への出演等のプロモーションはあったものの、全米89位という結果に終わっています。
 
この後、第2弾シングルとしてリリースされたのが、「L.A.コネクション L.A. Connection/レディー・オブ・ザ・レイク Lady Of The Lake」でした。
 
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今回、ディスクユニオン横浜店でこのシングルを発見し、割引対象ということもあり、566円で購入出来ました。
 
家に帰って、開けてびっくり!
なんと綺麗なレッド・カラー・レコードでした。
レーベル部分は、アルバム・ジャケットと同様のイラストとなっています。
 
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【Rainbow - LA Connection】
 
B面はこちら。
こちらは「虹を翔る覇者/Rising」のアルバム・ジャケットをイメージしたピクチャー・レーベルとなっています。 
 
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Rainbow - Lady Of The Lake
残念ながら、このシングルもヒットすることなく、いよいよリッチーは、ロニーと袂を分かち、翌年、グラハム・ボネットを新たなボーカルに迎え、アルバム「ダウン・トゥ・アース / Down to Earth 」をリリース。
徐々にアメリカでも人気を博してゆきます。。。
 
未だに日本でも人気の高いレインボーの中でも特に人気のある初期の最期を飾った「バビロンの城門(アーチ) / Gates Of Babylon」。
 
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いま聞いてもリッチー、ロニー、コージーによる最後のマジックが詰まったアルバムです。