竹内まりや「Secret Love」(1980)。。ジェイ・グレイドン、デヴィッド・フォスター、 | マジカル・ミステリー・ミュージック・ツアー

マジカル・ミステリー・ミュージック・ツアー

1960年代から1980年代の洋楽・邦楽の雑記帳です。

1980年2月、4枚目のシングルとなった「不思議なピーチパイ」の大ヒット。
1980年3月、3rd.アルバム「LOVE SONGS」リリース。オリコンチャート3週連続トップ。
そして、同年12月に9カ月と言う短いインターバルでリリースされたのが、4th.アルバム「MISS M」でした。

イメージ 1

[L.A.サイド]
1. スウィーテスト・ミュージック
2. エヴリ・ナイト
3. モーニング・グローリー
4. シークレット・ラヴ
5. ハート・トゥ・ハート
[東京サイド]
6. 二人のバカンス
7. 遠く離れて(ホエン・ユーアー・ソー・ファー・アウェイ)
8. 雨のドライヴ
9. フェアウェル・コール

【「Miss M」L.A.サイド参加ミュージシャン】
Jay Graydon: Acoustic & Electric Guitar
David Foster: All Keyboards
Jeff Porcaro: Drums
David Hungate: Bass
Steve Lukather: Acoustic & Electric Guitar
Bill Champlin, David Foster,Jay Graydon: Background Vocals
Rhythm Arrangement by Jay Graydon & David Foster
Strings & Horn Arrangement by Greg Mathieson
Chorus Arrangement by Bill Champlin
Written by Marc Jordan, David Foster & Jay Graydon


このアルバムは、A面がLA、B面が東京でレコーディングされたアルバムでしたが、何といっても注目は、LAサイドの参加ミュージシャンでした。

ジェイ・グレイドン、デヴィッド・フォスター、スティーヴ・ルカサー、ジェフ・ポーカロ、デビッド・ハンゲイトがLAサイドのパーマネント・グループとして参加し、コーラスには、更にビル・チャップリンまで参加と言う、贅沢極まりないレコーディングとなっています。
【Miss M レコーディング時 みんな若いです】
左からルカサー、ポーカロ、グレイドン、ハンゲイト、フォスター
イメージ 2

LAサイドに収録された楽曲は、山下達郎が2曲提供のほか、ピーター・アレン、ロジャー・ニコルズが楽曲を提供していますが、4曲目に収録された「Secret Love」は、作詞:マーク・ジョーダン、作曲:デビッド・フォスター&ジェイ・グレイドンという豪華メンバーにより提供された楽曲で、コーラスには、ビル・チャップリン、デビッド・フォスター・ジェイ・グレイドンという、2度と実現しそうにない豪華メンバーがそろい踏みした曲となっています。

【Secret Love / 竹内まりや】

この「Secret Love」、ジェイ・グレイドンが2006年にリリースした未発表デモ集「Past to Present-the 70s」で、作詞を担当したマーク・アーモンドをボーカルにフィーチャーしたヴァージョンを聞くことが出来ます。

イメージ 4

【Jay Graydon (feat.Marc Jordan ) - Secret Love】

しかもこのデモ、竹内まりやヴァージョンと、オケが一緒というオチまでついています音譜

竹内まりやの「Miss M」からは、既発シングルの「二人のバカンス」(80/07/21リリース)とアルバムと同時発売となった「SWEETEST MUSIC」(80/12/05リリース)の2曲がシングルとなっています。

イメージ 3

この後、竹内まりやは、1981年10月に5thアルバム「PORTRAIT」をリリースしたのち、休養宣言を行い、活動を停止。
翌1982年4月に山下達郎と結婚しています。。。

「Miss M」。。AORサウンドの詰まった、ぜひ聞いてもらいたい竹内まりやのアルバムです♪