サディスティックス「On The Seashore」。。最高のメンバーによるメロウ・チューン | マジカル・ミステリー・ミュージック・ツアー

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1960年代から1980年代の洋楽・邦楽の雑記帳です。

サディスティックス。
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サディスティック・ミカ・バンドが加藤和彦夫妻の離婚を機に解散。
残されたメンバー、高橋幸宏、高中正義、後藤次利、今井裕は、そのままサディスティックスを1976年春に結成しました。
ミカバンドのテイストであるオシャレでユーモアのあるサウンドを聞かせてくれながらも、徐々にそれぞれのメンバーのソロ活動が活発化。
2枚のスタジオアルバムと1枚のライヴを残し、わずか2年程で解散してしまいました。

ティン・パン・アレーと肩を並べることのできるメンバーによるバンドであっただけに、矢沢永吉のバックバンドや、それぞれのメンバーのセッション等、70年代後半の日本の音楽シーンに多大なる貢献をしたバンドと言っても過言ではないと思います。

そんな彼らが、ソロに向かいつつも、バンドとしてのクオリティを見せつけてくれたのが、1978年8月にリリースされたセカンド・アルバム「WE ARE JUST TAKING OFF」でした。
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高中正義、高橋幸宏はすでにソロアルバムを発表、メンバーの認知度もあがっていた中、バンドのポテンシャルを十二分に見せてくれた作品だと思います。

今回は、このアルバムから、桑名晴子のボーカルをフューチャーした「On The Seashore」をご紹介します。

【On The Seashore / Sadistics】
作詞:高橋幸宏 作曲・編曲:後藤次利

この頃の高橋幸宏や後藤次利の作品は非常にクオリティの高い作品が多いです。。
桑名晴子もいろいろなアルバムのゲストボーカルで、素晴らしいボーカルを聞かせてくれています。

桑名晴子は自身のセカンドアルバム「Show Me Your Smile」でこの「On The Seashore」をリメイクして取り上げています。

素晴らしいメロウ・チューンの「On The Seashore」。。
この曲も夏が似合います♪