ワン・ライン・バンド「イエロー・マジック」。。芳野藤丸 幻?のプレ・ショーグン・バンド | マジカル・ミステリー・ミュージック・ツアー

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1960年代から1980年代の洋楽・邦楽の雑記帳です。

ONE LINE BAND-ワン・ライン・バンド。。
芳野藤丸(G)、大谷和夫(Key)、長岡”ミッチー”道夫(B)、山木秀夫(Ds)、中島御(Per)。
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1978年アルバム「Yellow Magic」でデビュー。

【Yellow Magic / ONE LINE BAND】
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ワン・ライン・バンドは、芳野藤丸がスタジオ・ミュージシャンとして活躍する中、藤丸バンドに続き、気の合う仲間と作ったバンドでした。
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そして翌年の1979年、この5人にケーシー・ランキンを加えた6人編成で結成されたのが「ショーグン」でした。

つまり、ワン・ライン・バンドは実質上のショーグンのデビューと言っても過言ではないバンドといえるでしょう。

今回は、この唯一のアルバムからタイトルトラックの「Yellow Magic」をご紹介します。

【Yellow Magic / ONE LINE BAND】
作詞:奈良橋洋子 作曲:芳野藤丸 編曲:大谷和夫

藤丸氏のトレードマークであるギター・カッティングがとても心地よく響きます。
バックの印象的な女性コーラスは、当時、ハワイの歌姫といわれたノヘラニ・シプリアーノ

このアルバム、プロモーションを行う前に、すでにショーグンのデビューとなる「俺たちは天使だ!」の話が持ち込まれ、そのままショーグンへ。。。いつのまにか幻のアルバムとなってしまいました。。

藤丸氏曰く「ショーグンもワン・ライン・バンドも大差がないっていうか、僕の中では、ワン・ライン・バンドはもうショーグンの一部になってしまっているんです。前身と言うよりファーストの前にもう一枚あった、みたいな感じですね。」と語っています。

1978年と言えば、日本の音楽も変革期にあり、YMOがデビュー、ゴダイゴが西遊記でブレイクとロック系の実力派ミュージシャン達が脚光を浴びた時期。。

ワン・ライン・バンドのアルバムも、埋もらせてしまうには、もったいないアルバムですキラキラキラキラ