1980年、ラジオから聞こえてきた癒しの音楽 瀬戸龍介「日の光・月の光」 | マジカル・ミステリー・ミュージック・ツアー

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1960年代から1980年代の洋楽・邦楽の雑記帳です。

昨日に引き続き、「月」繋がりで。。。
 
瀬戸龍介(せと りゅうすけ)というミュージシャンをご存知ですか?
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70年代にEASTというグループで、アメリカ等でも活躍され、帰国後、「1979年、俺たちはアメリカを過信しない」とのキャッチコピーのもと、1979年アルバム「五六七(みろく)」でソロデビュー。
このアルバムは「西洋と日本の融合サウンド」に日本の神話をモチーフにしたコンセプト・アルバムとして、当時、けっこう話題になったものです。


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【五六七(みろく) / 瀬戸龍介】(1979)
1.問答~Question & Answer 
2.天女の森~Angel's Forest
3.葉月の雨~Cool Rain in August
4.桃源郷~Dream Land
5.火水(ひみつ)~Fire & Water
6.五六七~Miroku
7.スサノオノミコト~Susano no Mikoto
8.三六九~Miroku
7曲目の「スサノオノミコト」は、日本神話を題材とした12分を越える大曲です。
個人的に、とても気に入っているアルバムです。残念ながら未CD化


瀬戸龍介は、1980年からニッポン放送の平日深夜(12時過ぎだった記憶が。。)に、10分間の「快刀乱麻 龍介のひとりごと」という番組を開始。

その時の番組のテーマ曲が、今日ご紹介する「日の光・月の光」です。(シングル「ビューティフル・モーニング」B面、残念ながらこれも未CD化)
*番組を覚えている方、いっらしゃいますかねぇ。。。汗
【シングル「ビューティフル・モーニング/日の光・月の光」by瀬戸龍介】
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【日の光・月の光 / 瀬戸龍介】
「日の光・月の光」は、宇宙の五大父音(本人談)と言われる「アオウエイ」という言葉のコーラスが、実に神秘な感じを醸し出していますね。

瀬戸龍介は、アコースティック・ギターの名手でもあり、ユーミンのアルバムにもスタジオ・ミュージシャンとして、クレジットされています。また長渕剛との共演もあります。
 
1979年~80年あたりで、日本人がこういう”癒し系”の音楽をやる人って少なかったような気が。。(同じレーベルの喜多郎がちょうどソロデビューしたのも同時期でした。)
 
「日の光・月の光」もアコースティックの響きが心地よいですね。。
早くCD化になればいいなぁ。。。。。