ONE TEAM | 日本大学女子ラクロス部

日本大学女子ラクロス部

日本大学女子ラクロス 公式ブログ


こんにちは。
4年 #56 伊得美月(いる)です!




ついにこの日がやって来ましたね…
『引退ブログ』書かせていただきます。




これから話すことは、最後の1年間で私なりに日大を変えるために努力したお話です。

不器用なりにまとめてみたので読んでいただけたら幸いです。












〜理想と現実〜


入れ替え戦の末、三部からのスタートとなった19チーム。
最上級生として、みんなでチームを変えようと決心した。

『日本一』『愛されるチーム』を目指そう!!


とは言ったものの…

チーム全員でそれを目指せる状態ではありませんでした。





なんとか私も日大を変えたい!貢献したい!と強く思ったので、
新しく『応援班』を作らせて欲しい!と言いました。


でも、運営をするにあたり、人数不足なのに新しい班を作ることや、それって何の意味があるの?って思われて同期に否定されたりもして心が折れたこともありました。


しかし、最後は同期が信じてくれて応援班を設立することを許してくれました。本当にありがとう。







〜応援班とは〜

応援席から強いエールを送るのはもちろん。


・2019年の日大は『応援』でも勝つ!!
・観戦に来てくださった方々にスポーツ、ラクロス観戦の『楽しさ』を伝える!

そして何よりも『日大をひとつにする!』


ことを目標にしました。



部員は何十人もいるのに、試合に出れるのはほんの一部。
となると、残りの大多数で最強の応援ができれば強いチームになれると思ったからです。






〜戦略〜

応援を楽しくするために色んなことを取り入れました!
すべては応援班を作って良かったと言ってもらえるように!!





1.選手紹介

選手達は普段どんな人なのか?
私は魅力的な選手達を面白く紹介して、応援してくださる方々にも知って頂き『愛されるチーム』に繋げようと思いました!


(参考:選挙の当選者プロフィール、スポーツ選手紹介文etc…)





2.エール交換

試合ができるのは自分達だけじゃなく相手校の方々のおかげでもあり、勝っても負けても良い試合にしたいと思ったので、試合前に相手校の方々と応援席でエール交換をしました。



(参考:高校野球の応援席etc…)




3.新しい応援歌

日大は代々伝わる伝統の応援歌を繰り返し使っていましたが、後輩達やみんなの意見のおかげで10コ以上も新しい応援歌が生まれました!
一緒に戦っているマネージャーの歌もあります!笑




(参考:野球、サッカー、流行りの歌etc…)





4.応援練習動画


新しく作ったけど、多すぎて覚えられない…

OGの方々や応援に来てくださる人はわからない…

といった不安を解消するために新しい応援歌を動画で撮り編集してインスタグラムに載せてもらいました!



(参考:他大のラクロス応援練習動画)





5.ショートコント


ウェルカムマッチなど多くの方が来てくれた試合ではハーフタイムに応援班でショートコントを全力でやりました!

来てくださった方を楽しませたい、どんな試合でも良い思い出になって欲しいという願いからです。


チアリーダーの方々よりも活発なラクロス応援班ならピッタリですね笑



(参考:野球試合前の応援団、お笑いライブの前節etc…)





⭐️こぶ平さんに『今年の日大の応援は面白い!』とツイートしてもらうのが夢でしたが唯一叶いませんでした…笑        (来年頑張れ!!笑)





その他にも

応援を仕切る者としてのマインドを学ぶために應援団の団長さんに話を聞きに行ったり…


たくさん考えて行動して、今年の一年は応援についてのことばかり考えていました笑








〜本音〜


毎回の試合で、観客の皆様に声かけて盛り上げて、ワイワイするのが好きなんだろうと思われてたと思います。






でも本当は…真逆で…






応援団長を始めて『応援の怖さ』に気付いてしまいました。






相手に一点奪われるだけでも「あぁ〜…」という

観客やコート内の選手…


その誰よりも0.1秒でも早く切り替えて、

励ましの歌を歌い出すこと。


絶対に勝ちたい!でも自分は応援しかできない…



バラバラになってゆく部員…

(まとめるの大変だよ…声出してよ…)



絶対に負けて欲しくない…

1点も取られたくない…




試合の日は毎回『自分が応援席をまとめなきゃ』

というプレッシャーでいつもバクバクでした。






でもそれは…




選手達に

他のチームメンバーも観客の皆様も

みんなちゃんとついてるよ!大丈夫だよ!

チーム全員で勝とう!

と、わかってもらいたかったから必死でした。




自分の中で応援団長は絶対に落ち込んではいけない!

どんな時でも鼓舞しなきゃいけない!

と言い聞かせ、最後まで諦めたことはありませんでした。










〜負けて気づいたこと〜


こんなに努力しても最後には勝てませんでした。

応援班を作ったことで勝ちに繋げられなかったのは

悔しかったです…


多くの人数をひとつにまとめることの難しさと、

ひとつになった時の強くなれる魔法の突破力。




でも『負け』が決まった瞬間。


甘かった事実がどんどん浮かび上がりました。



まだまだチームをひとつにできていなかったこと。

試合が曇って来た時、最終戦ということもあり、

気持ちがやられていく自分…

試合後に声が出ること

(本当は声なんて潰す勢いで応援したい)




そしてなんといっても

相手校のチーム力の強さ。







もし試合に勝っていたら、このままでいいんだと

思ってしまっていたと思います。


でも、負けたことによってまだまだ変わらなきゃいけないということを思い知らされました。


もう一年あったら、やり直せるのに…引退…




だから、

後輩達が同じ気持ちなら私達の作った土台を改良して絶対に強くなって欲しいです!


目の前にあるのは『壁』じゃなくて『扉』だよ!


君達なら絶対できる!!









〜最後に〜


今年は試合観戦に来てくださった方々が部員と一緒になって応援してくださり、本当に嬉しかったです。



また、不器用で仕事を人に任せるのが下手で

いつも自分で抱え込んでしまう私を支えてくれた

応援班のメンバーには本当に感謝しています。



(『応援班のLINE』真面目な子達すぎて、ふざけてもツッコんでもらえなかった笑)





そして

今年19チームに携わって下さった

コーチ・OGの方々・後輩達・保護者の皆様・応援して下さった皆様には心から感謝しています。

ありがとうございました。





家族のみんな

ラクロス反対派で4年間ずっと『ラクロス辞めなよ』って言われたけど、最後は試合応援来てくれて

『応援楽しかった』って言ってもらえて嬉しかった。

ありがとう。頑張って良かった!

※プレーしてる姿見せれなくてごめんね。







拙い文章ですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。



お礼に皆様に2020年度の少し早い開運おみくじを

ご用意致しました。下にお進みください。











































『大吉!!!』














2020年度も日本大学女子ラクロス部をお楽しみ下さい!また、応援よろしくお願いします!



ありがとうございました。みんな大好きです。

#56 いる