商学部4年の#28寺田紗和(さわ)です。
はじめにこの一年間チームを応援して頂いた皆様、ご支援ご鞭撻本当にありがとうございました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
私は普段自分の気持ちを伝えることがあまりなかったのでこの場を借りてお話ししたいと思います。
思い返せば、去年の11月。
史上初の三部降格。
サドンデスの末、敗退した。
私はその時ピッチでもなく、ベンチでもなく、スタンドからその光景を見ていた。
何もできない自分が悔しかった。
3部に降格したチームのメンバーにすら入れない自分が情けなかった。
このままじゃいけない。
その日、自分を変えたいと心底思った。
しかし、今までも「変えたい」とは思っていたものの変われずにいた。
目に見える結果が出せなかった。
そして、新チームが始動した。
チーム目標『日本一の為の二部奪還』
日本一を目指すチームの土台をつくる1年。
『BreakThrough』
今までの固定概念を壊し、1人1人が当たり前を変えることをスローガンに決めた。
今年度コーチを引き受けてくださったあすかさんに出会った。
そして私の価値観、物事に対する考え方、意識、行動、全てが変わった。
「悩む」のではなく「考えること」が大切だと知った。
考えること、それは問題解決能力であり
現状を理解し、問題の原因を見極め、効果的な打ち手まで考え抜き、実行することであると学んだ。
わたしは自分に足りないものを考え、行動した。
壁当て、自主練、暇な時は試合や練習のビデオを見た。
その結果自分でも目に見える成長を感じた。
知らず知らずのうちに、自分は変わっていた。
ブロック予選を全戦圧勝し、迎えた入替戦。
今までにない空気感の中、何度も責任感とプレッシャーに負けそうになった。
点を決めるにはシュートを打たないといけない。
当たり前の事だ。
しかし、私にはみんなの思いが詰まったボールをシュートする覚悟と勇気が足りなかった。
自分を信じ、自分の選択に責任を持つ事ができなかった。
自分の弱さを痛感した。
「三部残留」
悔やんでも悔やみきれない、
心に刻む試合となった。
私の中学からの部活人生は挫折と後悔ばかりだったものの
最後まで全力を尽くし、やりきったという自信はある。
そしてそれは、私にとってかけがえの無い財産となった。
後輩達へ
嫌な事、辛い事、自分の意にそぐわない事、頑張っても報われない事は今までもこの先もいくらでもあります。
私も経験してきました。
しかしこれらの事から逃げず他人や環境のせいにせず、自分自身と向き合う事が大切です。
壁に直面した時、自分の力で乗り越え未来を切り開いていって下さい。
私も自分に出来る事はできるだけします。
いつでも相談して下さい。
最後になりますが、私が4年間ラクロスをできたのは紛れもなく沢山の方々の応援や支えがあったからです。
お忙しい中試合に駆けつけて下さった大学の先生や高校の友達。
どんな時でも味方でいてくれる大学の仲間。
尊敬すべき偉大なコーチの方々。
皆様のお陰でこの1年間を通し、人としてもプレイヤーとしても成長することができました。
どんなに理不尽な事や辛い事があっても、最後まで私たちについてきてくれた後輩達、
本当に可愛くて頼もしい後輩達です。
楽しい時もしんどい時もあった4年間を共に乗り越えた同期、
部活の時はもちろんOFFも一緒に居ました。
3年の夏合宿では、一発芸での役割を巡り喧嘩しました。
本音でぶつかり指摘し合える大切な存在であり、尊敬できる自慢の同期です。
そして、1番近くで私を支えてくれた家族。
朝練(4:15起床)にも関わらず同じ時間に起きて、毎日豪華な朝食を作ってくれました。
試合では日大カラーである真ピンクのシャツを着て、必ず応援に駆けつけてくれました。(本当に恥ずかしかったです)
両親には今まで沢山迷惑をかけてきた分、ラクロスで活躍をしてる姿を見せて親孝行しようと入部当初心に決めていました。できたかは分かりませんが(笑)
沢山の方の支えがあったからこそここまでこれたと思います。
4年間私とチームに関わって下さった全ての人に感謝します。
本当にありがとうございました。