【基礎特性とシューズ】
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
「人の動きの特徴の根幹をなしている身体の使い方」を基礎特性として、パフォーマンスや痛みといったスポーツの問題にかかわっていきたいと思います。
さて、この基礎特性を具現化しているものであり、スポーツにおける重要なアイテムの一つと考えているのがシューズです。
シューズには、「こういう動きにしたい」というデザインが入っています。
ある動きや、体の反応を求めて、ソールやアッパーの開発を行っているはずなので、そのシューズは何かしらの特徴を持った動きを誘導します。
「動きの特徴=動作特性」です。
つまり、シューズごとに「誘導する動作特性」があるということです。
これをシューズの特性と呼んでいます。
最近のシューズは、本当によく研究されていて良いシューズが多いので、体への作用が強くなります。
ですので、このシューズの特性とその人が持つ特性がマッチするということは、パフォーマンスの上でもケガの予防の上でも大切なことになります。
このシューズの特性は、基礎特性と同じ12個の特性に分類しています。
「どの特性がどのメーカーなのか?」とよく聞かれますが、そういうことではありません。
各メーカーのシリーズごとに特性が違うことが多いです。
逆に、同じシリーズであれば同じ特性であることが多いということです。
気に入ったシューズがあって、モデルチェンジしても同じシリーズを買う、という方も少なくないのではないでしょうか。
それはシューズの特性の変化がないからです。
ところが、アップデートの仕方や、素材の変化によって特性が変わることがあります。
プロの選手の中には、わざわざ前の型を取り寄せているという選手もいて、そのシューズを見せてもらうとモデルチェンジ後の型は特性が変わっているということがよくあります。
●自分の体と同じようにシューズにも特性がある
●同じメーカーでもシリーズが違うと特性が違う
●逆に同じシリーズでもモデルチェンジすると特性が変わることがある
こういった視点を持ってシューズを選ぶとまた違った選び方になるのではないでしょうか。
最近人気のHOKAONEONE(ホカオネオネ)の代表的なシリーズ「CLIFTON(クリフトン)」もモデルチェンジをして特性が変わっています。
SPEC Physical Performance Academyの平澤でした。
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