SPECでスポーツ能力開花!
山梨県昭和町のスポーツ花咲かセラピスト平澤です。
【ズレない身体とは?】
身体にしろ、パフォーマンスにしろ「ズレないでほしい」と思いますよね。
そんな時、ほとんどの選手が「変化しない身体」をイメージしているようです。
「何があっても変わらない身体」
確かにズレなさそうです。
でももう少しイメージを変えたほうがより本当の意味での「ズレない身体」になりやすいのではないかと思います。
例えば、こんなイメージです。
(『黒子のバスケ』30巻 、藤巻忠俊著、集英社)
「何かに合わせてることで乱れないってカンジだ・・・・・」
ではこのDFの選手たちは動かないでじっとしているかというとそうではありませんよね。
ボールや敵の選手などの状況に合わせて絶えず動いているはずです。
逆に、絶えず動いていなければ状況に合わせることはできないでしょう。
しかし好き勝手に動けばいいかというとそうではなく、そこには基準となるものと、それぞれを結びつけるものが必要となります。
この漫画では、火神という選手を中心に絆と信頼で結ばれることで乱れない連係プレーを作り出しています。
軸となる「基準」を中心に、それぞれが つながり、情報がスムーズに伝達され、状況に応じてフレキシブルに対応できる、乱れないためにはそんな要素が必要でしょうか。
ズレない身体もこれと同じだと思うのです。
基準となるのは、「どういった動きで身体の機能が高まるのか」という性質、つまり動作特性であり、これに合わせる必要があります。
そして、頭、手、足などそれぞれの部位はお互いの情報を共有できるよう伝達がスムーズに行われていることが大切になります。
これが、組織の癒着や硬結、循環の滞りなどがあると、情報が途絶えたり、変換されたりしてしまいます。
また、硬い筋肉や可動域の制限は対応できる幅を狭くしてしまいます。
身体がズレやすい選手は、このうちのどれか、あるいはいくつかが上手くいってないことが多いです。
ズレないために変化しやすい身体にするというのは反対な気がしますよね。
でも、36.5度の体温を保つのに、暑ければ汗をかき、寒ければ鳥肌が立つといった調整を状況に応じて行っているのと同じです。
先ほどのバスケのDFのように、絶えず調整を行っているからこそ一定に保てているのです。
もう一つ大切なことは、暑い・寒いを感じることができるのと同様に、自分の動作特性に合っているのか合っていないのかを感じられる感性を高めることです。
考えることも大切、それと同じくらい感じることもとっても大切なことです。
変化に対応できるフレキシブルな身体と「基準」を感じることのできる感性
そんなイメージで「ズレない身体」を捉えてみると違った景色に見えるのではないでしょうか。
SPECでスポーツ能力開花!
山梨県昭和町のスポーツ花咲かセラピスト平澤でした。
・なんで一つの動きで別のところの動きも変わるんですか?
・「合う」ってどういうこと?
・動作特性ってなんですか?
・身体の使い方の違いはなぜ生まれるのですか?
・パフォーマンスアップにどうしてSPECが必要なの?
・なぜ今まで「動作特性」という考え方が見つからなかったの?
・身体に合う使い方と痛みとの関係は?