HOT/COOL Player   自由市場と市民社会 京都大学教授 棚瀬孝雄
通報窓口設計の実務上の留意点について
森原憲司法律事務所/弁護士 森原憲司
企業法務の重要課題とインハウスローヤーによる取組み
(1)内部通報システムの構築――課題と対策
あさひ・狛法律事務所/弁護士 中原健夫
事業の信託に関する一考察
中央三井信託銀行法務部 田中和明
NBL-Square
 【NBL-Times】
 ①一民法学者が見た「耐震強度偽装事件」の問題点 横浜国立大学 今村与一
 ②執行裁判所の過失に基づく国家賠償責任につき、配当を受けられなかった差押債権者に5割の過失相殺を認めた高裁判決を破棄し、国が全額の責任を負うとした最高裁判決
  ――最一判平成18・1・19 弁護士 岡 正晶
 ③最近の消滅時効判例について
  ――2つの最判平成17・11・21を契機に 名古屋大学 中舎寛樹
 ④取得時効完成後に土地の譲渡を受けた第三者について、背信的悪意者に当たるかどうかが争われた事案
  ――最三判平成18・1・17 専修大学 福永礼治
 ⑤目的不動産の占有移転を伴わない買戻特約付売買契約の法的性質
  ――最三判平成18・2・7 弁護士 富永浩明
 ⑥知的財産権の担保評価
  ――最三判平成18・1・24に接して 日本政策投資銀行 鈴木 亮
 ⑦電子債権の法整備に関する法制審議会の審議が始まる 編集部
 【NBL情報】
会社非訟事件等手続規則の概要
最高裁判所事務総局民事局付 鈴木昭洋
著作権者からの削除要請に応じなかった掲示板管理者の民事責任
――東京高判平成17・3・3
弁護士法人英知法律事務所/弁護士 森 亮二
京都大学21世紀COEプログラム『アスベスト訴訟の国際比較』5-1
日本のアスベスト被害補償の問題点と解決の方途
――とくにアメリカ法との比較から
北海道大学教授 吉田邦彦
連載…………………………………………………………………………………………………
改正独占禁止法――実務家の観点からの考察
5 調査手続・処分の改正(下)
独占禁止法実務研究会
弁護士 渡辺惠理子/弁護士 島田まどか/弁護士 中島菜子
弁護士 宇野伸太郎/弁護士 中村由紀
ビジネス&ロー新しい不動産登記制度(10)
早稲田大学大学院法務研究科教授 山野目章夫
判例に学ぶ408――東京地判平成17・1・31
部下の女性営業部員に対するセクハラ行為によって営業本部長が懲戒解雇された事例
弁護士 野口恵三
新会社法関係政省令の概要(2)
―会社法施行規則総則、株式・社債、機関関係―
- 法務省 相澤 哲
札幌地裁(本庁)における個人再生事件の現状
- 札幌地裁 藤原 克彦/札幌地裁(現札幌家裁苫小牧支部) 中西 覚
決済システムをめぐる独占禁止法上の一考察
- 信州大学 嶋 拓哉
連載=倒産手続と担保<全国倒産処理弁護士ネットワーク編>
12 倒産手続における非典型担保(1)ファイナンス・リース
- 弁護士 片山 英二/弁護士 中村 閑
金融判例研究会報告
金銭債務の担保として既発生債権及び将来債権を一括して譲渡するいわゆる集合債権譲渡担保契約における将来債権の移転時期と譲渡担保権者の国税徴収法24条の物的納税責任(上)(東京高判平16.7.21)
- 東京高裁 井上 繁規
実務研究会報告
振り込め詐欺による振込の被仕向金融機関の対応(下)
- みずほ銀行 藤原 彰吾
[判決速報]
預金債権の仮差押えについて、預金取扱店舗として、同一銀行の本店および同一県内の13ないし17の支店に順位を付して表示する方式が仮差押債権の特定として十分か
(東京高決平17.10.5、原審=さいたま地決平17.7.27、参考決定=広島高裁岡山支決平16.12.15、原審=岡山地決平16.11.24)
[OPINION]
信託法改正要綱と民事信託
- 筑波大学 新井 誠
[リーガルNAVI]
アメリカ流の「信用状条件の厳格一致の法理」
- 帝塚山大学 飯田 勝人
[金融判例瓦版]
[法務BLOG]
融資管理の難しさ
■刑事裁判手続における被害者保護の諸問題5[大阪刑事実務研究会]
 刑事手続における和解に関する諸問題/小川育央
◆独占禁止法3条後段の主張立証にかかる試論
 -価格カルテルと入札談合の要件事実と立証方法の分析/酒井紀子
◆民事訴訟実務と制度の焦点―実務家,研究者,法科大学院生と市民のために24
 今後の法学教育と法律家の養成/瀬木比呂志
◆同時履行の抗弁に対する相殺の再抗弁―その許容性と効力/金 祥洙
◆イギリス医療訴訟における専門家証人の役割
 〔世界の司法~その実像を見つめて83〕/荒谷謙介
◆アメリカ合衆国アリゾナ州マリコパ郡上位裁判所における陪審員候補者選定,確保の状況
 〔世界の司法~その実像を見つめて84〕/野村 充
◆不渡異議申立預託金についての支払銀行の供託義務の有無
 〔銀行実務と民事裁判473〕/吉岡伸一
◆誤振込みをめぐる最近の判例について
 〔銀行実務と民事裁判474〕/菅野佳夫
判例紹介 全19件 (最高裁判例7件) 細目次は本号冒頭頁
--------------------------------------------------------------------------------
◆特  報
[憲  法]
1 (金沢地裁平17.5.30判決) 住民基本台帳ネットワークシステムに関する改正住民基本台帳法は,同システムからの離脱を求める原告らに対し適用される限りにおいて違憲であるとして,同システムからの原告らの離脱を認めた事例 [刑  法] 2(高知地裁平15.3.26判決) 元副知事らが,在任中の公的貸付けについて背任罪に問われた事例
--------------------------------------------------------------------------------
◆最 高 裁
[租 税 法]
1(最高裁第二小法廷平17.12.19判決) 外国税額控除の余裕枠を利用して利益を得ようとする取引に基づいて生じた所得に対して課された外国法人税を法人税法(平成10年法律第24号による改正前のもの)69条の定める外国税額控除の対象とすることが許されないとされた事例 [地方自治法] 2 「陣屋の村」補助金住民訴訟(最高裁第二小法廷平17.10.28判決) 1 町が公の施設を存続させるためその管理及び運営を委託している権利能力のない社団の赤字を補てんするのに必要な補助金を交付したことが地方自治法232条の2に定める公益上の必要を欠くとはいえないとされた事例2 地方自治法(平成14年法律第4号による改正前のもの)242条の2第1項4号に基づく住民訴訟における請求の放棄の可否 [民  法] 3(最高裁第二小法廷平17.11.21判決) 船舶の衝突によって生じた損害賠償請求権の消滅時効の起算点 [民事執行法] 4(最高裁第一小法廷平17.11.24判決) 同順位の根抵当権者の1人が提出した不動産競売事件の申立書の被担保債権及び請求債権の部分における「金8億円 但し,債権者が債務者に対して有する下記債権のうち,下記債権の順序にしたがい上記金額に満つるまで。」との記載が被担保債権の一部について担保権の実行をする趣旨の記載ではないとされた事例 5(最高裁第二小法廷平17.11.11決定) 根抵当権者が競売の申立ての際に提出した当該根抵当権の登記のほかに譲渡担保を原因とする同人への所有権移転登記が記載されている登記簿謄本とみなされる登記事項証明書と民事執行法(平成16年法律第124号による改正前のもの)181条1項3号の文書 [刑  法] 6 東京相和銀行不正増資事件(最高裁第一小法廷平17.12.13決定) 新株の引受人が会社から第三者を通じて間接的に融資を受けた資金によってした新株の払込みが無効であるとして商業登記簿の原本である電磁的記録に増資の記録をさせた行為につき電磁的公正証書原本不実記録罪の成立が認められた事例 [特別刑法] 7(最高裁第三小法廷平17.12.21決定) 労働安全衛生法15条1項にいう「特定元方事業者」の解釈適用が争われた事例
--------------------------------------------------------------------------------
◆憲法裁判例
[憲  法]
1(名古屋地裁平17.1.27判決) 国民年金法30条の4第1項所定の障害基礎年金の支給を受けていた者が,労働者災害補償保険法22条の4所定の遺族年金を受給することになった場合に上記障害基礎年金の支給停止を定める国民年金法36条の2第1項1号の併給調整規定は,憲法25条,14条に違反しないとされた事例
--------------------------------------------------------------------------------
◆民・商事裁判例
[民  法]
1(大阪地裁平17.9.26判決) 退職した元従業員を受給者として,年金原資である退職金に10%ないし7.5%の利息を付加して支給するという独自の企業年金制度を有していた会社において、既受給者全員の同意を得ることなく給付利率を一律2%引き下げたことが,経済情勢及び社会保障制度の大幅な変動,改定後の給付利率の相当性,改定手続が不相当とはいえないことに照らして許されるとされた事例 2(福岡高裁平17.5.18判決) 1 控訴に伴う執行停止の担保により担保される損害賠償請求権の法的性質と過失の推定2 控訴に伴う強制執行停止を申し立て,決定を受けたことについて,不法行為上の故意又は過失があるとした原審の判断が,控訴審において覆された事例 3(大阪地裁平17.2.14判決) ゴルフのラウンド中に,同伴プレーヤーに打球を衝突させて脳挫傷等の傷害を負わせた事故について,ショットをした加害者よりも前に出ていた被害者に6割の過失があるとされた事例 4(青森地裁弘前支部平14.4.25判決) S状結腸癌の治療のため大腸切除手術を受けた患者が手術後に多臓器不全により死亡した場合,医師に誤診,手術選択の過誤,説明義務違反の過失があるとは認められないとして,病院側の不法行為責任が否定された事例 [知的財産] 5(東京地裁平17.2.15判決) 1 商品の形態自体が不正競争防止法2条1項1号にいう「商品等表示」に該当するための要件2 商品の形態が商品の技術的な機能及び効用に由来する場合と不正競争防止法2条1項1号にいう「商品等表示」3 商品の形態が商品の技術的な機能及び効用を実現するため他の形態を選択する余地のない不可避な構成に由来する場合には,不正競争防止法2条1項1号にいう「商品等表示」に該当しないとされた事例4 商品の形態が商品の技術的な機能及び効用を実現するため他の形態を選択する余地のない不可避な構成に由来する場合には,その部分が類似することをもって両商品が類似であるということはできないとされた事例 [諸  法] 6(東京高裁平17.7.20判決) 「レッスンポイント制」を採用する語学教室において、受講生が契約を中途解約した場合に、解約精算金額を算定するに当たり、控除されるべき消化済受講料のポイント単価を、購入時の単価ではなく、役務提供済ポイント数以下で最も近いコースのポイント単価とするなどの消化済受講料精算規定が特定商取引法49条2項1号イに違反して無効とされた事例 [民事訴訟法] 7(広島高裁岡山支部平16.4.6決定) 国立大学医学部附属病院が同病院内で発生した医療事故の状況等に関し1文部省(当時)に報告するために作成した文書及び・同病院内で病院長等に報告等するために作成した文書がいずれも民事訴訟法220条4号ロ所定の文書に該当するとされた事例
--------------------------------------------------------------------------------
◆刑事裁判例
[刑  法]
1(東京地裁平17.9.15判決) 被告人が外国から電話で本邦にいる警察官に自己の犯罪事実を申告したとしても,刑法上の自首には該当しないとされた事例 2(札幌地裁平16.10.29判決) 特殊な診断方法により病気の診断ができたとして薬を処方し,投薬代金を受領した行為につき詐欺罪の成立が認められた事例
組織犯罪対策の本格的展開
組織犯罪対策の本格的展開
警察庁企画分析課長  坂口 正芳
--------------------------------------------------------------------------------
戦略的な組織犯罪対策の推進について
警察庁企画分析課理事官  猪原 誠司
--------------------------------------------------------------------------------
犯罪組織に係る犯罪収益等対策の推進及び新たな捜査手法の活用について
警察庁企画分析課課長補佐  蝦名 幸二
警察庁薬物銃器対策課課長補佐  滝澤 依子
--------------------------------------------------------------------------------
犯罪組織に係る各種諸施策の実施について
警察庁企画分析課課長補佐  久田 誠
警察庁暴力団対策課課長補佐  一瀬 裕文
警察庁薬物銃器対策課課長補佐  滝澤 依子
--------------------------------------------------------------------------------
外国人犯罪組織等の動向と犯罪インフラの現状
警察庁国際捜査管理官付課長補佐  小林 政夫
<警察政策研究会>
イスラム社会とフランスのテロ対策
 警察政策研究センター
--------------------------------------------------------------------------------
振り込め詐欺の現状と対策について
警察庁捜査第二課課長補佐  小栗 宏之
--------------------------------------------------------------------------------
罰金刑の新設等のための刑事法の整備についての法制審議会答申
法務省刑事局刑事法制企画官  久木元 伸
--------------------------------------------------------------------------------
実践的刑法講座(刑法各論)
第21講 公務の保護と国民の抵抗・防御権-国家の作用に対する犯罪(1)
大阪大学大学院法学研究科教授  佐久間 修
--------------------------------------------------------------------------------
刑事判例研究(391)
~覚せい剤使用事犯における「法定の除外事由」の法的位置付け
(東京高裁平成17年3月25日判決)~
法務省刑事局参事官  上冨 敏伸
■新会社法関係法務省令の解説(2)
株式・新株予約権・社債
□相澤 哲・法務省大臣官房参事官
□郡谷大輔・法務省民事局付
買収防衛策の導入に係る上場制度の整備
□飯田一弘・東京証券取引所上場部企画担当
■新会計基準の解説(2)
株主資本等変動計算書
□布施伸章・企業会計基準委員会専門研究員
■新会社法下における株主総会の実務(3)
非公開中小会社の株主総会対応
□増田健一・弁護士
□曽我部由佳・弁護士
会社法における内部統制システムの構築
□小舘浩樹・弁護士
□山神 理・弁護士
□戸倉圭太・弁護士
●NEWS●
□自民党の企業会計小委員会、証券市場改革案をまとめる
□日本公認会計士協会・日本税理士会連合会、「会計参与の行動指針」案を公表
□金融庁、改正銀行法等の施行期日を定める政令案等で意見照会
□金融庁、会社法等施行に伴う政府令案等を公表
□金融庁、財務諸表等規則の改正案を公表
□日本公認会計士協会、会社法等への対応で会計制度委員会報告の改正について公開草案
□ドン・キホーテ、オリジン東秀の公開買付けに応募
□平成18年1月定時株主総会の概況
◇スクランブル◇
   新会社法対応のための定款変更 
●「商業登記制度」に関する会員・読者解説会のご案内
金融機関役員のための新会社法必携(補遺)法務省令編
- 弁護士 堀 裕/弁護士 高木 いづみ/弁護士 野村 周央
信託法改正要綱の概要
- 法務省 中原 裕彦/法務省 村松 秀樹/法務省 富澤 賢一郎/
法務省 鈴木 秀昭/法務省 三木原 聡
実務研究会報告
振り込め詐欺による振込の被仕向金融機関の対応(上)
- みずほ銀行 藤原 彰吾
「会社非訟事件等手続規則」および新会社法等の施行に伴う関係規則の改正の概要
- 最高裁 大寄 麻代
[判決速報]
旧会社更生法(平成14年法律第154号による改正前のもの)78条1項1号に該当する行為についてした否認の効果が及ぶ目的物の範囲
(最三小判平17.11.8)
[OPINION]
競売手続と宅地建物取引業
- 弁護士 渡邉 雅之/弁護士 小林 賢
[リーガルNAVI]
貸金業法43条に関する最高裁のさらなる新判断
- 大阪大学 吉田 光碩
[金融判例瓦版]
[不動産登記と金融実務]
第12回・完 破産手続と不動産登記
- 日本生命 久保 壽彦
[法務BLOG]
取締役会非設置会社
判例特報
○宅配便事業を営む株式会社が、日本郵政公社の顧客に対する役務の提供ないしその取引先に対する誘引が私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律19条所定の不公正な取引方法に該当するとして、同公社に対し、その差止め等を求めた請求に理由がないとされた事例
 ──ヤマト運輸 対 日本郵政公社事件・第1審判決──
(東京地判平成18・1・19) 11
重要判例紹介
●○共同相続に係る不動産から生ずる賃料債権の帰属と後にされた遺産分割の効力
(最一判平成17・9・8) 39
◎甲銀行が、その取引先の乙に要請して乙からいわゆる「協力預金」として預入れを受けた定期預金につき、その要請に係る目的達成後、乙の申し出た解約を理由とする返還を拒絶したうえ、当該定期預金債権を受働債権とし、乙に対してその協力要請前に有していた貸付債権を自働債権として行った相殺がその全部について有効と認められた事例
(大阪高判平成17・9・14) 44
●Topics●
電子商取引上のトラブルを巡る一試論──わが国にも欲しい基本法──
弁護士・東洋大学法科大学院教授 國生一彦 2
◆民事法判例研究◆
相続開始から遺産分割までに遺産から生じた賃料債権の帰属
──最一判平成17・9・8本誌本号39頁── 上智大学教授 前田陽一 7
□金融商事判例研究□
取締役の善管注意義務および責任に対する割合的因果関係理論の適用の是非
──ダスキン株主代表訴訟第1審判決──
──大阪地判平成16・12・22本誌1214号26頁──
一橋大学大学院・新日本製鐵(株) 高橋 均 57
◇金融商事の目◇
M&A契約における表明保証違反に関する補償請求
西村ときわ法律事務所・弁護士 森 倫洋 1
☆ 特 集
振込をめぐる最近の判例と実務対応
1 振り込め詐欺資金における被害者の預金払戻請求権の代位行使
住友信託銀行コンプライアンス統括部 堂園昇平
2 誤振込と預金の相殺
新生銀行法務部・弁護士 階 猛
3 資金交付前に振込を実行した銀行が資金の欠缺を理由に振込依頼人の同意なく組戻手続を行った場合の、依頼人に対する不法行為責任
三菱東京UFJ銀行法務室 林 浩成
4 組戻依頼と補償合意
三井住友銀行法務部 三上 徹
5 盗難キャッシュカードで振り込まれた預金の払戻しと被仕向銀行の責任
東京スター銀行 渡辺隆生
千葉地裁民事法研究会Report⑥
大学が、新学年開始前に当該大学への入学を辞退した者に対し、納付された入学金を返還することの要否およびその範囲
千葉地方裁判所判事補 森田 淳
民法判例研究会
所有者から占有権原の設定を受けて抵当不動産を占有する者への抵当権に基づく明渡請求の可否等
中央大学法務研究科教授 本田純一
◆連 載◆
基本から考える⑩
詐害行為取消の絶対効と相対効
千葉地方裁判所判事 滝澤孝臣
総合判例解説 取締役の責任
融資に関する銀行取締役の責任
─プロジェクト資金の融資を中心として④
弁護士 廣田 聡
これだけは知っておきたい新会社法Q&A⑥
戦略部門編(その1)
弁護士 香月裕爾
信託法講座⑮
信託の目的と信託財産(1)
三菱UFJ信託銀行受託財産企画部 佐藤 勤
総合判例解説 預金払戻し
預金者以外の者への払戻しにおける銀行の責任(9)(完)
新海兵衞
粢田 誠
失敗に学ぶ内部管理体制
旧経営陣責任追及における調査からみた破綻金融機関の傾向について③
住商厚板マネジメント株式会社アシスタントマネージャー
(元株式会社整理回収機構関与者責任追及本部副調査役) 箕輪邦一
営業店からの質疑応答⑤
普通抵当権と根抵当権の違いは何か
経済法令研究会顧問 髙橋恒夫
銀行の証券仲介業務実務とコンプライアンス⑬(完)
話題の用語(証取法上の制度)
株式会社大和総研制度調査部 堀内勇世
◆コラム◆
法務時評
電子債権法制の立法作業の開始
慶應義塾大学大学院法務研究科教授 池田真朗
外為ガイダンス
管見・最新事例にみる条理による国際裁判管轄/準拠法適用の認定のグローバル性
経済法令研究会顧問 小原三佑嘉
弁護士が考える理想の金融マンとは⑦
銀行はサービス業
弁護士 萬年浩雄
Current Topics
◆判例紹介◆
金融商事実務判例紹介
組戻しと不法行為(佐賀地判平成17・10・7)/船舶先取特権の実行(仙台高決平成17・11・11)/適合性原則違反と不法行為(最一判平成17・7・14)/リファイナンスと利息計算方法等(東京高判平成16・9・28)/M&Aにおける表明保証責任(東京地判平成18・1・17)/共同相続不動産の賃料債権(最一判平成17・9・8)
HOT/COOL Player   今こそコンプライアンスに魂を吹き込め 弁護士 森原憲司
第一東京弁護士会総合法律研究所倒産法研究部会主催
パネルディスカッション
証券化取引と倒産手続に関する諸論点
弁護士 後藤 出/弁護士 井上 聡
モルガン・スタンレー証券会社証券化商品部エグゼクティブディレクター 岡本真友
弁護士 加藤 愼/京都大学法学部教授 山本克己
「審決取消訴訟(特許・実用新案)の進行について」の解説
知的財産高等裁判所第2部判事 岡本 岳
知的財産高等裁判所第1部判事 宍戸 充
知的財産高等裁判所第4部判事 髙野輝久
知的財産高等裁判所第3部判事 古閑裕二
システム開発委託契約において留意すべき問題
日比谷パーク法律事務所 弁護士・弁理士 上山 浩
三井住友銀行に対する勧告審決について
――金利スワップの販売にかかる優越的地位の濫用
公正取引委員会事務総局審査局第四審査主査 齋藤隆明
NBL-Square
 【NBL-Times】
 包括担保法制の見直しに向けて、法務省が研究会を設置 編集部
 【NBL情報】
京都大学21世紀COEプログラム『アスベスト訴訟の国際比較』
4 イギリスにおけるアスベスト補償
ランカスター大学法学部教授 ジェレイント・ハウエル
京都大学大学院法学研究科助手 見平 典 訳
連載…………………………………………………………………………………………………
米国ビジネス法のダイナミクス(3)
米国住友商事会社法務担当バイスプレジデント
ニューヨーク州・ワシントンDC弁護士 渋谷年史 
改正独占禁止法――実務家の観点からの考察
 ④ 調査手続・処分の改正(上)
独占禁止法実務研究会
弁護士 渡辺惠理子/弁護士 島田まどか/弁護士 中島菜子
弁護士 宇野伸太郎/弁護士 中村由紀
ヒューマン・リソース(HR)と法
――労働法最前線(5) 労働審判制度始まる
九州大学教授 野田 進
中国ビジネス法実務最前線(9)
中国における外商投資企業の労働管理
弁護士法人中央総合法律事務所/弁護士 小林幹雄
◆訴因と公訴事実(再論)/小林 充
◆更生保護のあり方を考える有識者会議中間報告/更生保護のあり方を考える有識者会議
■少年法の理論と実務2
 少年の年齢、保護者の意義等/廣瀬健二
■早稲田大学法科大学院「法律家になるための連続講演会」
 家庭裁判所の生いたち/植村立郎
◆老法曹の思い出ばなし(10)-最終回/倉田卓次
■民事訴訟実務と制度の焦点 
 -実務家、研究者、法科大学院生と市民のために23
  研究・教育者とそのあり方/瀬木比呂志
◆競走馬に関する基礎知識と法律問題/松尾知子
◆ドイツ連邦憲法裁判所・裁判(抽象的規範統制)傍聴記
 [世界の司法~その実像を見つめて82]/秋田智子
◆不正を看過した会計監査人の責任が肯定された裁判例
  -東京地判平15.4.14判時1826号97頁[商事法判例研究26]/大塚和成
■会社判例プラザ -服部榮三(東北大学名誉教授)監修
 18.自己株式取得に関し、平成10年時施行の商法違反に基づく
 株主代表訴訟の請求が認められた事例
 大日本除蟲菊株主代表訴訟第1審判決
  [大阪地判平15.3.5金判1172号51頁]/込山芳行
 19.取締役の職務懈怠による対第三者損害賠償責任
  [東京地判平14.12.25判タ1135号257頁]/服部榮三
判例紹介 全23件 (最高裁判例2件) 細目次は本号冒頭頁
--------------------------------------------------------------------------------
◆特  報
[倒産処理法]
1 (最高裁第三小法廷平17.11.8判決) 旧会社更生法(平成14年法律第154号による改正前のもの)78条1項1号に該当する行為についてした否認の効果が及ぶ目的物の範囲
--------------------------------------------------------------------------------
◆速  報
[商  法]
1(東京地裁平17.11.17判決) 生命保険契約が売買されたことに基づく保険契約者の地位変更同意請求に対し、生命保険会社には保険者契約者の地位の譲渡を同意すべき義務がないとされた事例 [刑  法] 2(札幌高裁平17.8.18判決) 死者を隠避させる行為と犯人隠避罪の成否
--------------------------------------------------------------------------------
◆最 高 裁
[租 税 法]
1(最高裁第三小法廷平17.11.8判決) 昭和62年の非上場株式の取引に係る個人の所得金額の計算に当たり同株式を1株当たりの純資産価額を基に評価する場合に資産の時価と帳簿価額との評価差額に対する法人税額相当額を控除して純資産価額を計算すべきであるとされた事例 [地方自治法] 2(最高裁第一小法廷平17.11.17判決) 普通地方公共団体の財産の適正な対価によらない譲渡又は貸付けに係る地方自治法237条2項の議会の議決につき適正な対価によらないものであることを前提としてされることの要否
--------------------------------------------------------------------------------
◆行政裁判例
[行政争訟法]
1 住民票コード附番処分取消訴訟控訴審判決(名古屋高裁金沢支部平17.2.23判決) 富山市長が住民基本台帳法30条の2第1項に基づき富山市住民である控訴人らに住民票コードを付与した行為は行政事件訴訟法3条2項にいう「行政庁の処分その他の公権力の行使に当たる行為」に当たらないとされた事例 [国家補償法] 2(名古屋地裁平16.8.26判決) 未決勾留中の拘置所において種々の違法行為を受けたと主張する原告の国家賠償請求が棄却された事例 [地方自治法] 3(甲府地裁平16.4.13判決) 地方公共団体が事業の経費をまかなうために金銭を借り入れることにしたが、予定どおりに事業が進捗せず、当該年度及び明許繰越可能な翌年度においても支出の見込みがないのに、借入れをし、2会計年度経過後にこれを隠し口座に預金したため、後に貸主から融資の特約条項違反を理由に繰上償還を求められた場合において、虚偽の事実を申告するなどして借入れをした長に善管注意義務違反が成立し、繰上償還に伴い発生する利子が地方公共団体に発生した損害になるとして、住民の長に対する損害賠償代位請求が一部認容された事例
--------------------------------------------------------------------------------
◆労働裁判例
[個別的労働関係]
1(広島高裁平17.2.16判決) 合理的期間を徒過した年休の時季変更権の行使は無効であり、欠勤を理由とする給与減額、訓告及び教務主任の命課換えが違法であるとして慰謝料請求が認められた事例
--------------------------------------------------------------------------------
◆民・商事裁判例
[民  法]
1(福岡高裁平17.1.27判決) 1 建物の不同沈下が生じた場合に、過失相殺の類推適用により建築主(発注者)に4割の責任が認められた事例2 不法行為(地盤沈下)による損害賠償請求権の遅延損害金の起算日 2(東京地裁平16.7.30判決) 1 スキューバダイビングツアー参加者が潜水中に溺死した事故について、ツアーガイド、及びその雇用者に不法行為責任が、また、ツアー主催者にはツアー契約に基づく安全配慮義務違反の責任がそれぞれあると認められた事例2 スキューバーダイビングツアー参加者が潜水中に溺死した事故について、過失相殺の主張が排斥された事例 3(東京地裁平17.9.26判決) 銀行が受取人の銀行口座に誤振込みされた預金について受取人に対する貸付債権をもって相殺したことにより振込依頼人に対して誤振込金相当額の不当利得返還義務を負うとされた事例 4(名古屋高裁平16.5.12判決) 犯行当時少年であった者の犯行態様・経歴等を記載した記事を実名類似の仮名を用いて週刊誌に掲載したことにつき、名誉又はプライバシー侵害による損害賠償責任を否定した事例 5(千葉地裁木更津支部平17.5.12判決) 人格権に基づく安定型産業廃棄物最終処分場の建設・使用・操業の差止請求が認められた事例 6(長崎地裁平17.10.18判決) 相続財産中の可分債権について、その帰属者及び帰属の範囲が未確定であったとしても、共同相続人の1人が調停期日に出頭せず、遺産分割の対象とされる余地がないときは、各相続人は、その法定相続分に応じて独立にその債権を取得し、行使することができるとされた事例 7(名古屋高裁平15.3.17決定) 遺産全部について、民法907条3項の「特別の事由」があるとされた事例 [商  法] 8(東京高裁平17.2.2判決) 遺産全部について、民法907条3項の「特別の事由」があるとされた事例 9(名古屋高裁金沢支部平13.8.29判決) 自動車運転中の被保険者がトンネル入口のコンクリート門壁に正面衝突して死亡した場合、「急激かつ偶然な外来の事故」によって生じたことの立証は尽くされていないとして、傷害保険金の請求が認められなかった事例 [諸  法] 10(福岡高裁平17.5.12判決) 区画漁業権放棄の対価として漁業協同組合が取得した補償金の同組合所属の各組合員に対する配分に関して、組合員の理事らに対する損害賠償責任が否定された事例 11(東京地裁平15.12.19判決) 定額郵便貯金の払渡しにつき郵便局の窓口担当者の過失を認定した事例 [民事執行法] 12(東京高裁平17.7.6決定) 区画漁業権放棄の対価として漁業協同組合が取得した補償金の同組合所属の各組合員に対する配分に関して、組合員の理事らに対する損害賠償責任が否定された事例
--------------------------------------------------------------------------------
◆刑事裁判例
[刑  法]
1(札幌地裁平16.9.27判決) 賃貸マンションの所有会社の代表者につき、同マンションの居室において発生した室内湯沸器の不完全燃焼による一酸化炭素中毒事故発生に対する予見可能性が認められた事例 [特別刑法] 2(佐渡簡裁平17.10.12判決) 内水面である河川においてさけ2匹を採捕した事件で、犯行場所は海面である旨の主張を排斥して罰金刑を言い渡した事例