こんばんは。白衣を脱いだ広島の薬剤師あかねです。
東京では連日40人超の感染者という報道がされていますが、私の住んでいる地域では、新型コロナウイルスについて話題が一段落しているように感じています。
ただ時短営業をされている飲食店があり、いつまでこれが続くのかなぁ~、いや時短に慣れて以前の営業時間に戻りたくないかも・・・ということが浮かびました。
これって飲食店だけのことではありません。
時差出勤やテレワークに馴染んだ人からは戻ることへの違和感が出ています。
通勤時間で捨てている価値を知る
就労支援をしている時に驚いたことがあります。
それは首都圏の人との通勤にかける許容時間です。
私の住んでいる地域では、30分前後で、よほど魅力がないかぎり1時間かかる店舗はNGでした。
しかし首都圏から移動して来られた人は1時間でもOKなのです。
これって、日頃の通勤にどれだけの時間を費やしていたかが分かります。
1日24時間は、どの地域に住んでいようが同じです。
通勤に1時間費やす人の場合、往復で2時間つまり自由に使える時間が22時間になります。
これが1カ月で50時間(25日勤務で計算しました)つまり1日以上の差が生まれるんです。
今回リモートワークで2か月通勤時間が不要だったことで、3日以上自由に使える日が増えました。
だから「1日が長く感じる」「1カ月が長く感じる」は間違ってなかったのです。
だって61日が64日になったのですから。
これが、1年続くと・・・25日増えることになるんです、怖いっ!
生産性が改善しない理由
通勤って疲労度を測る指標になるかもしれないと思っています。
通勤には
- 1時間以上費やして、満員電車を利用する
- 満員電車を避けるため、出社時間を早める
実労働を開始する前にすでに数時間働いた状態になっています。
そしてそんな疲れた状態で来社しても生産性は改善しません。
その上帰宅までが仕事と考えると何時間労働したことになるのでしょう。
残業の毎日になりますねぇ
ちなみに・・・
15時間以上働いた人の生産性は、酔っ払いが働いたくらいの生産性だそうです。
まとめとして・・・
個人は
今までは、働きたい企業がある場所に通わなければなりませんでしたが、これからはリモートワークの時代です。
時間の使い方を見直すチャンスです。
企業は
新型コロナウイルスの影響を受け収益がダウンしています。
無駄な経費を見直す絶好のタイミングです。
それは、従業員の交通費やオフィスの維持費など。
また、オフィスを固定することで失っている人財がいるかもしれません。