2009年製 Core 2 Duo ノートパソコンにWindows10を入れたらどうなるのか?
という検証を行っています。
その結果を先に書くと 「充分使えます。」
ノートパソコンのスペックは
CPU:Core 2 Duo P8700 2.53GHz
チップセット モバイル インテル GM45 Express チップセット
ストレージ容量 120GB
ストレージタイプ Serial ATA
メインメモリ(標準) 1024MB
メインメモリ(最大) 4096MB
これをWindows10にするための準備をします。
まず、メモリを最大の4GBにアップしました。
ストレージは標準では遅いと思いますが、どれぐら遅いかをみるためそのままにします。
インストールOS詳細 Windows Vista Business です。
これではWindows10にアップ出来ないので、別途Windows7のライセンスを購入します。
Windows10にアップグレードの手順は
購入したWindows7 Proをインストールします。
*この時の想定外の出来事
・標準LANコントローラーのドライバーが当たらない。
・だからネットに接続出来ないので、ライセンス認証が得られない。
この対策としてPCIカードスロットで使えるLANカードのドライバーとインストールしてLANポートを確保する。
これでネット接続が出来て、ライセンス認証画面に入れたが、ライセンス認証が出来ない。
これまで購入したWindows7のライセンス認証は何
度かやりましたが、出来ないのは初めてです。
ライセンス認証出来ない画面に、他の認証方法で電話による認証があったので、表示された電話番号へ電話しました。
てっきりオペレターが出ると思っていましたが、音声ガイダンスです。
この音声ガイダンスの案内とライセンス認証画面を操作して無事にライセンス認証が出来ました。
これでWindows10 64bitへのアップグレードの準備が出来ました。
Windows7からUSBメモリに入れているWindows10アップグレードのセットアップを叩いて進めます。
予想される問題点は
Windows7で入らなかったLANコントローラーが認識するかどうかです。
たぶん行けると思いながらセットアップを進めて、無事にWindows10がインストール出来ました。
心配したLANコントローラーも認識しています。
標準のHDDの状態で使えるレベルかどうや起動してみます。
使えないほど遅くはないが、他のパソコンを全てSSD化しているので、けっこう遅いと感じます。
しかし、遅いけど起動して、WEBを見たりするのは出来るので、次はHDDをSSDに入れ替えます。
ここでまた想定外の出来事が発
生しました。
パソコンがSSDを認識しません。
複数個のSSDで試しましたが、ダメです。
原因はパソコンのSATAのソケット形状がSSDのソケットがきっちり入らないからです。
だから問題はパソコン側にあります。
これを回避する方法を考えました。
SSDはダメでも先に買った玄人志向 セレクトシリーズ mSATA SSD SATA変換アダプターではどうだろうか?
やってみました。
SSD SATA変換アダプターではきっちり入って乗せているmSATAが認識されています。
やったぜ!!
これでこのmSATAにクローンを作ってHDDと入れ替えました。
そして起動は
早いです。 劇的な変化ですわ。
WEB閲覧やYouTubeの再生はまったく問題がありません。
フリーのOfficeを入れて起動しましたが、動作も速くて快適です。
これで2009年製Core 2 Duo P8700 2.53GHzモデルが蘇りました。
今日はこれにLTSpice64をインストールします。