札幌 西野のアロマサロン オレンジと紫の須田まほです。
前回、富良野の富田ファームで見つけた小さな精油の瓶に感動したことを書きました。
なぜアロマセラピストになったのか～ アロマとの出会い 富良野
心機一転、大阪での新生活はすべてが衝撃的でした。
高層ビルの高さ、交通量の多さ、人々の声のでかさ (みんな怒ってるのかと思った。笑）
自然の音と澄んだ空気の中で過ごした私には、埃っぽい空気と人工音や人の騒がしさは落ち着かなかった。
大阪の方々すみません。
でも初めて見た大阪の桜はすごかった！
蝦夷桜と違い、大きな花びらとそのボリュームは迫力が違う。
その大きなピンクの綺麗な桜並木はずっと見ていても飽きない。
大阪の街そのものが綺麗なピンク色になり、暖かい日差し。これからの私の人生そのもの♪ なんて思ったりしました。
暖かい楽しい気持ちで生活は始まりましたが、慣れない大阪というところは、何かふわふわしたした感じでいつまで経っても落ち着かない場所でもありました。
慣れない結婚生活は、幸せなのは幸せ。その中に漠然とした不安がいつもどこかにある。
そんな気持ちで生活するようになりました。
そして、それは現実になりました。
きっと本当に幸せだったのだと思います。
だけど、私はその「幸せな日々」というものに全く慣れていなかったのです。
本当に結婚生活が終わってしまいました。
本当にあっという間(笑)
今から思うとおもしろいくらいあっけなかったです(笑)
その頃、私はとても勉強になる大きな総合病院に就職することができていて、新人ナースとして頑張っていました。
口腔外科・整形外科・呼吸器科・外科・泌尿器科の混合病棟。ケモやオペ出しなど混沌としてたけどとても勉強になる。その病院を手放したらもう二度とこんな環境が整ったところには就職できない。
もう少しここで勉強したいという気持ちと、格好良く結婚してこんなすぐに札幌には戻れない。
格好悪い。
そんな両方の気持ちでしばらく一人で大阪で暮らすことを決めました。
そして、大阪にいればもしかしたら復縁できるかもしれない。そんな気持ちもありました。
あと３年頑張ろう。
一人で暮らすと決めた大阪。
彼は、札幌に帰らないことに驚いていましたが、札幌の病院事情や今の仕事の環境を話すと理解してくれました。大阪で買い替えた家電は古いものはまだとってあったので買い足すものもほとんどなく、ただ、テレビだけは なかったので手軽な15型のテレビを買いました。
初めて一人になりその新しい部屋に入った時、
シーンという静けさに押し潰されそうになり、このままでは気がおかしくなってしまいそうで、慌てて必死でテレビの段ボールを開けて、必死で配線をつなぎ、テレビをつけました。テレビの音が鳴り、ほっとしたのを覚えています。そして、お笑いの番組を大きな音で流しました。
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