大吉原展から始まり
隅田川の桜
清澄白河からの
亀戸天神の藤まつり
お江戸文化に触れた今月でしたが
締めくくりはやはり歌舞伎座。
四月大歌舞伎夜の部を観ます♪
千穐楽に観るのは確か2回目?
正面入り口前も早くから賑わい
みんなニコニコしています。
もちろん私もその1人
「於染久松色読販」「神田祭」「四季」
於染久松と神田祭の組み合わせは
歌舞伎座で観たことあり。
3年も前だったのですね。
コロナ禍で一席空けての座席でした。
そしてまあ雨とはいえ
歌舞伎座正面に人のいないこと…
この時は開演前にビッグカメラでBluetoothイヤホンを見に行ったと書いてあるけれど
今日の私はBluetoothスピーカーを見に行っていました。有楽町から銀座へと早足で歩いて~
歌舞伎座地下で待ち合わせた友人と合流。
木挽町広場も賑わっています。
早めに席に着いてゆっくりしましょうと
開場後まもなく中へ。
歌舞伎座やっぱり
落ち着く場所ですね
今日の席はこちら。
「於染久松色読販」
前回も思ったけれど~
主役お2人出てくるまでが
割と長くて待ちくたびれる感
漸が営む煙草やの住居の場面に。
なんだか~三階席からだと暗い。
前回は二等席1階後方からでした、
玉三郎さんのお美しいこと‼️
そして~
遅れて登場の仁左衛門さん
かっこいい‼️
月並みな表現になってしまうけれど
群を抜いて素敵です
錦之助さんの山家屋清兵衛よかった!
でもこの人は確かお染のいいなずけでは?
質屋油屋はお染の家?
野菜売りの久作って~久松の親代わりの?
「野崎村」の記憶が邪魔して
ストーリーの流れはあんまりでしたが
お六と喜兵衛の小気味のいいやり取り。
悪だけど許せちゃう2人が
籠を担いで退場するバラエティ
愉しい~
幕間には友人が買って来てくれた
京樽のいなりと海苔巻を。
続いての神田祭
ぱっと明るい舞台
仁左衛門さん舞台手前に✨
胸がドキドキしたのは
観ている人全員だった筈!
玉三郎さん登場
この舞台が観れて本当によかった~
しあわせです。
なんかもう
比べるの違うレベルでしょう⁈
追従する役者さん
残念だけどまだいない
所作の一つ一つに魅せられます。
前回遅れて入場する事になってしまい
ずっと悔しい思いでした。
歌舞伎座で再演して頂けて
もちろん拍手万雷‼︎
ここからは集中力少し抜いて
ゆっくり楽しみましょう。
「四季」
トップの春「紙雛」
内裏雛には愛之助さんと菊之助さんが。
仲睦まじく綺麗でしたが
もう少し2人の踊りとかあったらなぁ。
大文字焼きが背景に美しい夏の
「魂まつり」
橋之助歌之助さん兄弟に児太郎さんと
若手勢揃いで目があちこちに。
芝翫さん花道から登場で
これから!と思いきや~短めでしたね。
秋「砧」
女性の謡い手さん?とお琴が2人づつ
初めて見る編成~風情あり。
中国服に長い髪を垂らした女性は
孝太郎さんの若妻。
夫を想い帰りをひたすら待つ
焔のような情念を感じました。
冬は「木枯」
序盤からのクルクル回転に目を奪われ
アクロバティックな動き
これも歌舞伎役者さん?
リフティングまで
お見事です‼︎
「音羽屋~」の大向うは松緑さん。
茶色いお顔に薄い化粧でわからず~
そして息子左近さんの木の葉の精が
たおやかで可愛らしくて
ダントツ目を惹く存在でした
だもんで莟玉さんらがちょっと
霞んでしまったかも‥
左近さんの女形また観てみたい
応援しちゃいましょう。
終演は7時半過ぎ🕢
集中途切れず鑑賞
3月下旬の🇺🇸旅行から始まり
私にしては賑やかに
あちこち出かけた4月でした。
来月からはまた地道に頑張らねば
来月の團菊祭は昼の部を
半ば過ぎに観るのを楽しみにしています♪