2/13(木)
次に訪れたのは国立天文台VERA小笠原観測局。
電波望遠鏡
東京都小笠原村父島の小笠原局
この4局に2ビームの電波望遠鏡を設置し超長基線電波干渉法(VLBI)という手法を用いて天体の正確な位置や姿を追っているそうです。
この4局に2ビームの電波望遠鏡を設置し超長基線電波干渉法(VLBI)という手法を用いて天体の正確な位置や姿を追っているそうです。
初寝浦展望台へ向かいます。
駐車場の近くにこんなものが。
戦時中、日本軍が軍施設を小学校にカモフラージュ(小学校は攻撃しないだろう)するひとつの道具として施設に二宮尊徳像を立てたとのことですが、外人が二宮尊徳わかったのかなあ(笑)
首がないのは米軍が切断したとか。
初寝浦展望台へ向かう遊歩道の途中にあった日本軍の発電設備建物。
中に入ってみると
米軍の艦砲射撃で飛んできた鉄球が貫通した壁
写真は撮っていませんが発電機やエンジンの土台もそのまま残っていました。
生々しい戦争の傷跡はいたるところにありますが、建物自体は全然朽ちておらず当時としては相当頑丈な造りだったことが伺えます。
しばらく歩くと初寝浦展望台に出ました。
初寝浦
キレイな入江ですね。
近くから海岸まで下りられるそうですが、ツアーなので時間がないし戻りが大変そうですね。
走ってるとこんな標識が。
アカガシラカラスバトのイラストです。
国の天然記念物でレッドリストの絶滅危惧IB類に指定されてます。
残念ながら道路からは姿を見ることはできませんでした。
中央山の東側一帯はアカガシラカラスバトサンクチュアリとしてフェンス等により人や外敵が侵入しないよう厳重に管理されていました。
このエリアはアカガシラカラスバトをはじめとする固有種や希少種が多くみられる地域だそうです。
サンクチュアリ入口門扉
(写真が撮れなかったので林野庁関東森林局のHPより)
門扉やフェンスは野ヤギや野ネコが侵入できないよう忍び返しになってます。(特に野ネコが大敵)
この門扉の向こうに入口があります。
入口の様子
(中に入っていないので環境省のHPよりお借りしました)
東京都認定のガイド同行でサンクチュアリ内を山歩きするツアーもあります。
次に夜明道路脇に車を停めて山道を歩いて登ります。
途中から百数十段のガタガタの石段?階段?です。
ミニミニ山歩き的な感じです。
やっとたどり着いたのは
中央山山頂319mから二見湾方面の眺め
南はジャングルだけなので風光明媚な眺望は望めません。
山頂にも砲台かレーダー類の回転基礎ですかね?
日本軍の戦跡がいたるところにあります。
旭平展望所を出てからの観光ルート
夜明道路まで下山後、夜明道路の南の終点の先にある小笠原亜熱帯農業センターへ。