過去は宝物♡とは言えなくても | ✧︎*。いよいよ快い佳い✧︎*。

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主人公から見ても、悪人から見ても、脇役から見ても全方位よい回文世界を目指すお話


昨日、母としみじみ話しました。

今思うと、よく乗り切れたよね、って。

神さまは乗り越えられない試練は与えないと言うけど(実際には外側の神さまは与えていないと私は思う)、
それにしたって色んなことが重なりすぎた。

ありすぎて記憶ないけど、と爆笑し合う(笑)


『監察医朝顔』を観ていて、
そうなんだよ、幸せも試練も、なぜか畳み掛けてくるのよな、って笑い泣き

朝顔では、
旦那さん左遷になり、ワンオペ。
頼りになるお父さんも引っ越してしまいもしかしたら認知症かもしれず、ひいおじいちゃんは今際の際、娘は差別されていじめられて、大黒柱の解剖教室の教授も辞めてしまった。


一気に来る。
一気にヽ(;▽;)ノ


小出しで来てもしんどいけど、
これでもかこれでもかああ!と、
地獄の閻魔さまも、勘弁してやんなさいよとおっしゃりそうな怒涛の試練。


振り返ると、記憶は飛び飛びだけど色々あったから、今が一番自由で、息が出来る。


お金の不安、人間関係の苦しみ、
親族、他人問わず襲い来る劣等感、
明日が来る恐怖、一年後の自分の状態、
死ぬまでの道のりの絶望的な長さが
ほとんど無くなっているからなんです。


何かにつけて心配するのは、
もう生活習慣病なのでありますが(笑)


立ち止まって周りを見て感動したり、
好きなことを思いきりしたり、
誰かの目を基準にしないで生きられるのは
どんなに夢のような状況だろうか。


今、コロナで外に出られないことより、
外に出たくないのに出なければならない昔のほうが苦しかった。

人と話すのが怖いのに、話さなければならない昔のほうが途方もない時間だった。


話したいな、会いたいなと思える今が、
出かけたいと思える今が、

人間皆鬼! みたいに見えない今が、

幸せだな、と、コロナ騒ぎから一年経ってもやはり思うのです桜


あのしんどい学生時代に今の騒ぎがあったら、おそらく私は胸を撫で下ろしてしまった。


ああ良かった、学校に行かなくて済む。
ああ良かった、バイトに行かなくて済む。
ああ良かった、誰とも会わなくて済む。


しょうがないよね、世界的にこんな事態なんだから!って、大手を振って社会と関わらない理由に安堵する自分に、


猛烈な罪悪感でまた潰れるであろう(笑)



人が亡くなっているのに、困っている人がいるのに、大変な状況のなかで頑張っている人たちがいるのに私は、って。
だから私は駄目なんだって。


それでいいんだよ、何を感じてもいいんだよなんて許すことは、とても出来なかった時代だから。



だから、すごく矛盾しているのだけど、
おかしいかもしれないけど、
私は、今感謝している。


自分の人生の嵐と、コロナの世界的嵐を一緒くたにして混乱の極みにいないことに。


色んな方に、ありがとうございますと心底言えることに。

自分に出来ることが、一つでもあると信じていることに。

生きていられて有難いと言えることに。



みんなが、一人残らずみんなが、元気であって欲しいと願っている心があることに。



今、私は人生の虹の存在を見ている。


限られた場所だけにしか架からないなんて、チンケで小さなものなんかじゃない。


虹とは、同時多発して地球を跨ぐ、デッカイデッカイ、神さまの道なのだ虹



七色もあるんだから、
必ずどれかの色があなたの救いになる乙女のトキメキ