私が牛乳を飲むことをやめてから30年近くたちます。
きっかけは、花粉症の検査で牛乳に陽性反応が出たから。
もともと好きじゃなかったから、飲まなくていい正当な理由ができて
ラッキーだと思いました。
それ以来、ごくたまに飲むカフェラテとかに入っている以外は、
牛乳として飲むことはなくなりました。
そして、妊娠、出産。。。。
私自身が粉ミルクで育っていたので、母乳育児はあこがれでした。
産後すぐに、読んだのがこの本
ここから、自然派育児が始まりました。
お母さんの食べたもので、母乳の質は変わります。
パンを食べ過ぎると、息子の肌に、小麦の反応が出たので、
授乳中は、小麦製品を摂ることをやめました。
私が、カレーを食べると、息子は、おっぱいから顔をそむけました。
甘いものを摂りすぎると、ぐずりました。
私の食べ物によって、おむつかぶれや下痢がおこることがわかりました。
生まれてすぐの赤ちゃんでも、こんなに味覚に敏感で身体は反応するという
ことがわかりました。
逆に言うと、私が食べるもので、息子の身体をコントロールできることが
わかり、子育てがとても楽でした。
元来、凝り性なので、動物性を一切やめて、玄米菜食生活に入りました。
一人でこの生活はきつかったけど、母乳育児仲間が周りに偶然たくさん
いたから、このマニアックさは、加速していきました
長男は、一才半、次男は一才で卒乳しました。
牛乳は、牛の赤ちゃんの飲み物です。その牛でさえ、大きくなると
お乳はのみません。
なのに、大きくなってもお乳を飲み続けている人間はどうなんでしょうか?
質のいいおっぱいを出すのに、あれだけの管理が必要だったのに、
何を食べて育ったのかもわからない牛のお乳を子どもに与えることは、
私にはできませんでした。
小学生になると、学校給食が始まりました。
ご飯といっしょに牛乳を飲みます。
うちは、アレルギーがありますという理由をつけて、牛乳を止めてもらいました。
最近の学校は、アレルギーに対して理解があるので、問題なく受け入れて
いただけました。
カルシウム不足が心配と思われる方は、小松菜やホウレン草、ブロッコリー
などの緑葉野菜やひじきなどが乳製品より吸収しやすいカルシウム源です。
牛乳を30年飲んでいない私の骨密度は、昨年の検査では、20代前半並み
でした。
息子の身長も、決して大きくはないけれど、15歳で、170センチ。
12歳で150センチ弱あります。
まだまだ、長男も伸びているので、牛乳を飲まないことに対するデメリットは
みつかりません。
逆に、牛乳を飲むと骨そしょう症になるという意見もあります。
以下、真弓定夫先生のお話から~ ⇒ ☆
牛乳を飲むと血液中のカルシウムが急激に上昇。
人体は体内のバランスを保つために余剰のカルシウムを体外に排出しようと
する。この際、カルシウムだけでなくその他様々な栄養素も一緒に排出され、
これが「骨粗しょう症の原因」となる。
人間や牛の赤ちゃんがどうしてお母さんの乳を飲むか?それは大人のものをまだ食べられないからですね。
牛に限らずすべての哺乳動物は、ものが食べられるようになるまでお母さんの
乳を飲みます。
離乳期を過ぎて乳を飲む生物は人間だけ、しかも、牛の。
乳は赤ちゃんのためにある。
牛乳をやめろとは言いません。
牛乳は健康には欠かせないという認識は捨て、飲むならば、嗜好品として
飲むことをおススメします。
そして、乳牛の実情を、ひとつ前の記事の動画でお時間許す方はご覧ください。