“ニュー・ヴィンテージ・ショウ” | ラフラフ日記

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チャラン・ポ・ランタンと愉快なカンカンバルカン ツアー2017-18 “ニュー・ヴィンテージ・ショウ”
2018年1月14日(日) Zepp DiverCity




チャラン・ポ・ランタンのライブに行ってきた。実はこの日、NHKホールでエレカシの新春ライブがあった。すごく悩んだけど、エレカシは大阪に行くことにして(前の記事参照)、この日はチャラン・ポ・ランタンに行くことにした。エレカシ新春ライブを大阪にした理由のひとつだ。といっても、NHKホールのエレカシはチケットなかなか取れなかったみたいなんだけど。

体調不良ながら大阪まで行ったのもあって、この日もまだ体調が万全でなかった。スタンディングだし。だから結構、ぼーっと観ちゃったのもある。
(前日のプププランドのインストアライブも行けなかったんだよな~)



バナナマンから花来てるー! 棚橋選手からも!

昨年11月に発売されたニューアルバム『ミラージュ・コラージュ』は、すぐに心を掴まれた『女の46分』や『テアトル・テアトル』に比べて、そこまでのめり込めなかった。けれど、何かじんわりくるものがあって、キャッチ―よりもポップに比重があるのだろうか。いや、でもやっぱり、キャッチ―だよなぁ。

なんとなく、チャラン・ポ・ランタンが、「笑う側」から「笑われる側」も引き受け出したって感じがした。
とても大切で愛しいアルバムかも知れない。

やっぱ、カンカンバルカンは最高でね。
音の厚みや表情の豊かさが増してる! 新メンバーも入ったしね。

そして、ももちゃん貴方がいなきゃだめよ感が増している!!
今までは、小春さんが引っ張る綱の上で自由に飛び回ってる感じだったのが、ももちゃんもぐいぐい引っ張っていて、綱引きになってた。

思い出を刻まなければ、「曲」にならない。
思い出を刻んで、そうして「曲」になる。


そんなことを小春さんは言っていた。

チャラン・ポ・ランタンのライブはじめて来てくれた人!?と聞いて、嬉しそうに喜んでいた二人が今日は違った。とにかくチャラン・ポ・ランタンを知って欲しい、その一心で今までは突っ走って来たかも知れない。けれど、それだけではダメなんだと。思い出を刻まなければと。

これは、小春さんが Mr.Children のライブに参加したこともかなり大きいと思う。
あのモンスターバンドの音楽を体験して、感じたことがたくさんあったんだと思う。

私は、ライブに固定客ばかりというのは、どちらかというとマイナスなことだと思っていた。新しいお客さん、若いお客さんが常にいるようなライブでなければダメなのかと思っていた。

けれど、何度も何度も同じアーティストのライブに足を運んで、思い出を積み重ねていくことは、すごく素敵なことで、その曲が大きくなっていくことなんだなと思った。

エレカシもあゆもアニバーサリーだけれど、それってとっても素敵なことなんだね。

チャラン・ポ・ランタンの音楽が次の景色を見ようとしていた。